授業でICT機器を活用しましょう
授業でICT機器を活用しましょう
GIGAスクール構想の実現により,各市町村では,小・ 中学校段階の子どもたちに一人に 1 台ずつ学習者用端末が整備されます。また,県立学校でもICT機器整備やネットワーク,私物端末(BYOD)の利用を推進しており,教師や生徒のICT機器の利活用は,増々進んでいきます。
これから学校の学習環境の変化によって,子どもたちが授業でICT機器を使用し,自分専用の文具として,日常的に使用する時代が目の前まできています。
今後は,これまでの学習活動を一層充実させるため,ICTの授業での効果的な活用方法が求められます。
まずは,学校で組織的に取組みを行い,積極的にICT機器を活用していきましょう。
東北大学大学院 教授 堀田龍也先生が「GIGAスクール構想」についてお話している動画です。
提供:(株)さくら社(YouTube動画)
◆始業前に
学級担任
フォームによる欠席・遅刻連絡を受け取ります 。
(フォームを活用した欠席連絡では,朝の電話対応の時間が縮減できるだけでなく,連絡漏れや入力ミ スを防ぐこともできます。
(Google Formを利用します。)
生徒
生徒は登校して自分の机で端末を起動しログインします。
今日の予定と担任からの指示を確認します。
(Google Classroom内ストリームで連絡します。)
授業の準備や課題(朝の自学学習)などに取り組みます。
(Google Classroomで課題を配布します。)
◆SHRで活用しましょう
1 朝のSHR
学級担任からの連絡 →(今日の予定をタブレットで確認します。)
教科担任からの連絡 →(授業ごとの予定・連絡事項を確認します。)
生徒 →(自分の端末に予定など必要事項を入力します。)
2 帰りのSHR
1日の振り返りをします。
明日の予定の確認します。
◆授業で活用しましょう
授業の中でICTを活用し,学習活動を一層充実させましょう。
学習者用端末と学習支援クラウド(Googleドライブ)を活用し,学習者主体の学びに転換することを意識しながら授業展開していきます。
子どもの学びの状況を把握し,データに基づく個別指導を展開します。
共同編集機能を活用して,学習者主体の学びを促進します。
(グループ発表の準備などで,1つの共有ファイルを同時編集し,アイデアを即時的に共有したり,質問や意見を送り合ったりすることで協働的な学びが促進されます。)
グループでの意見を集計フォーム(Google Form)でクラウド上にまとめ,学び合いを深化させます。
(他者からの学校評価・授業評価で気づきや振り返りを促し,学習者の自己肯定感を育みます。また,瞬時に集計できます。)
課題研究発表会などオンライン配信します。
(県内であれば,GoogleMeetで他校との交流も容易にできます。)
授業前に各自で準備をします。使用しない場合は,あらかじめ決めておいた保管場所にしまっておき,机上には置かないようにします。
◆休み時間や放課後で活用しましょう
授業に差支えない範囲で,なるべく積極的に端末を活用します。
オンライン生徒会活動
オンライン部活動
放課後の自習
(探究学習など作成する論文の執筆や学習用動画の視聴を行います。データはクラウド上に保存しる自分のファイルを編集します。県立学校の場合は,学習系ネットワークが接続出来る環境であればどこでも学習できます。)
など
◆全校集会や学校行事で活用しましょう
3密を避けるため,オンライン(Google Meet)で行います。
オンライン全校集会
(生徒は教室で視聴します。)
オンライン学校説明会
(中学生が例年行う学校訪問をオンラインで実施します。)
オンライン企業説明会・見学会
(コロナの影響で訪問することができない場合などオンラインで実施します。)
など