ルテリス語

ルテリス語とは、2016年9月10日から考案された人工言語。白羽礼美によるルテリス王国(ミクロネーション)において公用語として利用される事を指向して作成されている。

ルテリス語

Ruterrija

ルテリス王国の国旗

概要

ルテリス語はルテリス王国暫定政府(ル:Irxe Dznojuli'o fon Nermetixal Ruterrss/IDNR)と接触したFafs falira sashimiによって作成が提案された。当時、ルテリス王国はリリィ王国からの国号と体制の変更によって混乱状態であり暫定政府の状態であったが、Fafsを快く受け入れ、ルテリス語の制作に向けてFafsは制作を開始した。2016年12月14日にルテリス王国は解体され、それ以降の明確な開発計画は立っておらず、それ以降放置状態である。

発音と単語

基本的な発音とスペリングはリパライン語の正書法を踏襲し、また単語も理語を踏襲する。ここではそれとは異なる発音を表記する。

発音

創案者

創案時期

話者数

話者数の順位

目的による分類

参考言語による分類

IPA: [ʁute:ʁija]

Fafs falira sashimi

2016年

不明

データなし

人工言語

    • ミクロネーション言語

アプリオリ指向

公的地位

公用語

統制機関

ルテリス王国臨時政府(IDNR)

言語政策省

母音後ではないr

(ssは除く)

全てのつづりのs

[ʁ]

[z]

以下は表記や音素の変化である。

y

ai

ü[y]

ä[æ]

Ex)

Aiar ->Äar

また、i+Vの軟音化はm,n以外では発生しなくなり、緩衝母音と緩衝子音は必ずつけなくてはならない。これは上記の変化より優先度が高い。

Ex)

Celaium -> Celavium

語順

SVO AN GNである。

リパライン語のように属格必須や単独名詞のための-stiのような格は存在しない。標準リパライン語とはことなり、アポストロフィはつけない。 主格と対格は明示しなくてもよい。

mi : mis, mirgi, mic, mirgen, mil

私 : 私は、私を、私に、私の、私にて

助副詞

・時相

完了lusut、開始fas、存続ioを利用する。時制は明示しない。文頭に置く。

Ex)

Mi lusut lkurf. 私は喋った

Mi fas lkurf. 私は喋り始めた

Mi io lkurf. 私は喋っている

・法

リパライン語の単語を流用する。

関係節

関係詞zuを利用する。lexや動詞+enは利用しない。従属節明示の-tは利用しない。

Mi virot larta liaxu zu lkurf.

私は喋る人に会った。

品詞語尾

動詞には更に強力な名詞派生語尾である動詞連体形語尾が利用できる。

人称代名詞と複代副詞

人称代名詞は以下の通り

文脈指示のla lexはfgirに代用される。

また人称代名詞のほかにも強力な複代副詞も利用できる。

Gvasseus lkurf fgir. 我々はあなたたちにそれを発言する。

形容詞の級

比較級le、最大級lesのみが存在する。

(比較グループ) le/les (形容詞) (形容されるもの)という形式になる。

Unde les underrgen icco 世界で最も平和な国家

ルテリス敬語

ルテリス語特有の敬語がある(検討中)

その他

その他の文法事項に関してはリパライン語文法書に倣うものとする。

ルテリス名

基本的な形式は以下の通り。

(名前) (血族名) (苗字) fon (役職)

名前……理語の造名規則に沿う

血族名……親(勧誘者)の名前に-afa-v-(女性)/-afis(男性)+-en(属格)、自発的なら当時の王または女王から取る。

苗字……個人での決定または女王・王による付与によって作成される。

役職……ルテリス王国における役職

Dallergafis lemirgafisen xilahavijumen fon lkurftless(fafs)

ダッレーガフィス・レミーガフィゼン・シラハヴィユメン・フォン・ルクーフトレス

Malir malirrgafaven xnajdar fon nermetixalo(白羽礼美女王)

レミーゲウィユ・レミーガファーヴェン・シラハヴィユメン・フォン・ネーメティシャロ

リパライン語との関係

ルテリス語とリパライン語は丁度方言のような関係にある。リパライン語の複雑性を取り払ったものがルテリス語といえるのでリパライン語を読める人はルテリス語を簡単に読む事が出来るが、ルテリス語を先に学んだ人がリパライン語を読むことは困難になる。しかしながら、ルテリス語とリパライン語の遠さは、デュイン方言よりも近いものである。

以下、リパライン語との細かな違いについて書き留める。

    • elxなどlexに関係する構造が無い。

    • 動詞以外も単独で立つ事ができる、その時-stiなどは必要ない。

    • 動詞の文頭命令化はしない。

    • !/?は半スペース放す。

    • 一部語彙が異なる。

関連項目