unquadify – iPhone の QuadCamera で撮った連続写真をバラバラにする(のに使えるかもしれない)プログラム
unquadify -r 数 -c 数 -i QuadCameraで撮った写真のファイル名 [-o 出力するファイル名(の拡張子を除いたもの)]
-i オプションでは QuadCamera で撮った写真を指定する。-r と -c には元の連続写真に含まれている、写真の数を行数と列数を使って指定する。また -o オプションに「/tmp/hgoe」と指定したとすると、/tmp/hoge-0x1.jpg や /tmp/hoge-0x2.jpg のようなファイル名でファイル(JPEG)が生成される。-o オプションを省略すると、元のファイルの .jpg を除いた部分を使って同様の方法でファイルを作る。
例えば、
unquadify -r 2 -c 4 -i IMG_0123.JPG -o /tmp/hoge
で、/tmp/hoge-[01]x[0-3].jpg の八つのファイルができる。
- QuadCamera は 各写真の間を黒い隙間で埋めているが、そのことについては全く考慮せず単純に指定された数で写真を分割する。また、iPhone の OS 側のバグを回避するために写真のサイズがやや中途半端( 401 ピクセル だとか 1202 ピクセルだとか)になっているが、それも考慮しない。結果として分割された後の写真のサイズが不揃いになることがある。
- もとのファイルに入っている写真を数を推測したりしない。人間が自分で見てオプションで指定してやる必要がある。気が向いたら、推測するようにするかも。
- ファイルの上書きは確認しない。
- GUI がない。気が向いたら、AppleScript を使ったラッパーでも作ればいいかな。
- -o オプションを省略したときに、もとのファイルと同じディレクトリにファイルを作るので、iPhoto の写真は一度どこかへコピーしておいたほうが安全(-o オプションでディレクトリごと指定すればいいけど、面倒)。
- 出力される JPEG ファイルの品質はCocoa にお任せ。
- メタデータは残りません。
- エラーとか最低限のチェックしかしてません。
- 拙いプログラミングテクニック。
- Mac OS X 専用。
- その他、まだ気付いてない不都合がたぶんいろいろ。
- 端末を使ったインストールが人によっては面倒(アーカイブを開いて、make; sudo make install でOK)。
- QuadAnimator が存在する今となってはもはや無用の長物。
このプログラムは完全に無保証ですので、全て利用者の責任で利用してください。また、ソースコードの改変・配布などは作者に無断で自由に行なってかまいません。
Animated GIF を生成できるようなるといいなと思うけど、Cocoa の API の範囲でのやり方が分からない……。