鍵職人養成講座ー金庫コース
家庭用金庫を非破壊で開ける秘技をお教えるのがメインですが、
業務用大型金庫や手提げ金庫など
さまざまな金庫の解錠を体系的に学べます。
【 運営事業者】 :防犯技術指導協会
家庭用金庫を非破壊で開ける秘技をお教えるのがメインですが、
業務用大型金庫や手提げ金庫など
さまざまな金庫の解錠を体系的に学べます。
【 運営事業者】 :防犯技術指導協会
🔑鍵職人養成講座の「金庫コース」の詳しいご案内です。難解で出来る人が少ない金庫の非破壊解錠を中心に、いろいろな金庫の知識・技術を学びます。
✅日本国内でも、金庫を壊さないで開けられる人は、一握りです。
テレビでも、ベテランの鍵職人が、金庫を壊しているシーンが少なからずあります。それだけ金庫の非破壊解錠は難しいです。開業している鍵職人や金庫屋さんでも非破壊で開けられる人は、ごくわずかです。
理由は、理論がわからないと開かないし、文献がほとんどないし、教えている学校が少ないからです。仮に、教えていても、理論をきちんと理解しないとダメなので、集団教育では厳しいと思います。マンツーマンじゃないと習得が厳しい内容だからです。
当協会では、お教えしておますが、お教えする条件が厳しいので、当協会出身者でも、出来る人は多くありません。
本当に、身に付けるのが難しい技術です。
逆に、ピッキングなどに比べ、出来る人が非常に少ないですから、身に付ければ、お客様からはもちろん、同業者からも依頼が来ます(場合によってはテレビ出演依頼もあるかもしれません)。
是非、身に付けてください。
安易に教えていない理由は、玄関や自動車を解錠しても、一般に、億単位の物が盗まれことはほとんどありませんが、金庫の解錠は、金庫内に億単位のものが入っている可能性が少なくないからです。
ダイヤル式金庫特有の構造を理解し非破壊で開ける方法を中心に、様々なタイプの金庫の解錠方法を習得します。
講習を受ければ、非破壊でほとんどの金庫は開けられるようになりますが、破壊で良いというお客様もいますので、多くの他の学校で教えている変な破壊の方法ではなく、スマートな破壊方法もお教えします。
🔑上記の動画では、金庫コースで学べる内容の一部をご紹介しています。実践で役立つテクニックを、ぜひご覧ください! 解説は、ここを押して下さい。
ほとんどの方が、10秒ぐらいで開け、ビックリします。でも、理論が分かれば誰でもできます。運の要素もありますので、必ず開くとは言えないのですが、80~90%の確率で、しかも、短時間で開きます。これとは、全く違う正攻法の非破壊の方法もお教えしますので、ダメな場合はそちらを実施すれば、家庭用耐火金庫は、ほぼ開きます。破壊の方法しか教えていない学校が多いので、特殊技能を身に付けて、差別化を図りましょう!
🔑金庫コースのご案内
✅ 講習費
79,200円。(消費税込。)
講習当日、現金かクレジットカードでお支払い願います。
対象のクレジットカードは、VISA、Mastercard、American Express、JCB、Diners Club、Saison cardになります。)
✅ 講習目的 ここをクリックしてください。
✅最大の目的は、金庫依頼の大半を占める、ダイヤル式家庭用耐火金庫を非破壊で開ける方法を身に付け、同業者との差別化を図ることです。講習時間もこれに一番時間をかけます。
金庫解錠依頼の90%以上を占めるのは、ダイヤル式の家庭用耐火金庫です。
高額な大型金庫は、ホームセンターなどは販売しておらず、金庫専門店から買います。
メインテナンス込みの料金になっていることが多いので、メーカーがカギの紛失や暗証番号忘れなどは無料で対応しますから、金庫屋に依頼が行ってしまします。
鍵屋に3~5万円を払って頼む人はほとんどいません。
また、手提げ金庫は所有者自身が壊してしまう事が多いので、直接の依頼が来ることは少ないのですが、玄関の解錠依頼のときに出張費を抜いた低料金でやってやると、親の形見の品で、壊さずに放っておいたものを頼まれることも多いですので、是非営業しましょう。
暗証番号式などは、そもそも、電気やコンピューターの基盤を使いますので高額ですし、値引き率も低いので、店頭価格がダイヤル式の2~3倍ぐらいしますから、そもそも普及率が低い上に、自分で番号を設定しますので忘れるのはおかしいですから、仮に金庫解錠の依頼があっても引き受けないことが多いです。
マグネット式などは鍵がないのでは非破壊で開けてやっても、結局その後使えませんから破錠して
しまうことが多いです。
スーパーダイヤルと言うものもありますが、30社ぐらいあるといわれる金庫メーカーの中で、キング工業と言うメーカーとその系列の一部の製品に使われていて、同じキング工業で同じぐらいの大きさで普通のダイヤル錠を使った製品の数倍の値段がしますから、非常に少ないです。
簡単に壊せ、また使えるように直せます。
ところが家庭用耐火金庫は、ホームセンターや文房具屋などで買いますが、買ったときに付いてくる紙に書いた覚えづらい8桁の番号を覚えなければなりません。
そこで、ダイヤル部分をガムテープなどでしている人も多いのですが、掃除などで劣化したテープを
ちょっと触ってしまい開かなくなったり、帰省した孫などが遊んで開かなくなったりすることがあります。
(使ったことが無い人は番号の書いた紙が有っても開きません。笑い話のようですか、本当の話です。)。
用心深くて自分だけで使っていたおじいさんが死んでしまい、ダイヤルもいじってある場合のような依頼も多いです。
ところが、金庫を買ったホームセンターや文房具屋では金庫解錠は出来ませんし、手提げ金庫と違って頑丈ですので素人には壊すに壊せません。
本コースでは依頼の大半を占めるダイヤル式家庭用耐火金庫の解錠理論の講義と実習を中心に学習します。
他のスクールの多くは破壊の方法のみを教えていることが多いですが、高額な物や死んだ人の形見の品などは、壊さずに開けて下さいと依頼される場合も少なくないですから、壊さずにダイヤルを合わせて開ける方法をお教え致します。
安いのなら壊してもいいというお客様もいますが、壊した金庫は、市区村の無料回収の普通のゴミ
としては出せません。
自分で専用の処理施設に持ち込み有料引き取りになる場合がほとんどです。
また、新しい金庫を買わなければなりません。
合わせると、3~4万円以上することが多く、非破壊で開けたほうが安くなります。
その辺を説明すれば、非破壊での受注が得られやすいです。
壊すと金庫は使えなくなりますから、料金は高く取れませんが、壊さなければ金庫はまた使えますので、解錠料金も高くなります。
しかも、全く違う二種類の開け方をお教え致しますから、どちらかの方法で開くはずです。
金庫メーカーはたくさんありますが、ダイヤル部分はほとんど同じなので、メーカーが違っても同じように開けられるのです。
勿論破壊の方法や暗証ボタン式や磁石式の家庭用耐火金庫の解錠方法もお教え致します。
また、ダイヤル式手提げ金庫やダイヤル式大型耐火金庫の解錠方法もお教えいたします。
ちなみにダイヤル式大型耐火金庫は、専用のダイヤル解読装置があれば簡単に開けられます。
それに対し家庭用耐火金庫はその機械では開きません。
意外ですが、家庭用耐火金庫のほうがかえって難しいのです。
また、金庫の解錠が出来ない同業者も結構いますので、ダイレクトメールなどで挨拶しておけば、
そちらから仕事が回ってくることも期待できます。
✅ 講習内容 ここをクリックしてください。
🔑ダイヤル式手提げ金庫の解錠実習
手提げ金庫はほとんどがダイヤル式です。この解錠方法の説明と解錠実習をします。
1枚座ダイヤル1個・1枚座ダイヤル2個・2枚座ダイヤル1個の全てのタイプで実習します。
まず、ノーヒントでチャレンジしていただきます。先入観として、開くとは思いませんから、「えー、開くんですか?」という方が多いですが、ちょっとヒントをやると開けられる人が多いです。
勿論、自力で開かなくても、構造を説明して、開けていただきます。
実習する手提げ金庫の写真は、このページの下のほうに載せてあります。
🔑家庭用耐火金庫のさまざまな解錠方法の解説
金庫と言えばダイヤルですから普及率は非常に低いですが、それ以外の家庭用耐火金庫も稀にあります (暗証ボタン式・磁石式・キング工業のスーパーダイヤル)。
これらの各種解錠方法の解説をします。
🔑業務用大型金庫のさまざまな解錠方法の解説
業務用大型金庫(百万変換ダイヤル錠・一億変換ダイヤル錠)の各種解錠方法の解説をします。
🔑家庭用耐火金庫のマニュピレーションによる解錠実習
依頼のほとんどは家庭用耐火金庫です。務用の便利な工具は使えません。
他ではほとんど教えていないマニュピレーションによる解錠方法の解錠方法の説明と解錠実習を行います。
80%ぐらい解錠します。
工具はホームセンターで揃えられますし、2000円ぐらいです。
知らない業者がほとんどですので、身に付ければ金庫の達人になれます。
🔑家庭用耐火金庫の振動装置による解錠実習
マニュピレーションよりも簡単な方法です。
70%~90%ぐらいの確率で解錠します。
しかも、運が良ければ数分で解錠します。
この方法も是非身に付けてください。
マニュピレーションかこの方法を試せば家庭用耐火金庫はほとんど開きます。
意外と効果のある方法です。
工具は2000円ぐらいの物です。
🔑家庭用金庫・業務用金庫の破壊方法の説明
運悪くマニュピレーションや振動装置などの非破壊方法で開かない場合には、破壊する場合があります。
破壊しかできない鍵屋さんが多く、金庫が再利用できませんから、相場的には、破壊は非破壊より低料金になりますので、お客様の要望で破壊にな場合もあります。
その破壊の方法」をお教え致します。
金庫本体を壊して開けるダサイ方法を教えているところが多いようですが、これですと時間も掛かりますし、金庫の耐火能力が無くなってしまいますから、お客様は金庫を買い直さなければなりません。
しかし、弱点を突けば簡単な道具で短時間に壊せ、耐火能力はそのままで、4000円ぐらいで補修でき、金庫は再び使えますから、完全破壊より料金を高く頂けます。
このスマートな破壊方法をお教え致します。(ダサい方法もお教えします。)
🔑業務用耐火金庫のダイヤル錠変換方法の説明と実習
業務用の大型金庫は、手提げ金庫や家庭用耐火金庫と違って、自分の好きな数字にダイヤル番号を 変えられます。
役員が変わったとき等に 変更の依頼があります。
変換できることを知らない方も多いですし、もし、機械いじりが好きな方が、自己流でやると、ドアがうんともすんとも言わなくなってしまい、開かなくなってしまいます。
開かなくなってしまう理由を説明し、正しい、失敗しない変更方法を実習します。
🔑家庭用耐火金庫のダイヤル錠変換方法の説明
家庭用耐火金庫は、番号が変えられないと思われ勝ちです。
しかし、放蕩息子などが買ったときの番号を知って開けるなどの事件があります。
しかし、買ったとき以外の番号に買えれば安心です。
その変更方法の説明をします。
✅ 身につく技能 ここをクリックしてください。
【マニュピレーションによる解錠技術】
【振動装置による解錠技術】
【金庫の破壊技術】
【リロッキングの知識】
【暗証ボタン式金庫の解錠方法】
【マグネット式金庫の解錠方法】
【キング工業スーパーダイヤルの解錠方法】
【手提げ金庫の解錠技術】
【百万変換ダイヤル錠のダイヤル変換方法】
【固定ダイヤル錠のダイヤル変換方法】
【その他各種解錠方法の知識】
【ダイヤル式自転車錠・郵便受け錠・ダイヤル式南京錠の解錠技術】
✅ 受講要領
🔑講習時間
7時間ぐらい。
講習開始時刻は、ご希望に応じます。
通常は、8時30分~9時ごろ開始で、16時~17時ごろ終了。
4時間ぐらいずつ、2日に分けて受講も可能。
その際は、日にちを空けての受講も可能。
日にちを開ける場合は、前回の内容を忘れてしまいますので、1ヶ月以内の受講をお願い致します。
🔑講習対象者
18歳以上。
このコースだけを単独で受講することなどは出来ません。
基本コース・自動車コース・玄関コースの3コースすべての修了者。
または、鍵職人マスターコースお申し込みの方のみにお教えいたします。
マスターコースの場合は、マスターコースの講習料金に含まれておりますので、新たに79,200円をいただくことはございません。
(特殊技能で、悪用された場合、億単位の最も被害が 大きくなる可能性のあるコースですので、それ以外の方の受講は出来ません。)
🔑ご持参品
講習費(現金かクレジットカード)。筆記用具。
運転免許証などの写真付きの身分証明書(本人確認用に見せていただくだけで、個人情報漏洩防止のため、コピーや写真を撮ることはありませんのでご安心ください。)。
顔写真(「鍵職人認定証」発行希望の方。縦3cm×横2.4cm の運転免許証に使われているサイズの写真。作成ミスがあるので2枚ご持参願います。)
✅実習する手提げ金庫はこれらです。
まず、クイズ感覚でチャレンジしていただきます。
その後、構造を解説し、再度解錠していただきます。
写真をクリックしていただくと簡単な説明があります。
入門コースを受けていない方は、入門コースで実施している物が、2つ追加(無料)になります。
(入門コースをご覧ください。)
ダイヤル一つですが、普通の人には開けられません。
解錠のヒントをいくつかあげますと、開けられる方が多いです。
北里さんは、金庫の大きさの目安のために置いてあります。
ダイヤル一つですが、やはり、普通の人には開けられません。
ダイヤル一つですが、大きさも大きく、左の2つとは構造が違い、難易度が高いです。左の二つは、解錠のヒントで開く方がいますが、これは急に開かなくなます。
ダイヤル二つで、値段も手提げ金庫の中では、最も高い種類です。難易度も最も高く、解錠のヒントで左の3つを何とか開けた方でも、これを開けられる方は、ほぼ皆無に近いです。
A18.第一の理由は、依頼が非常に少ないからです。
正直言いまして、 業務用金庫に限らず金庫の解錠依頼の絶対量が、まず少ないです。
ちなみに、業務用金庫と言っても、正式な定義はありませんので、20万~30万円で、重量も300キロぐらいのものは、金額的に、本格的な、業務用防盗金庫で使っている高価なダイヤル錠を使っていない場合が多く、当協会でお教えしている方法で開くものが多いです。
依頼が非常に少ない第一の理由は、 業務用防盗金庫の普及率自体が少ないからです。
百万円以上するのがざらですし、重量も、1トン前後しますので、設置も大変です。そこまでの、金庫を求める店はかなり少ないです。家庭用でしたら、2万円ぐらいで、40Kgぐらいです。お店でもこれを使っている店は多いです。
それなりの現金収入のあるお店で需要があります。しかし、東京オリンピックを契機として、ここ5年ぐらいで、急速にタッチ決済が普及しましたから、業務用金庫の需要はますます減りつつあります。
依頼が非常に少ない第二の理由は、大型金庫は、ダイヤル変更が出来ますから、開錠番号を忘れることが非常に少ないからです。
自分の覚えやすい好きな数字に変えられるのです。
覚えやすい数字にしますから、忘れることはほとんど無いのです。
会社組織なら何人かが使いますから、社長だけでなく重役や経理担当者なども覚えます。
番号を覚えている人が複数いるわけですから、全員が忘れるなどと言うことはありません。
このような理由から大型金庫のダイヤル合わせの依頼は限りなくゼロです。
逆に、依頼があれば却って怪しい依頼です。
無料でやってくれる金庫専門店に頼まず、高額の金を取る鍵屋に頼むのもおかしいですし、覚えやすく、複数の人が覚えているはずの番号を忘れるのもおかしいからです。
泥棒の可能性が高いです。
事情も良く聞かず、安易に開けてやったりすると、過失がありますから、窃盗の共犯として逮捕・起訴されかねません。
運良く刑事事件としては不起訴になったとしても、民事事件として億単位の高額の損害賠償の訴訟も起こされかねません。
和解したとしてもかなりの金は取られるはずです。
ところが、家庭用の耐火金庫はダイヤルが自由に変えられません。
工夫すれば、ほんの少しは変えられますが、いずれにせよ覚えづらい8桁の数字を覚えなければいけません。
個人や個人商店などで使いますから、覚えている人も本人や店主一人だったりします。
ですから本人が忘れることも多いですし、唯一番号を知っていた使用者が死亡したりしたときなどに 頼まれるのです。
ただ、依頼はほとんどないですが、ダイヤル式大型金庫の解錠自体は、技術的には簡単です。
例えば、30~50万円ぐらいの金庫解錠専用のある機械があればほとんどの人が開けられます。
(たまに、金庫の解錠番組で登場することがありますので、何気なく見たことがある方もいると 思います。)
高額なものですから、買えば丁寧な説明書が付いて来ますし、それでも分からなければ、メーカーや販売元に聞けば当然教えてくれます。
もし欲しい場合は、販売先はお教え致します。
そう言った、依頼も限りなくゼロで、機械を買えば誰でも出来、なおかつ非常にリスクの高いものの講習は、当協会では敢えて実施していません。
必要でなおかつ教わらないとなかなか出来ない技術をお教えしております。
では、なぜ機械があれば誰でも大型金庫のダイヤルが開くかと言いますと、まず、ダイヤル錠は、 鍵がないので、全ての組み合わせを試せば必ず開くと言うことです。
ただし、人間は根気が続きませんが、機械は無生物ですから、ある意味根気が永遠に続きますので、 セットさえすれば、モーターで高速に動く機械ですので、1時間~3時間ぐらいで開けてしまいます。
金庫の依頼は玄関などと違って、通常はそれほど急ぎでは ありませんから、お茶でも頂いている間に開いてしまいます。
全自動洗濯機で洗濯しているようなイメージです。
テレビを見ている間に洗濯完了といった具合です。
大型金庫のダイヤル錠は、それ自体が単独で開きます。
シリンダー錠もついていますが、 それも単独で開きます。
両方を別々に開けて扉が開くようになっています。
ところが、家庭用耐火金庫のダイヤル錠は、ダイヤル錠とシリンダー錠が連動しています。
ダイヤルを合わせ、その都度ダイヤルが合っているかどうかを鍵を回して確かめるようになっています
従って、家庭用対火金庫を自動で開ける機械を作るとしたら、もうひとつ鍵を回す装置をつけなければなりません。
ですから、大型金庫用より高額になってしまいます。
実際そう言う解錠装置もありますすが、当然大型金庫用より高くなります。
しかし、家庭用ダイヤル錠は講習でお教えしている方法で簡単に開きます。
しかも、工具は全部そろえても2000円以下です。
正直言いまして、依頼のほとんどを占める家庭用耐火金庫のダイヤル合わせの依頼も、玄関錠や自動車錠の依頼よりかなり少ないです。
何故かといいますと、金庫は、各家庭に必ずあるものでもないですし、玄関と違ってしょっちゅう 開け閉めしませんし、鍵は普通家の外に持ち歩きませんから、鍵の紛失は非常に少ないです。
従って、金庫をやらない業者も多いです。
依頼はたまにしか来ませんし、当協会でお教えしているマニュピレーションは、解錠原理を十分理解した人からマンツーマン的に正しく習わないと出来ない方法ですから、教えている学校も非常に少なく、破壊の方法しか知らない業者が多いです。
金庫の解錠依頼を引き受ける業者の多くは、金庫を壊してしまいますから、使えなくなってしまいます。
ただし、家庭用耐火金庫でも普通2万円以上しますから、壊されるとまた買わなければなりませんし、壊した金庫は、市町村の無料回収のゴミとしては出せません。
指定の場所に持ち込み、5000円~10000円ぐらいの処理費用がとられます。
従いまして、非破壊で開けられれば、その分、少し高い料金が戴けます。
それに、死んだ人の形見の品だったりしたら、壊さないでくださいなどと言われます。
実際、おじいさんしかダイヤル番号を知らずに急病で死んでしまい、相続時に頼まれたりすることが多いです。
悲しみの深い時期ですし、死んだ人の魂がまだ入っている感じの時期ですから、 壊すと祟られそうな感じになり、非破壊を望む人が多いです。
ところが、家庭用耐火金庫のダイヤル合わせの 依頼自体は、それぞれの鍵屋への依頼が少ないだけで、依頼自体の数を合わせれば、全国的には、少なからぬ数になります。
ですから、金庫の依頼のほとんどを占めるダイヤル式家庭用耐火金庫のダイヤル合わせを覚えれば、 お客様から直接依頼が来る以上に、金庫を非破壊で開けられない同業者から仕事が回ってきます。
講習前に、現場の仕事をしていた時代に、同業者から一番頼まれたのは、やはり、家庭用耐火金庫の ダイヤル合わせ解錠でした。
1~2割お礼すると、また仕事を回してくれます。
頼んだ業者も、断るよりはお礼をもらったほうが得だからです。
隙間・穴場部門で、出来る人の少ない特殊な仕事ですので、都市部では家庭用耐火金庫の解錠をほぼ専業にして、結構な収入を得ている方もいます。
お教えしていないもう一つの理由は、大型金庫の解錠は、あまり難しくなく、実習をしなくても説明を聞けばわかる方法が沢山あるからです。
例えば、先程お話した30~50万円ぐらいの金庫解錠専用の機械があれば、説明書を理解できれば、ほとんどの人が開けられます。
また、ほとんどお金がかからない方法もあります。
0円~数千円の方法ですから、解錠確率は低くなりますが、開けばラッキーな方法です。
ほんのちょっとだけ穴を開けて解錠して、そこを直してしまい、全くどこを壊したかわからないような方法もあります。
その他いろいろな方法があります。
「えっ、そんな方法で開くの!」といった方法もあります。
これらは講習でお教えします。
ダイヤル式大型金庫に限らず、ダイヤル式家庭用でも、暗証ボタン式金庫などでも、「えっ、こんな方法で開くの?」といった方法があります。
これらは、勿論講習でお教えします。
しかし、金庫の解錠は、玄関や自動車の解錠と比べた場合、最も慎重さが必要だと考えております。
例えば、玄関を開けられ、空き巣に入られた場合、紀州のドンファンのように現金を、無造作に家の目立つところに置いている人は例外で、普通、被害額は、へそくりや当座の生活費で、せいぜい数十万円から数百万だと思います。
自動車の場合も、狙われる高級車の場合でもせいぜい500万円から2000万円 ぐらいでしょう。
しかし、金庫の場合、金庫の中には、場合によっては億単位の価値のあるものものが入っている可能性があります。
例えば、宝石や純金や隠し金などの貴重品や、土地の権利証や実印などです。
従いまして、金庫コースは、先ほどお話しした「えっ、そんな方法で開くの!」が広まっては、困りますので、鍵屋に真剣になろうと思っているかた向けの鍵職人マスターコースでのみお教えしております。
ご理解願います。
【追記】
所ジョージさんがMCなどの番組などで、大型金庫の解錠に苦労しているときがありますが、あれは、明治や大正時代の古き良き時代の金庫で、特注で、職人さんが、一点物で、凝った特殊な構造にしていたり、古くてダイヤルが壊れたりしているからです。
現在のダイヤル式大型金庫は、工業生産品ですので、一点物ではなく、凝った構造はしておりません。
ただし、昔の金庫は、テレビではよく破壊されていますが、今の金庫は破壊対策にはお金をかけていてそちらで守っいます。
すなわち昔の大型金庫は、ダイヤルで守っていましたが、今の金庫は、頑丈にして、そちらで守っています。
逆に、現代の金庫は、比較的簡単に開いてしまいますので、テレビ的には面白くないので、 番組で見ないと思います。