開催の趣旨

- 復活 再生- 一緒に研究室の殻、大学の殻、そして自分の殻を突き破りましょう

これで6年目、研究三昧

伴侶動物学研究室では、大学院生同士による研究交流を目的とし、交流会を開催してきました。これまでの5年間、その成果は高く、一昨年度は85演題もの発表を集め、180名以上が参加しました。昨年はカフェテリアが工事中で、あえなく実施を見送りましたが、今年、復活です。

麻布大学では多くの大学院生が在籍し、その研究活動に励んでいます。これまでの研究をより発展させるためには、個々の研究に閉じこもることな く、他の研究室で行われている研究、さらには他の分野での研究をも理解し、自分の研究に有益なものを取り入れ、いままでになかった視点から考え、アプロー チすることが必要です。そのため、学生同士の熱い議論の場を提供すべく、研究三昧の開催を企画しました。

自由な雰囲気で、お互いの研究に気楽に質問をし、そして理解を深める、あるいは共同にできることを見出す、というスタイルを追求するため、今回はポスター発表形式としました。ポスターを作るのが負担だと感じられる方、問題ありません。 発表につかったスライドを並べるだけのポスターでも大歓迎です。また開催場所は4号館学生食堂ですので、食べ物、冷を感じる物、なんでも持ちこんで、楽しみながら 研究について語り合いましょう。

また入学したてで、データがない修士1年生、博士1年生もいると思います。あるいは獣医学科の高学年の学部 学生で、ちょっとチャレンジしたい学生さんもいると思います。全然かまいません。今後自分が与えられた期間で何をどこまで研究追及するのか、その目的と手法について是非発表してみてください。もちろん、大学院生だけでなく、(自称)若手教員、ポスドク、など教員からの発表ももちろん大歓迎です。

学部学生にも参加を呼びかけました。学部生はこれから院生になる研究のたまごです。でもどのような道にすすめばよいのか、まだ判断ついていない学部生も多い ことと思います。これら学生に、大学院を目指すかどうかの材料として、大学院生の研究活動を参考にしてもらおうというのが目的です。また研究室をどこにし ようかと悩んでいる学部生も参加し、各研究室の活動がどのようなものか見えるような発表の場としても考えました。

何事も外に向けて、研究室 の殻、大学の殻、そして自分の殻をやぶり、大きく展開し、その中での自分の研究の立ち居地を考え、確認する作業は研究活動で必須のものです。是非とも!と 賛同される大学院生の皆様、上のサイトタブから発表の申し込みをしてください。