秘密の禁書庫とは


秘密の禁書庫は、現世と物語の狭間にひっそりと存在する書庫です。


旅の途中、別次元でこの書庫を見つけた語り部・ゆなは、書庫を外界から隔絶し、入口の扉を取り替えました。新たな入口は、時の番人・久遠が廃棄する予定だった試作品を譲り受けたもの。この扉は行き先が安定せず、一度訪れた場所にもう一度繋がるとは限りません。


書庫には、ゆなが紡ぐ物語や、その世界にまつわる記録が収められています。妖精司書トトは書架を整え、訪れた人をご案内しながら、ゆなと過ごす日々を『トトの営業日誌』に綴っています。


そして地下には、禁書庫にもともとあった封印された扉があります。その先に広がるのは、果てしなく続く次元の回廊。回廊に並ぶ扉を潜れば、時に異世界へ、時に物語の世界へ。あるいは過去へ、未来へ。


どの扉がどこへ繋がるのかは、回廊の管理者である時の番人・久遠が、その扉の前に立ったときだけしか分かりません。


回廊に人が立ち入ることは滅多にないといいます。それでも、時折そこへ迷い込む者がいます。回廊を徘徊する、混沌と呼ばれる存在に触れれば、肉体は消滅し、魂は喰らわれるといいます。


肉体を持つ者が回廊の扉を潜ると、その肉体は行き着いた世界に合わせて再構成されます。肉体を持たない者は、その世界にいる別の自分と統合されます。別の自分がいなければ、最も近い存在と統合されるのだとか。


「いわゆる、異世界転生というやつですね♪」

――妖精司書トト


さて、あなたはどの物語の扉を開きますか?


🌙 語り部 月影夕奈(yuna-T)
🧚‍♀️ 秘密の禁書庫 妖精司書トト🐾