令和4年8月3日(火)矢口地区自治会連合会主催の「マイ・タイムライン出前講座」を開催しました。防災の専門家である防災士の野呂先生を講師に迎え、ハザードマップの見方や水害や土砂災害・風害の基礎知識など風水害に役立つ講義を受講しました。
私たちの記憶にも新しい令和元年の台風19号の被害状況の話では、避難の遅れにより自宅で21名の方が死亡し、屋外移動中に浸水に遭い50名の方が死亡したそうです。特に高齢者の被災が多く被災者の65%を占めているとのことでした。
ワークショップでは台風などの大雨で河川の水位が上昇することを想定して自分自身がとる防災行動を時系列に整理し、避難所や避難のタイミングについて考え、発表しました。また、講義の後半では戸建ての多い地域と高層住宅居住のグループに分かれグループワークを行い、それぞれの地域の被害の特性や対応策などについて話し合いました。
各自治会・町会から代表者の方、合計17名が参加し、「実施の被害を想定し、避難場所など現実的に考えることができた」「これから台風の発生が増える時期なので講習を受けられて良かった」など感想をいただきました。
出前講座の様子