参加する

活動に参加する知的障害のある人「アスリート」、その家族「ファミリー」、そして「ボランティア」、すべての皆さんがスペシャルオリンピックス活動の参加者です。

日常のスポーツトレーニングからナショナルゲーム、世界大会まで、共に経験を重ねる中で、それぞれの可能性が広がっています。

アスリートとして参加する

スペシャルオリンピックスでは、日常的に、スポーツを楽しみながら技術向上を目指すスポーツ・トレーニング・プログラム(日常プログラム)を開催しています。現在、日本国内で実施されている競技は23種類あり、これらはオリンピック形式(国際的な競技団体のルールや運営方法を基本とする)に則っています。 プログラムには知的障害がある6歳以上の人であれば、誰でも参加資格があります。

ひとりひとりにあわせたプログラム

スペシャルオリンピックスでは、参加するアスリートひとりひとりの競技能力に合わせてプログラムを提供しています。

例えば水泳の場合、まずは着替えができるようになること、そしてプールに入れるようになること、水の中を歩けるようになることなど、少しずつ、ひとりひとりに合わせてプログラムを進めていきます。

ボランティアのコーチたちと一緒にスポーツができるようになることも大きな進歩です。

ディビジョニング

全ての競技会で、性別、年齢、競技能力などによってグループ(ディビジョン)分けを行っています。

自分の現在の能力を十分に発揮し、一番輝く機会を得られるよう、可能な限り同程度の競技能力のアスリートと競技できるようにするためです。

全員表彰

競技会の表彰台の上では、全てのアスリートに、メダルやリボンがかけられます。

順位だけでなく、競技場に立ち最後まで競技をやり終えた事に対して、一人一人にかわらぬ拍手が贈られます。

アスリートの自立のために

競技会では、アスリートは親元を離れコーチやボランティアたちと行動を共にします。

その経験を通じ、日常生活の自立や社会参加への一歩を踏み出せるきっかけになると考えています。

ボランティアとして参加する

ボランティアとして参加される方は、ご自身ができることから、ご都合がつく範囲内で、アスリートたちが全力で活動できるよう、サポートにご協力ください。参加を希望される方は、お気軽に事務局までご連絡ください。

スポーツトレーニングボランティア

日常的に行われているトレーニングを指導するコーチや、アスリートと一緒に参加して、トレーニングをサポートする方など、さまざまな形のボランティアを募集しています。

競技経験は必ずしも必要ではありません。

アスリートと一緒にチャレンジする気持ちがあれば、どなたでもトレーニングボランティアとして参加できます。

コーチとしてレベルアップするための、コーチクリニックも随時開催しています。

大会・イベントボランティア

スペシャルオリンピックスでは、福井および各地区で、定期的に競技会をはじめさまざまなイベントを開催しています。

その運営をサポートするボランティアも都度募集しています。

事務局ボランティア

ニュースレターの発行や資料の整理・送付など、事務局の仕事をお手伝いいただけるボランティアも募集しています。