特別プログラム


タイトル等は現時点では仮です。最新の情報が入り次第、更新いたします。

シンポジウム 視物質から見る視覚機能のフロントエンド

企画・司会:鯉田 孝和 豊橋技術科学大学

シンポジウム講演:

小島 大輔(東京大学)
脊椎動物網膜の非視覚オプシンOPN4の光情報伝達と生理機能(仮)

坪田 一男株式会社坪田ラボ
バイオレットライトで病気を治すー近視とうつ病への挑戦ー

(敬称略)

日時:9月14日(土) 13:30-15:00

場所:120年館B1 12001教室

共催:視覚科学フォーラム


約20年前に発見されたメラノプシン(OPN4)そして、約10年前からその機能が明らかになってきたニューロプシン(OPN5)は、従来の錐体・桿体オプシンとは異なる視物質であり、特殊な視覚機能をもたらしています。OPN4は、ブルーライトによる非画像的視覚、すなわち概日リズムの環境光同調、瞳孔の対光収縮、気分の調節などの機能を、大脳皮質を介さない視覚系路を通じて駆動していることが分かってきました。一方、近年注目を集めているのがOPN5です。近紫外光を吸収するOPN5は網膜だけでなく角膜や皮膚などにも存在し、概日リズムの同調、眼球の発達、内分泌の調節など、健康に直結する機能を持つことが示唆されています。本シンポジウムでは、これらの新しい視物質による視覚機能に関する最新の研究動向について、著名な業績を持つ先生方による講演を行い、最前線の知見を共有します。

シンポジウム & 企画展示 実験室の外の知覚心理学

企画・司会:藤崎 和香(日本女子大学)

シンポジウム講演:

北岡 明佳(立命館大学)
「アクティブ・アウトリーチで知覚心理学を世に放つ!!」

上田 彩子(日本女子大学)
「漫画は視覚のワンダーランドォォォ!」


企画展示:

高橋 康介(立命館大学)、北岡 明佳(立命館大学)(協力:知覚心理学×街づくりプロジェクト

日本女子大学心理学科の会、上田 彩子(日本女子大学)、藤崎 和香(日本女子大学) 

(敬称略)


日時:シンポジウム 9月15日(日) 13:45-15:15
        企画展示:9月14日~16日(3日間) 10:00-17:00

場所:シンポジウム 120年館B1 12001教室
   企画展示 120年館1F  12105教室、12106教室、 12107教室、 12108教室

共催:日本女子大学心理学科の会
協力:知覚心理学×街づくりプロジェクト
https://www.psy.ritsumei.ac.jp/k-tkhs/psy-machi/


このたび「実験室の外の知覚心理学」と題したシンポジウムと企画展示を、日本女子大学心理学科の会との共催で開催いたします(企画展示は3日間、シンポジウムは2日目午後を予定しています)。

シンポジウム講演は「世界のキタオカ」こと錯視界の巨匠・立命館大学教授の北岡明佳先生と、漫画家としてもご活躍の日本女子大学准教授の上田彩子先生にご登壇いただきます。いろいろなものが放たれる(!)刺激的なシンポジウムになるかと存じます。ぜひ楽しみにお越しいただけましたら幸いです(上田先生のご講演タイトルを見て、ある漫画を仕草つきで想像されたみなさまもいらっしゃるのではないでしょうか)。

企画展示は、心理学だけでなく人類学にもご造詣が深く、実験室の外での実験や海外でのフィールドワークでもご活躍の立命館大学教授の高橋康介先生および「知覚心理学×街づくり」プロジェクトより多大なご協力をいただいて実施いたします。北岡先生の有名な錯視作品の数々を含むたくさんの「錯視・錯覚作品」を、創立120周年を迎えて建築家、妹島和世氏のグランドデザインにより新しくなった日本女子大学目白キャンパス120年館の真っ白な空間に展示させていただく予定です。また、日本女子大学心理学科の会では現在「お菓子で錯視」という企画を実施しております。学生たちの自由な発想に基づき 「映え」を意識しながら実物のお菓子での錯視づくりに挑戦しており、当日はこれまでに作成した「お菓子で錯視」の数々を写真パネルにして展示いたします 。その他にも、上田彩子先生の漫画のパネルや、日本女子大学心理学科名物の錯視リーフレット(日本女子大学心理学科の卒業生でグラフィックデザイナーのすぎやま・えりこさん作)のデザインなども展示予定です。

講演も企画展示もぜひ楽しみにお越しいただけましたら幸いです。

若手の会サテライト企画「ビジョンラウンジ」

企画:視覚学会若手の会

場所:120年館 12101教室、12102教室

日時:2024年9月15日(日) 12:00〜13:30

詳細はこちらをご覧ください(別サイト)