お互いの特技を伸ばして

絵描くのが好き、音楽が好き

2021国連ユースビデオチャレンジで世界3位入賞

寺本さん、大崎さんの受賞作品

本学教授で軍縮が専門の樋川和子先生のクラスを受講していた二人。樋川先生の後押しで今回のコンテストにチャレンジしたのは、申し込み締め切りの1週間前だった。大崎さんと寺本さんが何度も話し合って行き着いたのが、「もしこの世から武器がなくなったら、一番先に回復するのは”人間”ではなく”自然”ではないか」ということ。お互いの特技を生かして、寺本さんがテーマにそってストーリーを描き、途中で何度も大崎さんに見てもらい、話をして修正、出来上がったイラストをアニメーションにして、それに大崎さんが作曲したBGMをつけた。時間はなかったが、お互い得意なことだったので、苦痛ではなかった。

本作品は、女学院生慣れ親しんでいるiPad®で制作Apple Pencil®でイラストを描き、GarageBand®で作曲した。

*iPad®, Apple Pencil®,GarageBand®は、Apple, Inc.の商標です。

まさか、受賞するなんて思わなかったと二人。受賞後のスケジュールは、コロナ禍でオンラインにはなったものの、国連の各イベントに参加せねばならず、それが全てもちろん英語で行われることに更に困惑を隠せなかったようです。樋川先生の助けもあり、ひとつひとつのイベントに参加してみて、もっと時間があれば、もっと良いものができたなと語ってくれた。

2021年10月14日に行われた授賞式では、とても流暢に英語でスピーチする二人がいた。思ってもいなかった結果に戸惑いながらも、時間のない中、普段からの勉強で身についたもの、自分の特技を友達とお互いに軽やかに発揮できるところが女学院生の魅力なのだと感じた。