ガンブレイカージョブクエスト

Lv63 痴話喧嘩?怯える母子を護れ!

受注場所 ウルダハナル回廊

受注NPC ラドヴァン

報酬 1535G

概要 クイックサンドのラドヴァンは、何やら遠い目をしている。

ラドヴァン
「よく来てくれた、〇〇……。この街には、どこか懐かしさを感じていたのだが、城塞に囲まれた姿が祖国に似ていることに気がついた。
帝国に支配された我が国は、こうも賑やかではなかったがな。それでもまだ、故郷がこの世に存在していた頃はよかった……。」

ソフィー
「ちょっと、ひとりで感傷的にならないでよ。〇〇が、困っちゃうじゃない。」

ラドヴァン
「すまない、年のせいか、つい……。私の話はさておいて、護衛の依頼が舞い込んできたぞ。
依頼人は「オリエル」という女性だ。ザル大門にて、彼女と待ち合わせしているので、話を聞きにいこう。

QUEST ACCEPTED  

(ソフィー「かわいいお子さんだね。」)
(ラドヴァン「オリエルさんから依頼の内容を聞こう。」)
(ティム「は、はじめまして……。」)

オリエル
「どうも、依頼したオリエルといいます。お願いしたいのは、私と息子のティムの護衛……付きまとってくる別れた夫から、私たちを護ってほしいのです。」

ラドヴァン
「ううむ……困ったぞ。これは、我らが介入すべきなのだろうか?相手が元夫ならば、オリエルさんからしっかりと言った方が……」

ソフィー
「そう言わず、引き受けてあげなよ……。別れた女に執着する男は、何をしでかすかわからないからね。」

ラドヴァン
「そ、そういうものか……。わかった、あなたたちをお護りしよう。」

オリエル
「ありがとうございます。元夫の「ゲラート」は、ひとけのないところで現れます。私が街の外にでも出れば、きっと言い寄ってくるでしょう。」

ラドヴァン
「なるほど、それでは我らは物陰に隠れておいて、ゲラートが現れたら、すぐさま飛び出すことにしよう。そして、付きまとわぬよう警告し、従わぬなら脅しをかけよう。」

オリエル
「どうぞ、よろしくお願いします。では、中央ザナラーンの刺抜盆地あたりに向かいましょう。」

(ソフィー「ゲラートってのは、どんな男なんだろうね……。」)
(オリエル「どうか、物陰に隠れていてください。」)
(ティム「お父ちゃん……。」)

ラドヴァン
「できるだけ手荒な真似はしたくない、ゲラートが現れたら、まずは私から警告しよう。」

(カットシーン始まり)

ラドヴァン
「そこまでは!彼女から離れろ……!!」

ゲラート
「な、なんだ、あんたらは……?」

ラドヴァン
「我らはオリエルさんに雇われた護衛。彼女に付きまとうのは、もうやめるんだ……!!」

ゲラート
「そんな……俺は息子を護りたいだけ……」

オリエル
「この子の親権は私にあるの!あなたはもう、私たちに関わらないでちょうだい!」

ラドヴァン
「二度とオリエルさんたちに付きまとうな!さもなくば、痛い目に遭うことになるぞ……!!」

オリエル
「よかった!これでやっと、安心できます。どうもありがとうございました……!」

ラドヴァン
「喧嘩沙汰にならずに済んでよかった。かなり脅してやったので、さすがに懲りたろう。」

(去る親子)

ラドヴァン
「今回は君の力を借りるまでもなかったが、誰も傷つくことなく、穏便に済んでなにより……」

ソフィー
「待って……。あのオリエルって人、まさか……
ごめん、どうしても気になることがあるの。彼女を尾行させて!」

(走り出すソフィー)

ラドヴァン
「いったいぜんたい、何が起こっているのかサッパリだが、我らも後を追おう。」

(カットシーン終わり)

(ソフィー「彼女、やっぱり怪しい。こんなところで、何を……?」)

ラドヴァン
「オリエルさんは、こんなところでいったい……おっと、誰か来たようだ。」

(カットシーン始まり)

人相の悪い男
「この子か……。ちょいと幼すぎるんじゃないか……?」

ずる賢そうな男
「いや、数年もすればいい働き手になる。今のうちに買っとかない手はない……。」

ラドヴァン
「ま、まさか、子供を売る気か……!?許せん……!!
むむ、あれは……!?」

ゲラート
「待て……!
俺の息子は渡さない……!!」

人相の悪い男
「なんだお前は?話を聞いてたってんなら、タダじゃ済まねぇぞ!」

ラドヴァン
「我らで彼を助けるのだ……!
ウウッ……!
す、すまない、また古傷が……。ここは頼んだ!」

(カットシーン終わり)

(ラドヴァン「す、すまない、また古傷が……奴らを始末してくれ!」)
(ソフィー「オッサンってば、またこんなときに……!〇〇、ヤツらをやっつけて!」)

・敵が襲いかかってきた!!

人相の悪い男POP「ほかにもいやがったか!」
ずる賢そうな男POP「生かして返すな!」

・討伐する

(ソフィー「ありがとう!やっぱり、オッサンはポンコツだね。」)
(ラドヴァン「かたじけない……。私は大丈夫だ、それよりゲラートを頼む。」)

ゲラート救助

(カットシーン始まり)

ゲラート
「た、助かった。どうもありがとう……。」

ティム
「お父ちゃん!」

ラドヴァン
「またも醜態を見せてしまい、すまなかった。それにしても、いったいどういう状況なのだ……?」

ソフィー
「オリエルはソムヌス香の中毒者なんだね?あれは中毒になると、正常な判断ができなくなる。それこそ、薬を買うためなら実の息子を売ってしまうほどに……。
中毒者は、まともを装おうとしても、感情の起伏が激しい、情緒不安定の症状を隠せない。さっきの彼女の様子で気づいたよ……。」

ゲラート
「そのとおりだ。でも、オリエルがそうなったのは、俺のせいなんだよ……。
妻は俺が博打にハマって、借金を作ってしまったため、息子を連れて逃げていったんだ。もちろん、自業自得だってことはわかってるさ……。
そこで、後悔した俺は、心を入れ替えて博打をやめ、必死で働いて借金を返し、オリエルに復縁してもらおうとした。すると、今度は彼女がソムヌス香中毒になっていたんだ……。
ウルダハで、女手ひとつで子供を育てるのは容易じゃない。孤独や生活苦から逃れようと、つい手を出してしまったんだろう。
妻と息子の人生を狂わせたのはおの俺だ。だからこそ、なんとか救ってやりたかったんだ……。」

ソフィー
「それで……これから、どうするつもりなの?」

ゲラート
「オリエルはフロンデール薬学院にある、薬物依存症の更生施設に入れる。ティムは俺が責任をもって育てよう。
そして、妻が更生して戻ってきたら、もう一度、家族三人でやり直すつもりだ。どうか信じてくれ、俺は本気だ……!」

ラドヴァン
「……わかった。屈強な男たちに丸腰で向かっていった、その勇気に免じて、君を信じることにしよう。」

ゲラート
「ありがとう。今度こそ、絶対に家族を幸せにすると誓うよ……。」

(暗転)

ラドヴァン
「今回はソフィーの機転に救われたな。情けないことに、私はまた肝心なときに……。」

ソフィー
「いや、本当に勘弁してよ。〇〇も気になってるだろうから、オッサンがポンコツになった理由でも教えてあげたら?」

ラドヴァン
「ポンコツではないと言いたいところだが……二度にわたって、私が見せた醜態のわけを話そう……。
帝国軍の徴用兵だった頃、私は上官に逆らったことで投獄され、実に10年以上、独房に入れられていたのだ。
そこでは、囚人の反抗を抑えるための、忌まわしき魔導仕掛けの「首輪」を付けられていた。
それは、囚人の身体に電気を流し、苦痛を与えて全身の自由を奪い、服従させるというもの。
収監中、繰り返し雷気を流された私には後遺症が残り、ときに身体中に激痛が走って、動けなくなるようになった。
くだんの醜態はその症状によるものだったのだ。
だが、安心してくれ。エオルゼアに来たことで、逃亡中よりも生活が改善されたため、この後遺症は完治しつつある……もう二度と醜態は繰り返さない!」

ソフィー
「それならいいんだけどね……。ついでに話しておくけど、アタシもオッサンと同じ帝国の監獄にいたの
まあ、アタシの場合はレジスタンスの諜報活動中に囚われ、処刑を待つ間、雑居房に入れられてたんだけどね。
ところでなぜ、アタシたちが出会ったかというと、これがまたおかしな話でさぁ……。
オッサンは脱獄するために、10年かけて独房から外に至る抜け穴を掘っていたの。それがついに開通した先がぁ……アタシのいる雑居房だったんだ!」

ラドヴァン
「ちょ、ちょっと、計算が狂っただけだ。お前はそれで命拾いしたのだから、ありがたく思え。」

ソフィー
「はいはい、感謝してるよ。絶望のなかで、処刑を待つばかりだったアタシは、穴から出てきた、オッサンの間抜け面に救われたんだからね。
結果的に、ふたりで力をあわせることで、警備が手薄だった雑居房から抜け出すことができたってわけ。」

ラドヴァン
「ああ、だが脱獄は果たしたものの……
私はすでに帰るべき場所を失っていたんだ。
ゲラートと同じく、私にも妻と幼い息子がいたのだが、ふたりとも……護ることができなかった……。
おっといかん、またひとりで感傷的になってしまった……。さて、また次の都市へ向かうとしよう。」

ソフィー
「じゃあ、海を渡って、リムサ・ロミンサに行こう!港の街だから、世界中の物が集まっているらしいね!」

ラドヴァン
「いいだろう、それではまた、リムサ・ロミンサの冒険者ギルドへ向かい、仕事を探そう。」

(カットシーン終わり)

>リムサ・ロミンサ
>溺れた海豚亭

(ソフィー「また、新しい服を買っちゃった!どうかしら、これ……?」)

ラドヴァン
「リムサ・ロミンサとは、海賊が興した街だけに、自由でおおらかな雰囲気が漂っているな。

ソフィー
「海はキレイだし、珍しい物も売ってるし、最高だね!また、新しい服を買っちゃった!」

ラドヴァン
「冒険者ギルドには、いまのところ護衛の依頼はなかった。また仕事が見つかるまで、君は鍛錬を積んでおいてほしい。」

QUEST COMPLETE!  

(ソフィー「コスタ・デル・ソルの海で泳ぎたいって言ったら、オッサンが水浴びは嫌いだってさ。もしかして……泳げないのかな?」)

Copyright (C) SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。