この事業では、SDGsやカーボンニュートラルをテーマとした課題解決型学習や教育活動を通して、探究的な学びを促進し、環境問題に関する意識を高めるとともに、各校の取組を広報することで、高知県全体としての意識の高揚に寄与することを目標としています。
本ページでは、実践的な課題解決型学習の促進事業における各校の令和4年度活動事例を紹介します。
令和4年度の研究指定校3校の活動内容
テーマ:廃棄処分されるものや規格外のものを活用したトマト酢の商品化
間伐材や製材の加工でできた廃材の木片チップを活用し、雑草防除の効果について調査研究を実施しました。また、廃材を用いて学校整備に必要なモノづくりやフードロス対策にも取り組みました。その他に、避難所における水の確保や水質改善のため、プール・川の水等が木材チップで飲み水にできるか調査研究を行いました。
テーマ:次世代型ハウスでの地域環境に配慮したトマト生産
次世代型ハウス(環境制御型ハウス)でのトマト生産を通じて、持続可能な農業の調査研究を実施しました。他にも森林環境教育や農業高校におけるSDGs活動を行いました。
テーマ:反射光を抑制できるソーラーパネルの形状に関する研究
反射光を抑制できるソーラーパネルの形状に関する研究や水力発電機に係る発電効率の最適条件の研究等を実施しました。