2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震の際、養老国際交流協会は複数の支援活動に携わりました。
IKUSをはじめとした各団体・個人から寄せられた寄付金が、どのように活かされているのかをご紹介しました。
IKUS(Internationaler Kultur-und Sportaustausch Bad Soden am Taunus e.V.)は、ドイツのヘッセン州バートゾーデン市にある国際交流団体です。
バートゾーデン市と養老町の日独交流事業などで、深い交流の歴史があります。
支援活動ではとても大きな支援をしていただきました。
「日独文化交流オンライン紹介」は昨年度に引き続き、今年度も3回にわたって開催します。
今回は、2度の震災被害の際に寄せられた義援金が、どのように役立っているのかをご紹介しました。
東日本大震災の際、IKUSによる呼びかけでたくさんの募金が集まりました。
2011年から2012年にかけて寄せられた募金は約236万円にもなります。
遠い地のドイツから、とても大きな支援をいただきました。
支援金は主に以下の事業・活動に活用されました。
・ぎふ受入避難者支援
震災により岐阜県に避難してきた方へ住居の提供などの支援を行う事業
・コラボスクール カタリバ
震災により生活環境が大きく変わってしまった学生に、学習の機会を提供する事業
・ハタチ基金
震災時0才だった子供が無事に20才を迎えられるように支援をする事業
・桜並木ネットワーク
震災の記憶と避難の道しるべとなる桜の並木を植える事業
・熊本城復興支援
熊本大地震により損傷した熊本城を復興するための支援事業
・日本赤十字
医療救護・救援物資のための支援金
日独文化交流オンライン紹介は、オンラインと会場のハイブリッドで開催しています。
少しずつ元の日常が戻りつつあり、会場へ来られる方も増えました。
次回は、日独文化交流でホームステイをした家族とのオンライン同窓会を予定しています。