中古車購入時のチェックポイント

中古車は価格が手頃なのは魅力だけど、車の知識も無いし、失敗しない買い物ができるか不安・・・

皆様このような不安をお持ちだと思います。買ってから後悔しない為に、チェックしたいポイントをまとめてみました。

【お店選び】

何といってもこれが最大のポイントです。新車ではない以上、程度も千差万別です。いわゆる「ハズレ」の車も存在します。

細かな不具合を見抜く整備知識と能力があるか、不具合が見つかった場合、見過ごさずに修理或いは場合によっては販売を断念する決断ができるか。ここで販売店の本質が試されます。

その場の利益だけを考えて、だましだまし売ってしまえというようなところで買ってしまうと、後々後悔だけが残ります。

大きな展示場を持っているから安心できるだろうと思う方もいらっしゃいますが、その展示場などの経費が販売する車に分散して上乗せされているということです。

また社員が車に対する知識と、愛情を持っているかも重要です。国家整備士資格保有者であればメカの知識もあり、国家資格者としてのプライドから状態の悪い車を売るには相当な抵抗があるでしょう。

整備士経験を生かした正確なメカニカル状態の把握と整備、その場しのぎではなく、末永くお付き合いして頂ける為の真摯な対応の当社にぜひお任せ下さい。

【価格】

新車とは違い中古車には定価がありません。中古車価格は需要と供給のバランスや、販売コストの違いなどにより決定されます。

また中古車は業者専門オークションがあるので、相場より不当に安い車はなんらかの理由がある可能性が高いので注意が必要です。

車両価格は安く表示していながら、実際購入するとなると高額な販売諸費用を請求するお店も存在します。車両価格だけではなく、諸費用も含めた総額でしっかりと検討する必要があります。

【メンテナンス】

自動車は機械ものですので、正常な機能を果たすには定期的なメンテナンスは不可欠です。いかに現在の車が壊れなくなったとは言え、車にはエンジンオイルやブレーキパッドをはじめ多数の消耗品があります。

こまめに点検や消耗品の交換などのメンテナンスが施されてきた車を選べば、購入後に整備費用がかさむ心配もありません。点検整備記録簿付きの車であれば、過去の整備履歴が分かり、今後のメンテナンス予定も分かり安心です。

適切なメンテナンスを受けてこなかった車は、後々高額修理が発生する恐れがあるので購入は見合わせましょう。また気になる異音や振動は故障のサインです、納得できるコンディションのものを選びましょう。

【内外装】

事故などで板金修理された車の場合、修理する工場により仕上げに差が表れます。損傷具合のひどい場合、車両の骨格部や足回りなどにもダメージが出ている場合もあり、走行安定性などにも問題が出る場合もあります。また安価な板金塗装は経年劣化で塗装が剥げたりすることもあります。

修復歴の有無が開示されているか、修復の仕上がり具合に問題は無いかをよく確認して下さい。

【走行距離】

日本では走行距離にこだわる方が非常に多いですが、走行距離だけで車両状態を判断するのは危険です。

日本国内では10万kmが一般的な車の寿命のように考えられていますが、メンテナンスさえ怠らなければ20万kmを越えても問題無く使用できる車はたくさんあります。

走行が少なくてもメンテナンスが不十分な車は、先々メンテナンス費用がかさむ可能性があります。反面、走行距離が多くても適切なメンテナンスを受けてきた車は安心して乗ることができる上に、相場よりも安く購入することが出来、良い買い物ができることもあります。

【保証】

新車には3年間若しくは60,000Kmの一般保証、5年間若しくは100,000Ｋｍの特別保証などのメーカー保証制度があり、条件を満たせば期間内の故障修理は無料で受けれるようになっています。

初度登録５年以内（国産車）の中古車を購入した場合は、当該車種の取扱ディーラーでメーカー規定の点検（有料）を受けることでメーカー保証を継承することができます。

また中古車の場合は販売店によって保証内容は様々です。購入時には実際にどこまで保証してくるのか、保証内容をしっかりと確認することが必要です。

当社では、年式や走行距離に応じ、1ヶ月or1,000ｋｍ～3ヶ月or3,000ｋｍのオリジナル保証をお付けします。