Inverse Problem

Bayesian Estimation and Sparse Modelling

Objective

逆問題小委員会(土木学会応用力学委員会)では,土木工学分野への逆問題・逆解析の展開・普及を図ることを目的として,2016年に第1回逆問題スプリングスクールを開催しました.今回その第2回目として,土木学会全国大会(9月3-5日,香川大学)にあわせて2019年9月に岡山にて逆問題サマースクールを開催いたします.

Outline

主催:

土木学会 応用力学委員会 データ駆動型の信頼性設計およびリスク評価小委員会/逆問題小委員会


開催場所:

国際交流センター 8F イベントホール

住所:〒700-0026 岡山市北区奉還町2丁目2番1号 (JR岡山駅西口から徒歩3分,駐車場なし)


開催日時:

2019年 9月 1日 13:00 - 17:30

2019年 9月 2日 10:00 - 17:00

※どちらかのみの参加も受付けます


参加費:

一般 10,000円 / 学生 8,000円

※当日会場にてお支払いください


申し込み方法:

E-mailにて申し込み (期限:8月 23日)

申し込み先:shuku@cc.okayama-u.ac.jp 珠玖宛

※以下4点をご明記ください

1,氏名 2,所属 3,連絡先(E-mailアドレス) 4,その他(ご要望など)

特記事項:

本スクールでは,統計解析向けのプログラミング言語,Rを用いた演習を予定しています.RがあらかじめインストールされたノートPC等を各自お持ちください.

スクールに使用する資料は,8月23日以降に参加予定者に(何らかの形で)配布します.

お申込数が定員(90名)に達した場合は申し込み受付を終了いたします.

program (Tentative,暫定版)

本スクールは,逆問題・逆解析を学びたい・学ぼうとする学生を対象としています.内容を計画するにあたり,以下の点に気を配りました.

-分野横断を売りにする応用力学委員会の事業として,一般化した説明を心掛けること.特定の分野の応用例の紹介のみで終わらないこと.

ー 理論的な部分はベイズの枠組みに基づいて統一的に解説すること.「こういう場合にはこの手法」という解説ではなく,手法の全体的な位置付けを明確にして解説すること.

ー 最近注目されている「スパースモデリング」の基礎と応用について詳しく解説すること.従来の方法との違いや土木分野への適用例も示すこと.

スクールで講義される内容の雰囲気をつかみたい方は,2016年に開催されたスプリングスクールのHPや資料をご参照ください.

Day 1

13:00-13:10 趣意説明・小委員会のこれまでの活動

13:10-13:30 講義をはじめるにあたって

13:30-14:30 逆問題の基礎理論1:線形逆問題,最小二乗法,正則化

14:30-14:40 休憩

14:40-15:20 逆問題の基礎理論2:最尤法,MAP推定,Bayes'推定

15:20-17:00 演習1

Day 2

10:00-11:00 逆問題の基礎理論3:スパースモデリング1(lasso)

11:00-12:00 演習2

12:00-13:00 昼休憩

13:00-14:00 逆問題の基礎理論4:スパースモデリング2(fused lasso)

14:00-15:00 演習3

15:00-15:10 休憩

15:10-16:30 特別講演

講師:桑谷 立 先生(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)

専門は地球科学におけるデータサイエンス,NHKのサイエンスZERO「スパースモデリング」にご出演

Contact

ご質問等がございましたら,以下にお問い合わせください.

Tel: 086-251-8161