活動報告

2023/09/28_2023年大阪大学JSAP学生チャプター講演会

大阪大学応用物理学会学生チャプター主催の2023年大阪大学JSAP学生チャプター講演会を開催しました。(@大阪大学 産業科学研究所 講堂)

本講演会は、情報系から材料系・デバイス系まで幅広い研究分野をカバーする学術イベントとなりました。この学会には大阪大学のみならず、東京大学・京都大学・奈良先端科学技術大学院大学から総勢40名の参加者を募ることができました。それにより、異なるバックグラウンドを持つ学生が交流し、新たな知識と洞察を得る場となりました。また招待講演として、産業科学研究所 教授の関谷毅先生をお招きしました。関谷先生の学生時代のお話から現在に至るまでの貴重なお話を聞くことができ、研究に対するモチベーションが高まりました。

また、学部4年生から博士3年生までの学生が熱心に参加し、学術的な議論と意見交換が積極的に行われました。参加者が新たな視点を取り入れ、互いに刺激をし合うことができたと思っています。学問領域と学年を超えた交流が、参加者たちにとって充実した成長の機会となりました。

特に、昼食時や休憩時においても、学年や大学の垣根を越えて積極的な交流が行われ、活気に満ちた雰囲気が広がりました。これは学会が単なる学問の場に留まらず、社交の場としても機能していたと考えています。参加者たちが自由な雰囲気のなかでアイディアを共有し、交流を深めることができました。講演会後にはコロナ後初めての懇親会を実施し、普段はなかなか話せない学生とも楽しく盛り上がることができ、非常に有意義な時間となりました。

2023/01/13 tayo EXPO 2022

2023年1月13日・21日の2日間、株式会社tayoの主催するメタバースイベント「tayo EXPO 2022」が開催されました。このイベントは学会関連団体や企業、理系大学生・大学院生などがメタバース空間に集まり、お互いの研究・事業の紹介や意見交換、フリートークによる交流を行う試みです。大阪大学応用物理学会学生チャプターからは高根、原、住野、田口の4名が、1月13日のDay1のみ参加しました。当日は阪大SC専門のブースを用意し、ポスターなどで活動の紹介を行いました。3時間という限られた時間ではありましたが、学生から企業関係者まで様々な方がブースに足を運んでくださり、阪大SCの最近の活動を多くの方に知っていただけました。阪大SCとしては初めてメタバースイベントへの参加となり、今後のチャプター活動の幅を広げる上で非常に参考になる経験となりました。


2022/08/26 応用物理学会公式HPトップに活動の様子が掲載されました!

応用物理学会のスチューデントチャプター活動紹介の一環として、2022年8月10日に行われました「2022年度第1回大阪大学JSAP学生チャプター講演会」の様子が取り上げられました。下記リンクよりぜひご覧ください。

応用物理学会トップページ https://www.jsap.or.jp/ (2022年8月26日現在、スライドショーの2番目に登場します)

スチューデントチャプターの活動紹介 https://www.jsap.or.jp/student-chapters/sc-intro 


2022/08/10 2022年度第1回大阪大学JSAP学生チャプター講演会

大阪大学吹田キャンパス産業科学研究所にて大阪大学応用物理学会学生チャプター主催の2022年度第1回大阪大学JSAP学生チャプター講演会を開催しました。本講演会には大阪大学のほか京都大学、奈良先端科学技術大学院大学から総勢20名の学生が参加し、顕微光学、半導体、磁性体、ナノアンテナ、バイオイメージングなど多分野にわたる口頭発表・ポスター発表が行われました。口頭発表では専門分野外の学生からも多くの質問が出るなど発表者と聴講者の間で活気溢れるやり取りが行われました。またポスター発表では時間を気にぜず参加者それぞれが納得のいくまで議論を深めていました。普段は触れることのない様々な研究分野の話はどれも興味深く、改めて研究の面白さを実感しました。今回の講演会を通して関西圏の学生研究者間で交流を深めることができ、非常に有意義な時間となりました。

2022/07/20~22 第17回有機デバイス・物性院生研究会

2022年7月20日、21日、22日の3日間にわたり、山形大学米沢キャンパスにて応用物理学会有機デバイス物性スチューデントチャプターの主催する第17回有機デバイス物性院生研究会が開催され、大阪大学応用物理学会学生チャプターからは高根、田口の2名が参加しました。高根・田口は研究会3日目に口頭発表も行いました。研究会では有機半導体の合成や物性計測、トランジスタ・太陽電池・発光ダイオードなどのデバイス作製・評価、機械学習を用いた材料開発・物性予測など有機エレクトロニクスに関する幅広い分野の研究発表を聞くことができ、普段の研究室生活では馴染みのない内容に興味をそそられました。また初日と2日目に行われたポスター発表では、久しぶりの対面であったためか多くの学生研究者と白熱した議論を交わすことができました。さらに3日間全てで有機エレクトロニクス分野で活躍する研究者の方々のチュートリアル講演が行われ、最新の研究動向や今後の研究生活に活きる重要な話を聞くことができました。3日間の研究会を通して他大学の学生とも交流することができ、お互いの研究生活や進路について語り合うなど非常に有意義な時間を過ごすことができました。

2022/03/30 JSAP/Optica/SPIE合同セミナー

徳島大学JSAPOpticaSPIEと共同で研究発表会および交流会を徳島大学pLED研究所で開催しました。光学から半導体に渡る幅広い研究を行っている学生20名が取り組んでいる研究の発展と学生間での交流を目的として開催されました。各チャプターから合計6名が行った研究発表では、メタマテリアル、表面プラズモン共鳴を利用した計測手法、有機半導体・トランジスタの開発に関する研究など幅広い分野の研究を紹介することで、普段自身では考えないような視点からの質問が活発に交わされ、新たな視点で研究を見つめ直すことができました。pLED内の研究室の見学では、分光用光学測定機器、レーザー発振用光学機器、FE-SEMなどの分析装置、EBリソグラフィー装置、細胞培養装置などを見学することができ、各学生が取り組んでいる研究を実際にどのように行っているのかを視覚的に実感でき、また実験設備の充実さに感動できる時間となりました。交流会で行った伝言ゲームは参加者間でのコミュニケーションを促進させるものとなり、少し緊張感があったセミナーのアイスブレイクとなりました。意見交換会では研究の進捗状況や、研究室の雰囲気、研究モチベーションを維持・向上させるコツなど、研究を遂行する上で間接的に重要な事項を交換したり、チャプター間での交流をさらに深めることができました。

2021/12/23 JSAP/SPIE合同研究発表会

阪大JSAP SCと阪大SPIE SCとの共同で合同研究発表会を大阪大学フォトニクスセンターにて開催しました。阪大Optica SC、徳大JSAP SC、KOSEN SCのメンバー23名の学部生から博士課程学生で研究分野の異なる幅広い学生・研究者が参加しました。JSAP/SPIE合同発表会は、他チャプター団体との交流を通して親睦を深めると共に、他分野の研究活動を理解することで自身の研究に活かすことを目的として開催されました。複数件の口頭発表およびポスター発表を開催し、自身の研究内容を他分野の研究者に理解してもらうことを目指しました。また、現在大学で研究している先生を招いて招待講演をしてもらうことで、大学で研究を行う奥深さや研究活動のやりがいについて理解することで刺激を得て、さらにアイスブレイクを通して参加者の親睦を深めて今後の研究活動に活かすことを目指しました。最初にアイスブレイクとして自己紹介ゲームを行いました。まず1グループ4~5人程度で、該当者が一人となるような質問を考えるというゲームをしてもらうことで親睦を深められました。次に、招待した先生に登壇してもらい、光学計測やX線計測に関する研究のみならず、自身のキャリアについて講演いただき、参加者の今後の進路に役立つものとなりました。口頭発表では、5名の登壇者が他の参加者にわかりやすく自身の研究内容を紹介してくれ、たくさんの質問で非常に活発な議論を行えました。最後に行ったポスター発表では、対面形式特有のフランクな雰囲気で開催できたため、研究内容を深く議論できたのはもちろん、発表者と質問者のコミュニケーションを通してさらに親睦を深められ、人脈形成の一助になったのではないかと期待できるものとなりました。

2020/12/05 第2回VR学術講演会

2020年12月5日、応用物理学会KOSEN SCが主催するオンライン学会「第2回VR学術講演会」に大阪大学応用物理学会チャプターから田口、田中、高根の3名が参加・口頭発表を行いました。計測技術、材料物性、半導体デバイスを研究する幅広い研究者が参加しており、普段の研究では得られない知見を多く吸収できました。ポスター発表では、KOSEN SCが企画したVR空間が非常に素晴らしく、まるで実空間で行われているかのような体験を味わうことができました。コロナ禍でも積極的に研究者間で交流を行う工夫がなされていて、非常に感動しました。今後の阪大応物チャプターの活動の参考にもなり、有意義な時間を過ごすことができました。

2018/09/04~05 Japan Student Chapter Meeting 2018

2018年9月4日、5日の二日間にわたり大阪大学フォトニクスセンター及び銀杏会館にてJapan Student Chapter Meeting 2018 (JSCM2018)を開催しました。JSCM 2018は全体を通じて、異なる大学、専攻に所属する 応用物理学会/OSA/SPIE学生チャプター会員同士のネットワークの形成を目的としました。1日目はグループワークやチャプターメンバーによるポスター発表を通じて学生チャプターへの理解を深めること、2日目は各学生による研究ポスター発表や、招待講師によるアカデミックライティング、プレゼンテーションのレクチャーを通じて学術領域における各種スキルの向上を目的としました。JSCM2018には東京大・東京医科歯科大・東京理大・電通大・名古屋大・宇都宮大・九州大・OIST・徳島大そして大阪大からから述べ52人の参加者が集まり、1日目には25年ぶりの超大型台風が到来していたにも関わらず参加予定者のほとんどが出席し、このイベントへの強い熱意が感じられました。   1日目のJSCM2018は台風の到来と共に開始しました。開会の言葉の後、初めて会った参加者同士の緊張を解くため、ワードウルフというゲームによるアイスブレイクを行いました。グループの中で一人だけ異なるワードを持つ人を見つけるために議論を交わすことで、自然と緊張もほぐれていった様子でした。招待講演では河田聡氏(大阪大学名誉教授)とChristina C.C. Willis氏(SPIE’s board of directors)によるチャプター活動の意義について講演をしていただきました。グループワークでは学生チャプターの活動を行いたい学生と、研究に専念してほしい教授との対立をいかにして解消するかというテーマでグループディスカッションを行いました。参加者にとって、実際に直面し得るリアルなテーマだったため、参加者の議論にも熱が入っていました。最後には各グループで教授側、学生側に分かれてロールプレイングの発表を行い、解決策を検討しました。1日目の最後には懇親会と共に各学生チャプターのポスター発表を行い、他のチャプターがどのような活動を行なっているかを知る良い機会になったと思います。    2日目は朝9時のポスターセッションから開始しました。各自が自身の研究に関するポスターを設置しそれぞれの研究内容について議論しており、あるポスター発表者はもらったアドバイスをノートにメモするなど、それぞれにとって有意義なものとなったようでした。この日も招待講演を開催しており、Catherine G.P. Berdanier氏(Assistant Professor at Pennsylvania State University)によるアカデミックライティングとプレゼンテーションに関する講演をしていただきました。特にプレゼンテーションの講演ではBerdanier氏のアドバイスを基に、各自が自身の研究のスライドを作る演習を行いました。参加者からは日本の大学ではなかなか受けられない講義で非常に勉強になったと大絶賛でした。2度目のポスターセッションを挟んだ後、最後に参加者全員で集合写真をとり、無事JSCM2018は閉幕しました。

2018/07/16 子供科学教室

大阪大学吹田キャンパス周辺に住んでいる小学生を集め、科学教室を実施しました。「紫外線と蛍光」をテーマとし、身の回りの例を挙げながら授業を行った後、子供たちとともに3つの実験(1. 見えないペンでお絵かき 2. 身の回りの蛍光物質 3. 道が浮き出る不思議な迷路とパズル)を行いました。特に、子供たちに人気であったのが 2. 身の回りの蛍光物質 の実験でした。お菓子やジュースなど子供達がよく目にする物の中に蛍光物質が入っているということを確認することで、蛍光という物がより身近なものと感じたようでした。子供達は「紫外線」や「蛍光」といった難しい言葉に最初は戸惑っていましたが、授業のなかで徐々に理解を深めていました。授業は 1 時間15分を予定していましたが、子供達が夢中であったため30分延長して実験を行いました。

2018/06/13 シスメックス株式会社 見学会

兵庫県神戸市に本社を置くシスメックス株式会社に、大阪大学応用物理学会学生チャプターによる見学を依頼し、見学会を企画していただきました。当日は、シスメックス株式会社の研究開発拠点「テクノパーク」内を見学させて頂きました。ガイドの方の案内とともにオフィス内や実験室の様子などを見させて頂きました。その後、会議室で社員さんにプレゼン形式で技術紹介をして頂きました。最後に社員さんたちと座談会をさせて頂き、交流を行いました。

阪大SCには光学、特にバイオイメージングを専門にしているメンバーが多く在籍しています。シスメックスの主力製品である、フローサイトメトリーによる自動血球計測機器の説明に高い関心を示していました。また、案内していただいた、仕切りがなく広く開かれたオフィスや実験室の様子は、我々が思っていた会社のものと大きく異なっており、一同新鮮な印象を受けていました。最後の社員さんとの交流会では、来ていただいた社員さんが同じ大阪大学の先輩ということもあり、打ち解けた様子でメンバー思い思いのことを質問することができました。社員さんと会話していく中で、自分が将来働く姿をイメージすることができたことだと思います。

2018/05/10 チャプター代表者会議@東京

東京で行われたチャプター代表者会議に代表の西田と副代表の望月が出席しました。日本各地から集まった学生チャプターと若手チャプターの代表者との交流を深めました。これから、また彼らとコラボレーションできることを楽しみにしています。

2018/04/27 平成30年度キックオフミーティング

今年度のチャプター活動を始めるにあたって、キックオフミーティングを大阪大学フォトニクスセンター1Fのギャラリーで開催しました。チャプター活動に興味のある学生を集め、これまで行ってきた活動内容についての情報を共有しました。さらに、今年度実施する活動の計画についても話し合いました。今年度は会社見学と学生会議の開催を行います。

2017/12/18 年度末活動報告会

大阪大学フォトニクスセンター1Fのギャラリーを使用し今年度の活動報告会を行いました。本会では阪大SC のメンバーに加えて、他研究科からの学生および来年度から研究室に配属される学部3年生などまだSCの活動に参加していない学生にも参加を呼びかけました。ここでは私(SC代表・西田)が参加者に向けて今年度行ってきた活動内容と運営状況を報告しました。参加者は、私が報告する活動内容に彼らの意見を挟みつつ、来年度の活動に対するアイディアに関して積極的に発言を行っていました。

2017/12/7 第9回徳島大学応用物理学会SC研究会への参加

徳島大学SCが主催する研究会に阪大SCも参加させていただきました。本研究会のポスター発表を通して、徳島大学、香川大学、阿南高専の学生とお互いの研究に関しての理解を深めました。次世代のスチューデントチャプター の主要メンバーとなる学年の参加者も多く、お互いを知る良い機会になったと思います。ポスター発表終了後、徳島大学スチューデントチャプターの次期代表発表ならびに次期代表の決意表明、今後の活動の告知が行われました。その後、希望者は徳島大学工学部光応用工学科の実験室見学 に参加しました。クリーンルーム内にある光学機等の説明を同研究科所属の博士課程の学生にしていただきました。最後の懇親会では、研究に関することだけではなくスチューデントチャプターの運営方法や悩みといった情報の共有を行うことができ有意義なものとなりました。 

2017/10/29 第8回スーパー光塾

大阪大学 OSA/SPIE 学生チャプターと共催して、大阪大学周辺の小学校に通学している 小学生 40 人程度を対象にした科学教室(スーパー光塾)を開催しました。 大阪大学フォトニクスセンターを会場にして子供たちに光の基本的な原理を教える授業をしました。授業では、牛乳パックを使ったピンホールカメラ、CD の欠片とコアラ のマーチの箱で作られた「コアラのマーチ分光器」、子供たちの描いた絵の像をビー玉を 使って拡大する「ビー玉ビッグライト」の作成を通して。 当日は台風による悪天候にもかかわらず、ほとんどの子供たちが来場してくれました。子供たちは、私たちの行う授業に対して、時には質問を投げかけながら真剣に参加していました。イベント終了後のアンケートには「また参加したい」「授 業が面白かった」といった意見が多数寄せられていました。

 

2017/10/13 チャプター代表者会議

応物会館で行われた今年度のスチューデントチャプター代表者会議に代表の西田と副代表の坂上が参加しました。他大学のSC代表と、自分たちの行ってきた活動内容と結果をシェアしつつ、これからの活動に対するアイディアを出し合いました。SC代表同士が親睦を深めたことで、これからSC同士の交流がより活発になるのではないかと思います。

2017/09/22 株式会社 島津製作所見学

応用物理学会を通して、インダストリアルチャプターに参加している島津製作所の見学をさせていただきました。平日午後半日を使って、島津製作所本社を訪問しました。見学前半では、製品ショールームと航空機器事業部を社員の方にガイドしていただきながら見学しました。後半では、新製品の研究開発報告についてプレゼン形式で開発担当者の方に紹介していただきました。実際の開発現場を見れたり、働いている方と直接お話しできたりなど、多くの貴重な経験をさせていただきました。大学の外に視野を広げるいい機会になりました。


2017/07/05 チャプターの意義についての討論会 with 河田先生

大阪大学フォトニクスセンターの会議室において、河田先生と学生チャプターのメンバーでチャプターの意義をテーマにして討論会を行いました。私たちの学会に対する素朴な疑問に対して、河田先生にご自身の意見を交えつつわかりやすく答えていただきました。徳島大学・福井大学からの学生も参加しており、賑やかな討論会になりました。


2017/06/15 ミーティング

応用物理学会関西支部講演会に出席した報告および感想の共有を行いました。これから計画している企業見学についての概要を説明しました。

2017/05/26 第一回応用物理学会関西支部講演会への参加

5月26日に兵庫県姫路市で開催された第一回応用物理学会関西支部講演会に、SCの補助を受けて参加しました。関西の様々な大学の学生が本講演会に参加しており、研究に関するディスカッションを通して彼らと交流することができました。参加した学生たちの知識の幅と視野が広がったのではないかと思います。

2017/05/15 新年度交流会

大阪大学フォトニクスセンターにて今年度の阪大応物SCメンバーでの交流会を行いました。前半では、新しく参加したメンバーに対して応用物理学会学生チャプターについて説明するとともに、本SCの今年度の活動方針についても話し合いました。後半ではピザやドリンクなどとともに立食形式で参加者たちが自由に交流しました。本交流会を皮切りに、これから積極的に活動を行なっていきたいと思います。

2016/11/28 Global Student Conference 2016

フォトニクスセンターにて国際学生会議 “Global Student Conference 2016” を開催致しました。この会議は応用物理学会学生チャプターと大阪大学OSA/SPIE学生チャプターが共同で開催し、様々な国・地域から総勢50人を上回る学生が集う大規模な学生カンファレンスとなりました。光学技術の我々の未来への活用について活発な議論を行いました。また、口頭及びポスターでの研究発表を行うことで互いの意見を交換し、本会議は非常に有意義なカンファレンスとなりました。今回の学生会議での経験が、私たち若手研究者のさらなる国際ネットワークの発展と、将来の活躍に繋がることが期待しております。この学生会議を共催したOSA/SPIE学生チャプターの皆さん、準備をサポートして下さったPARC職員の方々、ご講演いただいた先生方に感謝申し上げます。


2016/11/23 :科学教室@万博記念公園

万博記念公園(大阪府、吹田市)にて子供達には科学のおもしろさを伝えること、保護者の方には科学的原理を理解していただきご家庭での科学的交流を通じた科学啓発活動の推進を目標に活動を行いました。

そのため、万博記念公園で保護者の方と遊んでいる子供達と一緒に割れにくいシャボン玉を作製し、界面活性剤の安定効果と薄膜干渉の観察を行いました。始めは万博公園の楽しい遊具に夢中になっている子供達の興味を引けるのか不安でしたが、いざ私たちで大きな割れにくいシャボン玉を作ってみると、多くの子供達が駆け寄ってきてくれました。子供達には、シャボン玉を作るという体験と分かりやすい簡単な科学的な説明を行いました。また同時に保護者の方には少し詳しく原理説明を行い、ご家庭でお子さんに説明いただくように工夫をしました。JSAPのスタッフは子供達と一緒にシャボン玉を作ることや、保護者の方への界面活性剤や薄膜干渉の説明を行いました。

当日は寒い屋外での事前告知なしでの開催となりましたが、40名以上の参加者を記録しました。予想以上の来訪者の数に忙しくもあり、また嬉しくもありました。JSAP学生チャプターがこのような科学啓発活動を行っていることを知り、喜んでくださった保護者の方もおられました。参加して下さった皆様、また活動を許可いただきました万博記念公園の皆様、本当にありがとうございました。

2015/06/30 : 第4回サイエンス・カフェ:@阪大豊中キャンパス

今年も第4回サイエンスカフェ「カフェ・ド・ランコンドル」を開催しました。理系と文系のコミュニケーションの場を提供すること、交流を通して科学に馴染みの少ない方にその面白さを伝えること、そして、研究室や学部・学科を超えた学生ネットワークを広げることを目的にしました。

そのため、無料のカフェ空間を基本とし、身近な物理現象や面白い科学のトピックを提供するブースを設けました。来場者の方に聴きに来てもらい、科学を身近に感じてもらう様取り組みました。各ブースのプレゼンテーターには、一方的な講義のようにならず対話を重視してもらい、来場者の方が退屈せず興味を持って貰うよう心掛けました。ブース以外のカフェ空間でも、JSAPのスタッフと来場者の方がコーヒーを片手に身近な科学や講義で習った物理に関しての話を通じて交流を図りました。また、科学を見て楽しめる「サイエンスアート」を展示しました。

当日は小雨の中での開催となりましたが、例年以上の参加者を記録しました。予想以上の来訪者の数に忙しくもあり、また嬉しくもありました。参加して下さった皆様、また共催として協力してくださったe-squereの皆様、ありがとうございました。次回もコーヒーとお菓子を用意してお待ちしています。

2014/10/30 : Science Bar #2 @大阪大学豊中キャンパス80周年記念広場

今年も開催しました、豊中キャンパスの広場を使ったフリードリンク、飛入り歓迎のサイエンスイベントです。今年は、プレゼンブース、議論ブースに加え、新たに展示ブースを設けました。

プレゼンブースでは、光を使った次世代パソコンや空が美しい秘密、ウイルスと人間の熱き戦い、そして謎の生物線虫について熱く語るなど、バラエティに富んだ内容でした。

議論ブースでは、「iPhoneはなぜ売れたのか」、「3Dプリンタで何が作れるか」というHOTな話題で議論が行われました。外国人参加者の割合が多く、インターナショナルな場になりました。

展示ブースでは、プレゼンブースに関する展示物のほか、サイエンスアートや種々の面白すぎるコマなどが展示され、多くのお客さんで賑わっていました。

本イベントがサイエンスの楽しさを知る/再発見するきっかけになったなら幸いです。皆様ご参加いただきありがとうございました!

最後に、主催として運営に協力してくださったScienthroughの皆様、共催として協力してくださったe-squereの皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。

2014/09/15~16 : JSAP Student Meeting at Hokkaido

北海道大学クラーク会館にて、学生向けの国際学会、JSAP Student Meeting at Hokkaidoを開催しました(Website)。14カ国から、63人の学生が参加し、参加者の半分以上は外国人でした。IONS-Asia 5 Hokkaido及びASIA Core Student Meetingと同時開催することで、応用物理学会の枠を超えて学生間のネットワークを構築出来ました。

2014/06/26 : 第3回サイエンス・カフェ:ガリレオカフェ@阪大豊中キャンパス

阪大豊中キャンパスカルチエ横で、第3回サイエンスカフェ「ガリレオカフェ」を開催しました!身近な物理にまつわる3つの話と、サイエンスアートコーナー、STAP問題大激論コーナーを設けました。様々な分野の学生たちが集まり、思い思いに物理の楽しさを感じてくれたようです。次回もコーヒーとお菓子を用意してお待ちしております。

2014/03/17 : JSAP第2回学生交流会@青山学院大学

応用物理学会春季学術講演会に合わせて開催された,第2回学生交流会に参加しました!

各チャプターの活動紹介を聞いたあとに,紹介ポスターを囲んでフリーディスカッションをしました.チャプターごとに色々な考え方のもと,チャプター運営がなされており,学ぶことがたくさんありました.

また,交流会後には,学術講演会全体の懇親会に参加させていただきました!その場でも各チャプターのポスターを掲載させていただき,たくさんの人にチャプター活動を知ってもらいました.

2012年に始まったばかりの,まだまだ未熟なJSAP学生チャプターですが,各チャプター互いに切磋琢磨して,この活動を大きくできたらと思います.

2013/12/10 : 見学会@株式会社モリサワ、NICT

バスで大阪市内にある株式会社モリサワと、明石市にある情報通信研究機構(NICT)に見学に行ってきました!

まず午前はフォントをデザインする会社モリサワの仕事場に見学に伺いました。

新しいフォントを作るというと、華やかな創造的な仕事というイメージがありましたが、それだけではありません。どんなデバイスやサイズでも綺麗に表示できるように、手作業による微調節が約2万文字×複数サイズにたいしてなされていました。

毎日お世話になっているフォントは、とてつもないノウハウと努力の積み重ねに支えられていることを学びました。

午後は情報通信研究機構(NICT)の見学です。

ここでは未来の情報通信を見据えて最先端の研究が行われていました。

見学したもの → 将来 でまとめると

・超伝導で単一光子検出 → 量子暗号通信へ

・新規分子でフォトニック結晶 → オール光回路へ

・MRIによる脳機能の位置解析 → 脳とインターフェースの直結

一流の研究者から直接、研究内容や実験装置、熱意を聞き、やりとりできた刺激的な時間でした。

2013/10/18 : 異分野研究交流会、創立1周年パーティー@阪大PARC

創立1週年パーティーとして歓談しつつ、新メンバーの研究紹介とディスカッションを行いました。

メンバーが様々な研究分野を知るとともに、メンバーとしての相互理解を進めました。

発表テーマは以下の2つです。

・「1分子で素子を作る~究極の小型デバイス~」産研 谷口研 M1 森川

・「マルチカラーなイメージングをレアアース蛍光体で」基礎工 荒木研 D1 福島

2013/10/10 : Science Bar #1 @大阪大学豊中キャンパス80周年記念広場

 豊中キャンパスの広場を使ったフリードリンク、飛入り歓迎のサイエンスイベントです。

サイエンスを肴に、本格バーテンダーが作る酒を片手に、70〜100名もの方々と存分に語りました。

会場には2つのコンテンツを用意しました。

・Free Talk Eventsではお題「日本人にイノベーションは起こせるか?」「文系と理系、違いを考える」について文理を超えた熱い議論が巻き起こりました。

・研究紹介コーナーでは3名のスピーカーがそれぞれ「あなたの温もりで発電!? −最強エコ技術−」「錬金術なう −マテリアルが世界を救う−」「・←原子10000000000000000個分 −究極の顕微鏡の世界−」と題して語りました。

本イベントがサイエンスの楽しさを知る/再発見するきっかけになったなら幸いです。皆様ご参加いただきありがとうございました!

※後援の Osaka University OSA / SPIE Student Chapter にも感謝します。

2013/09/18 : JSAP学生交流会 1st Student Meeting@同志社大

 応用物理学会初の学生交流会は大盛況のうちに終わりました!

この交流会は、阪大応物学会学生チャプターが学会のサポートで企画したものです。

当日は6カ国、26の組織から123名もの参加者が集いました。魅力的なスキルアップセミナーと立食パーティーを通して、国や分野を超えた学生のネットワークを構築することができ、また応用物理学会スチューデントチャプターの活動もアピールすることもできました。

さらに詳しく https://sites.google.com/site/amps2013jsap/

The 1st annual meeting of physics students was finished on great success !

This meeting was held by Osaka Univ. JSAP student chapters with a support by JSAP.

123 people from 6 countries and 26 organizations attended in this meeting.

And we had a very fruitful time for making student networks beyond fields and countries through attractive upskilling skill seminar and banquet.

Also it was a very good opportunity for appealing activities of JSAP student chapters.

More detail  https://sites.google.com/site/amps2013jsap/

2013/07/27(京都), 2013/08/04(大阪): 応用物理学会関西支部リフレッシュ科学教室

応用物理学会関西支部が主催する,小・中学生向けの「リフレッシュ科学教室」が開催されました.私たち阪大SCのメンバー8人がスタッフとして参加し,お手伝いをしました.午前中は全体講義があり,午後からは3つのグループに分かれ,「光通信」,「電磁石」,「AMラジオ」の実験を行いました.どのグループもこども達が積極的で,とても熱心に取り組んでいました.実験が成功すると皆が笑顔になり,手伝っていた私たちも楽しませていただきました.

このような機会を与えてくださった,応用物理学会関西支部のみなさま,ありがとうございました.


2013/06/20: 第2回サイエンス・カフェ:ガリレオカフェ@阪大豊中キャンパス

第2回サイエンスカフェ「ガリレオカフェ」を開催しました。あいにくの悪天候の中、経済学部、人間科学部の学生、高校生、遠方から来てくれた方など、たくさんの方に来ていただきました。

当日は5人のスピーカーが身近に溢れる科学や最先端の研究テーマに関するテーマを用意して、来場者の方と楽しくおしゃべりしました。それぞれのテーマでは、「日頃、気にせず見ていた空がなぜ青色をしているかわかった。」「レーザー銃なんてSFの世界だと思っていました。」「宇宙ってこんなに奥が深いなんて知らなかった。」「テレビがペラペラに曲がるなんてすごい。」「顕微鏡ってこんなに進んでるんだ。」といった感想が聞けました。

次回も楽しい科学とコーヒー、お菓子とともに、みなさんのご来場をお待ちしております。

2012/12/21: チョコっと物理 ~サイエンス・カフェ~@阪大豊中キャンパス

チャプター初の外部向けイベントとして,サイエンスカフェ「チョコっと物理」を開催しました。サイエンスカフェとは,「様々な分野の人が自分のバックグラウンドをベースに,科学について意見を交換する場」を指します。もちろん文系・理系,老若男女を問いません。

当日は,メンバー7人が5つのデスクに陣取りました。各自の研究である最先端の物理について来場者と楽しくおしゃべりをしました。「最先端の物理」といっても,そこには数式はいっさい現れません。すべての人が疑問を投げ掛け,意見を交わし,非常に活気のある場となりました。私たちも自身の研究の新しい切り口を知り,実りある時間となりました。外国語学部の学生や経済学の先生,近隣にお住まいの方など,様々な方々に来場いただきました。

次回も楽しい科学とコーヒー,お菓子とともに,みなさんのご来場をお待ちしております。

2012/12/04: 見学会@SPring-8

理化学研究所・播磨研究所に大型放射光施設SPring-8、X線自由電子レーザー施設SACLAの見学に行って来ました。SPring-8内を見学し、山本基盤研究部長にはタンパク質結晶構造解析における実験装置の開発やビームラインの維持管理などについて、阪大核物理研究センターの中野教授には行なっている素粒子に関する実験内容や最近話題となったヒッグス粒子について興味深いお話をしてもらいました。

またSACLAの見学では、世界に先駆けて開発された真空封止型アンジュレータの説明や模型に触れることができました。

この見学を通して、SPring-8では世界最高級の放射光を常時維持しつづけるスタッフの方々の頑張りに、SACLAでは高効率X線レーザー装置開発の技術力に感銘を受けました。


2012/10/21: 出前授業 in こども会

阪大周辺地区のこども会にて、Osaka University OSA/SPIE Student Chapterと共催で出前授業を行いました。

授業では"ホタルの光"と"ブラックライトでお絵描き"を実施し、

計57人もの小学生に実験を通じて光の面白さを体験してもらいました!