2024年11月22日(金)
座間市役所危機管理課の方々のご協力を得て、近隣自治会で行われている避難所開設訓練と同様の防災訓練を行いました。
クラス毎に分かれ、約30分交代で
①旭小敷地内にある備蓄倉庫内の説明と簡易トイレ・校門付近マンホールトイレの見学
②体育館内にて班ごとに一基ずつ仮設テントの設営体験
を行いました。
保護者の方の参加も募集し、見学やテント設営を子どもたちと一緒に学んでいただき、有意義な時間となりました。
見学中の子どもたちはメモをとりながら真剣な眼差しで倉庫を覗いたり、
普段何気なく通っていた校門の近くのマンホールが災害時はトイレになることに驚く子どももいました。
津波がきたらどうするの?や、備蓄倉庫に食料はありますか?などの質問も出ました。
沢山の有意義なお話が聞けました。一部を抜粋して以下に掲載いたします。
ご参考まで♪
【4年生防災体験 豆知識】
・マンホールトイレは市内全小中学校にあるわけではない。
この地域だと旭小、ひばり小、東原小、東中にはある。
・給水用の地下貯水槽も市内全小中学校にあるわけではない。
この地域だと東原小と東中にあって、旭小とひばり小にはない。
・災害時の基本は、自宅での避難生活。
避難所へ行く人は自宅が倒壊もしくは倒壊の危険がある場合。
能登の地震で倒壊した家は古い家屋で瓦屋根がほとんどだった。今の家屋だったら倒壊しなかったかもしれない。
・災害時、給水車は3日目以降には回り始められると思うので、少なくとも3日分の水は各家庭で備蓄しておく。
・但し、本来は7日分の水・食料の備蓄が各家庭にあると望ましい。
今は5人家族7日分の備蓄食料が30000円程度で売っているので、そういった物を利用してほしい。
保存期間も7年だったり長期保存できるので、ぜひ備蓄をお願いしたい。
・防災倉庫の管理確認は地域自治会にお願いしている。
・旭小体育館には50基程度の仮設テントが建てられる。防災倉庫の中には128基のテントの用意がある。
・仮設トイレにたまった汚物はバキューム車が回収に回ってくる。
・座間市の避難計画に津波の想定はしていない。
・基本的に食料と水は座間市総合防災備蓄倉庫(PDF)に備えがある。
■座間市役所危機管理課の皆さん
■体育館での仮設テントの設営体験
■簡易トイレ・校門付近マンホールトイレの見学
■旭小敷地内の備蓄倉庫内の説明