なんと同好会成立から数か月で全国大会(といっても予選とかはないので出場は簡単なのですが(笑))に出場しました!!まさかこの大会に自分たちが出られるとは思っていなかったのでうれしかったです!
簡単にですが、ここに製作記を記します。が、まぁ…初参加だし…その…参考には…ならないんじゃぁないかなぁ…。あくまでこれは我々がどう作ったかを書いたものなので…。その…温かい目で見ていただければ幸いです…。
この大会に参加するにあたって、まず決めなくてはならないのは製作する場所やテーマです。わが校は横浜市内の学校なので、横浜の風景をもとに作ろうという話になりました。最終的に栄高校の最寄り駅である「港南台駅」と、桜木町の裏を駆け抜ける路線で、周りに特徴的な建物が多い「高島貨物線沿線」(知らなかったという方はぜひ調べてみてください!)の2つが残りましたが、我々は後者を選びました。そして、「見ただけであまり知られていない高島貨物線の魅力が感じられるように、より深く知ってもらえるように」という目標のもと、製作に取りかかったのです。
これは運営から送っていただいたモジュールの台です。初参加団体は無料でもらえます。(無加工の土台を撮り忘れてたなんて言えない...)
その土台に糸のこぎりを使って斜めの溝を作り、そこに紙粘土を盛って川を作りました。誰が何と言おうとこれは川の原型です。(いいですね?)この川の造形が思いのほか難しかったので想定以上に時間がかかりました。そして、写真②の白い部分は整地用の工作用紙です。モジュール台自体は面がザラザラしているので、直に建物や植え込みなどをのせてしまうと完成度が下がってしまうのでこのように整地しました。整地は、アニオタくん(副会長という役職があるはずなのになぜかこう書かれています(笑))が活躍してくれました。ありがとうございます。
実はこの時点でコンテスト当日まであと数週間だったとか…。
桜木町の裏を駆け抜ける高島貨物線には、川を超えるレンガの橋脚の鉄橋があります。これを再現すべくプラバンで形を作っていきます。2枚目の写真にあるレンガ橋脚は工作用紙で作っています。よく見ていただくと、5本の橋脚が並んでいます。普通は見ない場所と思いますがしっかり作っています。これは橋の色を塗った状態ですね。この後、パステルを使って若干のさび表現をしたのですが…あんまり効果なかったかも…。
さて、こちらでは大きな構造物が目立ちますね。写真右から、曰産社、富士ゼ□ックス、公衆トイレとなっております。え?この中で一番手をかけたのはどれかって?そりゃもうトイレですよ。屋根とかすごいですよ。こだわりの逸品。(こんなのに時間かけるから自分たちの首絞めることになるんだよ…。)
2つの大きな建物は、当サイトを作ろうと最初に言ってくれた事務の方です。これを各1日とかで仕上げてくれたんですよ?すごくないですか?本当にありがとうございます。
ここまで見たらお気づきになると思いますが、ここまでで色がついているのが鉄橋とトイレだけという悲惨な状況でした。もう全然進んでないね(´;ω;`)。ここからようやく色が付き始めます。
まずそれぞれの写真の右下。ちょっとした遊歩道や公園になっています。その植え込みを作っていますね。あとは、建物に透明なプラバンを貼ってガラス張りのような見た目にしております。下の写真、奥の方には操車場と公園、高層マンションが建っております。
今回は川再現用の材料は使いませんでした。専用の商品があるのは知っていたのですが、お高いので透明な接着剤で代用しました。いや、しようとしました。はい、失敗しました。工夫の結晶のような発想だったとは思うのですがまさかの失敗。結局、透明プラバンに色を塗って貼るという代替案で完成させました。
写真⑧:歩道橋設置の様子
まぁ、形にはなったんじゃない?ということで試運転です。うーん…まあ建築限界(車両が走行できるかどうか)クリアしてるしいいんじゃない…?って感じです。
ちなみに奥にある歩道橋と滑り台は会長の自信作だったりします。
写真⑨:電気機関車で試運転
まず、前日に運搬箱を使って港南台駅から国際展示場駅まで持っていきます。これは事務君とアニオタ君が担当し、会長はいまだに未完成であったモジュールに必要な部品(日〇本社に必要だった車の模型)を買いに、ダッシュで横浜に向かいました(笑)。本当に時間が危なかったです。いや、無駄に大きくて重い荷物を持ちながら大井町の乗り換え…本当にありがとうございました…。
そして写真撮影などをして、展示開始です(因みに歩道橋が建築限界ギリギリで、危なかったです…。ご迷惑をおかけしました…。)!!たくさんの学校のモジュールが並ぶ姿、壮観でしたねぇ。私たちはその中に入ることができたのです!本当に感激でした!
本番当日には、横浜栄高校の前身である上郷高校の卒業生の方がいらっしゃいました!!これには本当に驚きましたね(笑)。
かなりドタバタでしたが、本当に楽しい夏になりました。さらに東京ビックサイトに運営側の人間として出られたのは本当に貴重な体験です。この会を作ってよかったなと改めて思いましたね(笑)。横浜栄高校のブース、および模型コンテストにご来場いただいた方、ありがとうございました。
搬入の際に使用していた箱、実はこれ鉄研の自作なのです。それで、主催者側が販売しているものもありました。値段はは忘れちゃったんですが、まあ(我々からしたら)お高いなぁと思って自作にしようって作ってしまいました。問題は製作費ですよね。お察しの方もいらっしゃると思うのですが、作った方がお高かったです。サイズもコンパクトでクオリティーも取っ手以外は売っているのもののほうが高いです。
つまりですね、サイズ的な問題があったり、大工レベルの腕の持ち主がいる場合を除いて
以上です。
全国高校鉄道模型コンテスト関連リンク集
公式Webサイト:https://www.moraco.jp/
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/te2con
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/tetsucon
公式FaceBook:https://t.co/BgtcK162Mf?amp=1
公式Instagram:https://t.co/BfD8dfGbzv?amp=1