パソコンでMIDIを扱う上で、必携のソフトの1つが「MIDI Yoke」です。
「MIDI Yoke」をインストールすると、WindowsのサウンドとオーディオデバイスのプロパティーのMIDI音楽の再生の規定のデバイスのところで、「MIDI Yoke」が選択できるようになります。
つまり「MIDI Yoke」というのは、MIDIのデバイスドライバです。
MIDIが扱えるソフトを起動して、MIDIの入出力の設定のところを見ると次のようになっていると思います。
[MIDI-IN]・・・・SoundFontプレイヤー(sfz)の場合
In From MIDI-Yoke: 1
In From MIDI-Yoke: 2
In From MIDI-Yoke: 3
In From MIDI-Yoke: 4
In From MIDI-Yoke: 5
In From MIDI-Yoke: 6
In From MIDI-Yoke: 7
In From MIDI-Yoke: 8
[MIDI-OUT]・・・・鍵盤キーボード(midikey)の場合
Out To MIDI-Yoke: 1
Out To MIDI-Yoke: 2
Out To MIDI-Yoke: 3
Out To MIDI-Yoke: 4
Out To MIDI-Yoke: 5
Out To MIDI-Yoke: 6
Out To MIDI-Yoke: 7
Out To MIDI-Yoke: 8
「MIDI Yoke」で、何ができるのかというと、InとOutの番号を合わせることで、MIDI信号をアプリケーション間で繋ぐことができるます。
OUt=MIDI-Yoke: 1 → Int=MIDI-Yoke: 1
つまり、MIDIのパッチケーブルをパソコンの中に張ったような感じのことができるのです。
上の例なら、midikeyで弾いた音がsfzから出ることになります。
これで、MIDIを扱うどんなアプリも、次々に繋げていけます。
ただ、注意しないといけないのは、Outを自分のInに繋いでしまうこと。その場合は、MIDIのフィードバックループが発生してしまいます。
「MIDI Yoke」はとても便利なので、まだインストールしていない方は、早速インストールしておきましょう。XPなら、これです。