NPO法人アドリメイト

自分のために。みんなのために!

2013年設立の東京都認定 特定非営利活動法人です。私たちにも【できる】社会貢献のカタチを模索し続けていきます。 

3つの目標

1,エンターテイメントで1人でも多くの人を笑顔に

2,真の国際人の育成

3,多様な社会貢献スタイルの普及

1.舞台制作・運営

どんなに貧しい国や地域でも、人々からエンターテイメントを奪うことはできません。エンターテイメントこそが、人々の絆を深め、心の傷を癒す【万能薬】なのだと信じています。その万能薬を広く伝搬させるための人員育成を目的とし、海外ミュージカル作品や舞台などを取り上げ研究し、それを実際の企画に応用しています。

 

設立当初より、ミュージカルの本場、アメリカのニューヨーク(ブロードウェイ)やイギリスのロンドン(ウェストエンド)で制作されたミュージカル作品を研究。2018年からは、版権元と上演権取得の交渉、舞台制作、運営、上演のすべての分野に携わっています。制作の過程で得られる【ミュージカルの持つ多角的な可能性】を信じ、1人でも多くミュージカルに関わる機会を設けたいと、出演者・舞台制作者は毎年、幼稚園生から社会人まで、幅広く一般公募を行っています。また、公演へ向けてのレッスンでは、静岡市で20年以上ミュージカル・スクールを開催しているTPSスタジオに協力を仰いでいます。

 

また、未就学児の観劇推進活動も行っており、いずれの公演も未就学児は無料で観覧でき、騒がしくしてしまっても、離席の必要がないことを保護者の方にお伝えすると共に、他の観劇者の方々にもご理解頂いております。


過去実績

2014年 女川復興協力イベントAvenue Q(無料イベント)

2015年 女川復興協力イベントChorus Line(無料イベント)

2019年 フェイム Jr.

2020年 Disney’s ハイスクール・ミュージカルJr.

2021年 ALL TOGETHER NOW!

     Dream Works’ シュレック・ザ・ミュージカル

など

実績過去実績ページ参照



2.【国際理解推進事業 部門】 

日本人が【真の国際人】となるためには、多言語・他国の文化・思考を学ぶことは不可欠。であるにも関らず、経済的な理由から留学を断念する人も少なくありません。どんな人も真の国際人となれる機会を国内にいながら学べるよう、様々なイベントを企画し、日本にいながら国際交流や国際文化理解の推進


現在は、舞台制作・運営部門と活動を共にし、作品の文化的背景理解や英語原文脚本の読解支援などを行っています。


過去実績

2013年 オクトーバーフェスト、インド映画ダンスイベント

2016年 ミュージカルRent出演者による特別ワークショップ

など



3.【“ FUN ”draising】―楽しみながら寄付を募り、多様な社会貢献スタイルの普及を目指す

 

国連認定NPO Plan Japan の提案、楽しみながら寄付金を募る "FUNdraising" に深く共感し、様々な企画と連動し、寄付金の一部を贈る活動も行っています。


主な寄付先は、プラン・ジャパン(Because I am a Girl プロジェクト)、あしなが育英会、女川子育て応援サークルマザーズリング、静岡県立こども病院です。

 

過去実績

2013年 Sing Out the Holidaysクリスマス・パーティー

2014年 Flower for ALLフラワーアレンジメント・イベント

2020年 Cheer Up! Shizuoka―無料イベント(会場にて募金活動)

など

私たちが信じるミュージカルの効果


演劇と教育

 

昨今、デジタルツールの普及の影響もあり、自己を表現したり、他人と対面したり、他人と活動を共にする事を苦手とする子ども達が、日本だけでなく世界的にも増えていると言われています。それを改善するため欧米では演劇は海外では“生きる練習”と言われて必修化されており、イギリスでは、16世紀頃から教会において、舞台芸術の技法を取り入れた全人教育の有益性が認められ、20世紀初頭からは小学校教育でも用いられている記録があります。

日本では兵庫教育大学附属小学校、和歌山大学教育学部付属小学校などで導入・検証されています。また、行政もこの動きを受け、静岡市 子どもミュージカルなど、市民参加型の子供向けミュージカルが多く開催されています。



ミュージカルを実践することで得られる2つの教育的効果

 

1, コミュニケーション能力と自己表現力の獲得

公演に向けたレッスンでは、自分の声を出すことに始まり、自分なりの表現方法を考えて試み、相手の直接的な反応を受け取ります。設定された架空の世界で繰り返し練習と失敗そして成功することで、成功体験を積み重ねていくことができます。特に、ミュージカルは、キャラクターの感情を音楽に乗せて、観客に届ける非日常的な効果が加わり、メロディにマッチする声質や強弱などを相手により伝わりやすい方法を深慮する機会を子供たちに与えます。

しかし、コミュニケーションは一方通行では成立しません。互いの存在があって、それぞれの表現が響き合って初めてコミュニケーションとして成立します。初めのうちは、自己を表現することに躍起になるものですが、繰り返し練習を積み重ね、相手がより理解しやすい方法を子供たちは見つけ出していくことが出来ます。

 

2, 協調性の向上

講師と生徒、そして生徒同士は、常に同じ感情や感覚を共有しているとは限りません。日本語が母国語でない子もいれば、ADHA体質の子も同じチームの一員です。ダンスが得意な子は、参加年数に関係なくダンス・リーダーとして他の子の手助けをするなど、得意な分野を伸ばすだけでなく、得意な分野を用いて他を助ける経験を通じ、お互いに心を開き、理解し、尊重し、個性を認め合うことで、強固なチームとなっていきます。そして、強固なチームが「舞台を成功させる」という共通の目的を持つことで、大人たちが考え付かなかった完成度の高い「観る者の心を動かす」作品となります。