トレーニングアプリ

ベクトル

トレーニングで使用するアプリ”ベクトル”のスナップショット

トレーニングはソフトウェアを使って行います。そのひとのワーキングメモリー能力に対してちょうど最適にチャレンジングな負荷になるように自動的に難度レベルを調節します。

コーチはインターネットを介してトレーニング状況を把握し、トレーニング計画(どのエクササイズが適しているか、負荷の量や、期間の長さなど)を設定します。

ソフトウェアの起動時と終了時にサーバと同期して、トレーニング結果がアップロードされ、コーチが設定したトレーニング計画などがダウンロードされます。

島を一つ一つ解決していきます。ある島はワーキングメモリのためのエクササイズ、また次の島は数学のための能力のトレーニングなど、トレーニングプランに基づいて現れます。開始して30分たつと、その日のトレーニングは終了します。

ワーキングメモリ

視空間のワーキングメモリのエクササイズを中心としています。点滅する位置を順番に憶えて、順番通りに答えていきます。

旧バージョンのロボメモの最終期に提供が開始された、1セッション(1日分のトレーニング)を短くして、むしろより効果を得るトレーニングプランを採用しています。負担感やストレスを少なくしながら、より効果を期待をできます。

数学のための能力

数学のための能力については、算数の知識がないこどもが自力で繰り上がり下がり、二桁の加減算、分数、小数点、負の数などが出来るようになる数直線(Number Line)という数の認知方法を応用しています。ただし、進み具合については個人差があるようです。

日本では10になる数の組み合わせ(1+9, 2+8, 3+7, 4+6, 5+5)を小1の夏休み前に学び、夏休みの間にすらすらと思い出せるようになったところで、2学期に繰り上がり、繰り下がりに進みます。数字という情報形式の暗記を使っています。数直線は数を長さ(量)、位置、数字、操作といった複数の情報形式で同時に認識しながらトレーニングします。