はじめに
JAつくば市谷田部産直部会は、1984年に発足。地元住民と連携した青空市から始まり、1985年には生協との取引を開始し、現在組合員数170万人がいらっしゃるパルシステムとの取引を中心に、谷田部の直売所「やったべ」および、つくば市学校給食センターなどへ多くの野菜や原木しいたけ、きのこ類をお届けしている部会です。
現在の部会員の生産者は55名。菌茸類、果菜類、葉菜類、根菜類の4部会で構成され、時代に先駆け、消費者の声に寄り添った生産管理を通じ、当初より減農薬、除草剤不使用など、環境保全型農業を実践してきた生産部会です。
親元就農し、代を繋いでいる方を原点としつつ、新規就農者もここ数年で10名弱加わり、共に良い部会を作り上げるべく邁進しております。
新たに農業を始めたい方には様々なお考えの方がいらっしゃると思いますが、私たちと価値観の大事な部分を共有し、共に農業をやっていく覚悟のある方には是非仲間に加わって頂ければと考えております。
創立40周年を記念して作成した動画をご覧になり、関係者の雰囲気の一端をまずは感じて頂ければ幸いです。
2.JAつくば市谷田部産直部会概要
・部員生産者数:55名
・売上高: 約13億円 (令和6年度)
・生産品目
葉菜類:長ねぎ、白菜、キャベツ、ブロッコリー、レタス、ほうれん草、小松菜、かき菜、モロヘイヤ、空心菜、など
果菜類:トマト、きゅうり、ピーマン、ナス、スイートコーン、いんげん、など
根菜類:大根、かぶ、にんじん、じゃがいも、サツマイモ、里芋、ごぼう、長芋・大和いも、など
きのこ:原木しいたけ、しめじ、なめこ
当初から掲げられている綱領をご紹介します
1.我々は、土づくりを行い 減農薬で安全性の高い作物を作る。
1.我々は、地域の消費者と手をたずさえ 共同の利益を追求する
1.我々は、自ら生産した作物のみを部会を通じて販売する。
1.我々は、栽培計画書を提出した作物は、部会を通じた販売を最優先にする。
1.我々は、研修会・会議・交流会などに積極的に参加し、信義と友愛をますます高める。
4.栽培基準、方針
①できるだけ化学合成農薬や化学肥料に頼らない栽培を基準とする
・品目別減農薬使用基準の設定
・パルシステムのエコ・チャレンジに対応した栽培基準で管理
・非薬剤防除の活用(輪作、防虫ネット、太陽熱消毒、など)
・有機物由来の割合を高めた部会専用肥料の使用を推進
・緑肥の活用
②栽培基準の遵守と管理
・「農地管理表」の作成
・「栽培日誌」への作業内容などの記載・確認
・圃場巡回・現地調査
・違反者に対する部会規約による罰則規定
③その他
・畜産農家グループとの連携による堆肥化・堆肥散布
・青空市、産地見学会、収穫祭、農産物直売所を通じた消費者との交流
・近郊産地との情報交換
5.パルシステムとの関わり
パルシステムさんの「パル」はイタリア語の「仲間」という意味から取っているとのことです。
その名の通り、当初から生産者と消費者とが仲間としてお互いの考えや想いをぶつけあいながら、また共に勉強会などを通して学びあいながら関係性を築いてきた歴史があります。谷田部産直部会においても、役員や品目の責任者はパルシステムとの定期的な会議を行うとともに、若手から中堅の生産者にも年に数回、交流会や勉強会への派遣を行っております。
市場出荷の形態と比較すると、消費者との距離感が近いという点は一つの特徴と言えるかもしれません。
一方で各生産者とも、農作業が忙しい中、協力しあいながら運営しておりますので、経営を開始し、産直部会の一員となった際にはご参加をお願いしたいと考えております。
6.研修生募集概要
以下の説明は、原則として就農準備資金を活用予定であることを前提とします。
対象
独立・自営就農希望者
雇用就農希望者
親元就農希望者
原則43歳以下の者(農業経営開始時点で45歳未満であること)
研修期間:1年間もしくは2年間。
原則2年間をお勧めするが、本人の経験や年齢、その他の状況などを踏まえて協議して決定する。
何月に始めるべきかは、希望する作目によって異なることも考えられるので、面接などを通して決定する。
7.応募の条件
①就農意欲が高く将来に渡ってつくば市近郊で農業を継続する意志があること。
②研修終了後、JAつくば市産直部会に部員となり、共に出荷量を向上させる意思があること。
③儲かる農業(茨城県農業経営基盤の強化の促進に関する基本方針における年間農業所得目標以上)を実現する意欲がある者
④心身ともに健康であること。
⑤原則43歳以下であること(最低条件として、農業経営開始時点で45歳未満であること)
⑥自己資金:生活費の2年分以上確保していること
⑦家族の了承を得ている事
⑧自動車のマニュアル免許を持っている事
※②、⑤は、雇用就農希望の方には該当しない。
8.当部会にて研修を希望する方への注意事項
独立・自営就農および、親元就農をご希望の方は、ご自身が「経営者」を目指しているという事をしっかりと自覚されていますか?経営者は、作物の栽培の出来不出来、お金のこと、周囲との人間関係、などなど、全方位に対して「自己責任」であり、「他責」になることはできないということだと、今一度、心と向き合うことをお勧めします。
就農準備資金を活用する場合は、リンク先の要綱などを熟読の上、エントリーをお願いいたします。特に以下の場合などについては、資金受領者本人にて一括返還の義務が発生致します。
研修終了後1年以内に49歳以下で就農しなかった場合
就農後、交付期間の1.5倍(最低2年間)の期間農業を継続しない場合
就農準備資金の申請フローの仕組み上、研修開始から最初の資金の振り込みまで数か月~半年ほどのタイムラグがある可能性があります。また、就農準備資金についても、年間150万円と、つくばエリアで生活するには十分とは言えない額です。よって、生活費の面では余裕をみて年間の生活費の2倍を目安とした預貯金を準備できているかご確認をお願いします。
少々厳しい事を書きましたが、日本全体の多くの産業が直面している少子高齢化は、農業会においても顕著であり、私たちJAつくば市谷田部産直部会も例外ではありません。私たちの考え方に共感を持ち、専業農家としてしっかりと稼ぐ意志(売上目安1000万円以上)がある方、また、これまで産直部会を作り、支えてきたベテランの方々をリスペクトしつつ温故知新の精神を持って、共に突破、成長して行こうと思って下さる方には、是非仲間になって頂きたいと考えております。
9.申し込み方法
次回申し込み期間は8月を予定しておりますのでそれまでお待ち下さい。
上記について十分にご理解頂いた方のみ、
以下のリンクにアクセスし、1次選考のエントリーフォームに入力のうえ送信をお願い致します。
https://forms.gle/FDhfHzMpnEFBe9nb7
選考結果につきましては、1〜2週間以内にこちらからメールにてご連絡致します。
10. 本件に関する問い合わせ先
メール: yatabesanchoku@gmail.com
電話:090-4064-4666
※本事業の担当生産者がご対応致します。農作業中など、電話にすぐに出られないこともありますので、その場合は留守番電話へメッセージをお願いします。折り返しご連絡させて頂きます。
11. 1次選考後の流れ
1次選考後の大まかな流れは以下の図の通りとなります。
研修受け入れが決定した後、私たちもご相談に乗りながら、ご本人にて就農準備資金の申請を行い、その審査結果が出るのは約半年後となります。
採択された場合はその後資金の交付が開始される事となります。(採択されなければ資金を受けられない旨はご自身のリスクとなる点ご理解下さい。)