2013年ゼミ・大学院「文化研究」

Post date: Apr 13, 2013 6:43:56 AM

■学部ゼミ幹事長 岩木美香

■参加者(学部)

金城勇作「住民を無視して進められる国家権力の発露に抵抗する人たち、事例研究、3月の台湾訪問で訪ねた楽生園コミュニティ。どうしてこういうことが起こるのか。反対運動に参加した多くの学生たちが、運動に組み込まれる過程や運動のプロセスに関心」

上江洲拓也「環境運動、国際的な運動の形成、他の地域や国ではどう展開されているか。森や海ではなく「暮らし」が脅かされたり暴力に晒されるところに権力と人々の構図があると思う」

岩木美香「(1)ナショナリズム、アイデンティティ。人種抗争のコンテクストを理由に自分の紹介を使い分けるパキスタンの友人との出会い。(2)アフリカ、低開発国と先進国の関わり。(3)宗教の問題。生まれたときから宗教が軸となって育った人の存在に気付く。国家の政治問題化するかどうかの違いはどこにあるのか」

佐久田鈴花「差別がおこる仕組みを解析したい。人種的・外見的な特徴が無くても成立する差別の事例を採り上げることで、心理的な側面に関心がある」

平安名健吾「海洋博の経緯と沖縄の貧困についてゼミ論で採り上げた。現在、自分がやるべきことを考え中」

石谷侑也「お笑い米軍基地が題材。権力関係、精神分析と政治の交差点に関心」

■参加者(大学院)

津波典泰「ファッションを抵抗との絡みから考える。東南アジアでのフィールドワークを希望」

佐久本かな「沖縄近代文学、作品はまだ未定」

真栄平和歩「定時制高校の統廃合、なぜつぶされなければならないのか」

比嘉美香子「沖縄のベ平連、日本の社会運動との関わり」

下地美夏子「Aサインバー、構造的暴力、社会の分断、反基地運動における分断」

石谷侑也(上記参照、学部からの参加)