2023年2月18日(土)
『自分も相手も大切にするかかわり』~院内学級の子どもたちが教えてくれた大切なこと~
今回の道徳授業公開講座には、昭和大学大学院保健医療学研究科准教授の副島賢和(そえじま・まさかず)先生が講義をされました。
副島先生は、2006年より品川区立清水台小学校・昭和大学病院内「さいかち学級」の担任となられ、学校心理士スーパーバイザー、ホスピタルクラウンとしても活動されています。
その体験から「病気の子どもに限らず、誰しも明日が来ることは奇跡だ」、また「あなたがあなたのままで、そこにいるだけで十分に素敵なことなのだよ」、「感情の裏側には願いがある」と話され保護者の皆さまも胸を打たれた様子でした。
そして「大変な時は協力して生きて行こう」、「見方を変えると見えて来ることがある」、「一分間旅行で気分転換しよう」など保護者の方々にとって良いアドバイスをされました。
最後に、副島先生が大切にしている言葉は、
① 今を大切に、今と向き合う
② どんな感情も大切にする
③ 肯定的な自己イメージを育む
④ 「助けて」と言える力を育む
⑤ ひとりじゃないよ、でもひとりでも大丈夫(自立・共生を育む)
副島先生は、2009年日本テレビのドラマ「赤鼻のセンセイ」のモチーフになり、2011年NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演されています。またYouTube「あかはなそえじ風のたより」も公開しています。
【風のたより】は下記のものがYou Tubeに公開されています。
その1-1 『はじめまして』