駒の動き

基本的な動き

遊戯者は、自分の駒を1つ、1回だけ他の自分の駒のないマスに移動することができる。

原則として、他の駒を飛び越えることはできない。

  • 駒が行った場所に他の相手の駒があれば、その駒を取り、その駒は自分の「手駒(手片/hop1 zuo1)」に加わる。

  • 自分の手駒にある駒は、手番ならいつでも他の駒のないところに移動することができる。

駒は下の図のように進む。皇処での動きは白抜きの記号で書かれている。

丸印は1マスだけの移動である。それに対して、矢印はその直線上のどのマスにも移動できる。(無限移動)


特殊な動き(効果)には下のようなものがある。

  • 皇処の将は周りの味方の駒を相手に取れなくする。周りとは将のいるマスの触れる8マスである。

  • 皇処の巫は他の駒1つを越えて移動できる。

  • 隣接する他の駒1つを越えて移動できる。

  • は1回の手番で王と同じ動きを2回行う。

  • は自分も相手も動かすことができる共有の駒である。

  • は他の駒を取ることができない。また、他の駒で取ることができない。

  • は周りのマスを皇処にする。周りとは皇のいるマスの触れる8マスである。

図版はアイル共和国文化省「AIL PANIT LETI CETKAIK LETI KULANTE」より引用。

踏越え

駒の動く位置に他の駒があれば、その駒を経由点とし、そこからさらに移動することが出来る。踏んだ駒は手駒に入らない。

・ただし、一手番につき最大でも一つしか駒を踏めない。これは皇も例外ではない。

無限移動の時に、踏越えしたい場合は、投げ棒を投げ、その数以下のマス数だけ移動できる。