プリプロダクション

ワークフロー打ち合わせ

本編スタジオ、撮影機材、オフライン編集室(編集機)が決まったら、各部署の担当者とワークフローを打ち合わせ、データのやり取り等の確認をする。

撮影部

  • 撮影ビデオレート等の確認。 映画の場合は23.976fpsまたは24fpsでの撮影がほとんどであるが、編集機により対応できない場合もあるので要確認。

録音部

  • 録音済みデータの受け取り媒体や受け渡しについて。USBメモリ、HDD、ストレージ等があるが、 最近ではファイル転送サービスを使用する場合がある。
  • 編集部用音声のファイル形式(BWF)、サンプリングレート(48kHz)、チャンネル数(2チャンネルorマルチチャンネル等)の確認。 編集機により対応していないデータ形態もあるので、事前の確認が必須である。

ワクフロー図PDFはこちら

録音部の詳細はこちら

スクリプター

  • 送り、編集シート(割り台本)の受け取り方法。

合成部

  • CG箇所やCG出しのタイミング等について。

※事前にワークフローの打ち合わせができなかった場合はオールスタッフで諸々の確認をする。

台本読み

撮影前に台本を読み込み、登場人物の心情、作品の構成等を把握し編集の構想を立てる。

香盤表作成

模造紙などで香盤表作成 し編集室に貼る。香盤表とはシーンナンバー、柱、シーン内容を表にしたもので、作品全体の構成や物語の進行を把握することができる。 撮影中は撮影・編集の進行状況把握。 撮影は台本の順番通りに行われる訳ではないので、編集中のシーンが作品のどこに位置しており、前後にどんな流れのシーンが並んでいるかの把握にも役立つ。