自動運転の車両運動制御寄付研究部門・第2回シンポジウム
車両運動制御とHMIから見た自動運転の展望
主催:東京大学 生産技術研究所 自動運転の車両運動制御寄付研究部門
日時:2021年3月29日(月)13時~17時
開催方法:オンライン配信と現地開催(講演者・関係者のみ)のハイブリッド方式
配信場所:東京大学生産技術研究所 ITSセンター
参加費:無料
主催:東京大学 生産技術研究所 自動運転の車両運動制御寄付研究部門
日時:2021年3月29日(月)13時~17時
開催方法:オンライン配信と現地開催(講演者・関係者のみ)のハイブリッド方式
配信場所:東京大学生産技術研究所 ITSセンター
参加費:無料
3/29(月)13時から17時の4時間という長丁場にもかかわらず,瞬間最大で約250名,のべで約290名の方が聴講してくださいました.なお,事前参加登録者数は410名を超えました.改めて,皆様に御礼申し上げます.
発表者が使用したスライドのPDF(または,その要約版)を,各発表タイトルに貼ったリンクから閲覧することができます(※ただし,会社などのネットワークからのアクセスだとエラーがでるケースがございます.そのときには個人のネットワークからアクセスしてください).皆様のお役に立てれば幸いです.ただし,これらの資料は,個人の利用に限って印刷・閲覧を許可しますので,資料内容の二次利用はご遠慮ください.
自動運転の車両運動制御寄付研究部門・特任教授 平岡敏洋
モビリティ社会の進化に伴い,自動運転技術の社会実装が求められており,車両運動制御についても新たな技術革新が重要である.AIやVR技術が自動車の制御に活用されることに応じて,車両運動制御における応答性や精度の向上が求められる.2018年12月に設立された本研究部門では,これらの観点から,操作系(アクセル,ブレーキ,ステアリング)におけるHMI(人間・機械系)を加味した最適設計理論の研究に取り組んでいる.
昨年3月に開催した第1回シンポジウムでは,寄付研究部門スタッフによるこれまでの研究内容と今後の研究予定に関する講演だけでなく,寄付元である株式会社ジェイテクトからの特別講演と,自動運転技術の社会普及に関わる官公庁として内閣府からの招待講演を行った.
第2回となる今年のシンポジウムでは,寄付研究部門スタッフによる成果報告だけでなく,自動運転に関係する官公庁の一つである経済産業省ならびに,ITS (Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム) に関する発展・普及・実用化の促進に取り組む民間の代表である特定非営利活動法人ITS Japanからの招待講演を行う.シンポジウム最後には,自動運転の社会実装に向けたビジョンに関するパネル討論を行う.
13:00 開会の挨拶
岸 利治 教授(生産技術研究所・所長)
13:05 招待講演「ITSによる未来創造」
佐々木 眞一 氏(ITS Japan 会長)
13:35 招待講演「無人自動運転サービスの実現及び普及に向けた取組について」(発表時に再生した動画「自動運転サービスが実現・普及した都市・交通システムの将来像」はこちらから再生できます)
植木 健司 氏(経済産業省 製造産業局 自動車課 ITS・自動走行推進室長)
14:05 休憩
14:20 特別講演「自動走行システムを支える操舵制御技術の社会実装に向けた取組」
川原 禎弘 氏(株式会社ジェイテクト)←林田 一徳 氏より変更
14:50 一般講演「ポスト感染症時代における自動運転技術の展望」
平岡 敏洋 (生産技術研究所・特任教授)
15:05 成果報告「自動運転のためのカーブミラーと死角の状況認識 ~ より広いODDを目指して」
小野 晋太郎 (生産技術研究所・特任准教授)
15:20 成果報告「無人移動サービス車両の乗客転倒防止に資するActive Pitch Control」
霜野 慧亮 (生産技術研究所・特任助教)
15:35 休憩
15:50 パネル討論「自動運転の社会実装に向けた今後の課題と方向性」
モデレータ:須田 義大
パネリスト:佐々木 眞一,植木 健司,川原 禎弘
16:55 閉会の挨拶
須田義大 (生産技術研究所・教授)
東京大学 生産技術研究所 自動運転の車両運動制御寄付研究部門 (E-mail: vdcs-info@iis.u-tokyo.ac.jp)