コロナ禍を乗り越えて日本へ留学

コロナ禍を乗り越えて

日本へ留学

二年間コロナ禍で留学もできなかったが、学生生活の最後に規制がゆるくなるタイミングがあり、台湾から日本に留学を叶えた黄さん。とてもシャイな印象の彼女が、今年のチャペルコンサートで舞台に立ち、バイオリンを弾き始めた時は、大変驚いた。

ランチタイムコンサート:2015年からヘールチャペルのオルガンを音を紹介するために「チャペルオルガンアワー」としてスタート。2020年から名称を「ランチタイムコンサート」改め、大阪女学院の生徒・学生・関係者ならだれでも参加でき、演奏者音楽を楽しむイベントになっている。

4歳からバイオリンをやっていて、日本に留学する時に台湾からMy バイオリンを持ってきました。バイオリンは高校まで本格的にやっていたが、長栄大学に入ってからは演奏する機会がまったくなかったが、日本に来てから演奏できる機会ができて、とても嬉しい。どうしてもやりたかったので、橋本るつ子先生にもお願いをした。現在は、他の友達にもバイオリンを定期的に教えている」黄さん。

「大阪女学院では、先生、また友達をはじめ周りの人たちがとても優しく、留学生生活はとても楽しい。現在は台湾料理のお店で週末だけアルバイトしながら、学内ではハンドべル以外にもWGS(Wilmina Global Supporters)にも入り、留学生生活はとても充実している。夏休み期間中も福岡など一人旅もでき、また次回は東京に旅行行く予定。」

友達と想い出作りに、いろんな経験をしたいと自分で声をかけていっしょに大阪にあるテーマパークへ。コロナ禍の中の学生生活を経験しているからこそ、時間を大切にしたいと思う気持ちは強いと感じた。

橋本るつ子先生「授業でコンサートのことを告知したら、彼女からバイオリンを弾きたいと申し出がありました。うれしかったのですが、時間がなかったので、練習をして来年いっしょに出ましょうと伝えたら、『わたしは帰国するので時間がない。今年いっしょに出たい』とお願いされました。それから2週間、授業の前に毎回いっしょに猛練習をしました。とても積極的に取り組んでくれたことがうれしかったです」