つを并だつ又文数之事
つを
つを
つをと云は可移動候所之木片に御座候
むあく
むあくと云は船に御座候かうく
かうくと云は雑兵に御座候ぐわ
ぐわと云は弓箭の輩に御座候かうん
かうんと云は車に御座候だう
だうと云は虎に御座候まうん
まうんと云は御馬に御座候くわ
くわと云は筆執る御役人に御座候つく
つくと云は巫女に御座候わい
わいと云は御将軍に御座候よう
ようと云は王に御座候たむ
たむと云はぱいぐの皇に御座候だつ又文数
だつ又文数
だつと云は文数可得候段相可集候所之つを又相定申候段の有りさまニ而文数を可得候
尋常なるだつ
尋常なるだつ
相定申つをの集りに可請渡し候事
五十文之だつ
五十文之だつ
行く処に仇無し
たむ之外つを総て
十文之だつ
十文之だつ
天下安泰
兵弓将筆巫
七文之だつ
七文之だつ
御国之風
筆巫将
五文之だつ
五文之だつ
馬弓兵
兵弓馬
御幸
船車馬
三文之だつ
三文之だつ
王
王
畜生
虎馬
武者衆
将兵兵
友がら
車兵兵
大往生
兵兵兵兵兵
有りさまニ而のだつ
有りさまニ而のだつ
相定申候段の有りさまニ請渡し候事当技法ニ候てハ罰のみ有之候
禁じ手に無之候故者ぱいぐの教へニ而心圧を相嫌候間行ひの禁無之候也五文減ずるだつ
五文減ずるだつ
たむ攻め
つをのたむを皇を踏越候時也
三文減ずるだつ
三文減ずるだつ
乍居之たむ
たむを移動候得共其実相移動無之候段并敵方たむを移動候後即刻たむを被移動候節
御祝儀
御祝儀
つをの有様によつて請渡し候事
二文之御祝儀
二文之御祝儀
同色
だつニ而つをの色不相違候時也王有之候ハヽ必五文ニ御座候
化札
化札
尋常なるだつを作り度候共つを欠乏に候ハヽよう化け其つをの代用と相成候但色ニ而は化ける事無之候
幾度ニ而もつを者可用
幾度ニ而もつを者可用
一つのつを者幾度ニ而も可用候虎馬船車の四つのつを有之候ハヽ御幸と畜生相成候
同敷だつ不相成候
同敷だつ不相成候
同敷だつ不相成候将兵兵有之候間再び兵を取りても武者衆一つのみ三文に相成候但同敷だつニ而加へて同色の御祝儀相成候節ハ御祝儀と一つのだつのみ数ふ可候事
次:対局始之つをの事