カラーユニバーサルデザイン推奨配色セットのOffice用配色パターン

はじめに

ヒトの色覚には多様性があり，いわゆる色弱（色覚異常）の人などは，

色の違いが区別しづらいことがあります．

特に多くの人が集う場でPowerPointを使う場合，

ほぼ必ず色盲の人がいるので，配慮が求められます．

色覚の多用性に配慮し，どのような色覚の人にも比較的見分けやすい，

カラーユニバーサルデザイン配色セット（ＣＵＤ推奨配色セット）が提案されています．

（CUDは color universal design の略）

詳しくは：

このCUD推奨配色セットを，Officeアプリケーション

（Word, Excel, PowerPointなど）で使いやすくするように，

Office用のユーザ定義の配色パターンを作りました．ぜひご利用ください．

（※ Officeの配色パターンについては： http://support.microsoft.com/kb/929628/ja ）

（※ 以下，Office 2010 を念頭においています．）

Office テンプレートフォルダの場所は，通常は，

c:/Users/ユーザ名/AppData/Roaming/Microsoft/Templates/

です．

この場合のCUD_color_set_ver3.xml の設置場所は，

c:/Users/ユーザ名/AppData/Roaming/Microsoft/Templates/Document Themes/Theme Colors/

となります．

テンプレートフォルダの場所を確認するには，Word/Excel/PowerPoint等の

ファイル → オプション → 詳細設定 → 全般 → ファイルの場所 → 既定のフォルダー

の「ユーザーテンプレート」でパスを確認できます．

Word, Excel, PowerPoint などを起動し，

ページレイアウト → テーマ → テーマ・配色から

「ユーザ定義」の "CUD_color_set_ver3" 配色パターンを選択します．

以上です．