シンポジウム

車両運動制御とHMIから見た自動運転の未来

主催:東京大学 生産技術研究所 自動運転の車両運動制御寄付研究部門

日時:2020年3月23日(月) 13時~17時

場所:東京大学生産技術研究所 An棟 2階 コンベンションホール

※ オンライン開催終了のご挨拶

3/23(月)13時から17時の4時間という長丁場にもかかわらず,瞬間最大で約280名の方が聴講してくださいました.なお,事前参加登録者数は400名を超えました.質疑応答でも多数の質問が寄せられて,急遽準備したオンライン開催としては十分成功だったのではないかと思います.改めて,皆様に御礼申し上げます.

なお,配信当初,音声に原因不明のノイズが混入し,急遽Webカメラのマイクで収録した音声を配信することになり,一部不明瞭な点があったことをここにお詫びします.

5名の発表者が使用したスライドのPDF(または,その要約版)を,各発表タイトルに貼ったリンクから閲覧することができます.皆様のお役に立てれば幸いです.ただし,これらの資料は,個人の利用に限って印刷・閲覧を許可しますので,資料内容の二次利用はご遠慮ください.

自動運転の車両運動制御寄付研究部門・特任教授 平岡敏洋

取材をご希望の方へ(3/13 追記)

本シンポジウムの取材を希望される方は,本ページ下部に記した問合せ先,または平岡(thiraoka@iis.u-tokyo.ac.jp)宛にメールにてお問合せください.

開催趣旨

モビリティ社会の進化に伴い,自動運転技術の社会実装が求められており,車両運動制御についても新たな技術革新が重要である.AIやVR技術が自動車の制御に活用されることに応じて,車両運動制御における応答性や精度の向上が求められる.2018年12月に設立された本研究部門では,これらの観点から,操作系(アクセル,ブレーキ,ステアリング)におけるHMI(人間・機械系)を加味した最適設計理論の研究を行う予定である.

本シンポジウムでは,寄付研究部門のスタッフによるこれまでの研究内容と今後の研究予定に関する講演だけでなく,寄付元である株式会社ジェイテクトからの特別講演と,自動運転技術の社会普及に関わる官公庁として内閣府からの招待講演を行う.また,シンポジウム最後には,自動運転の実現に向けた取組みに関するパネル討論を行う.

最終プログラム

(講演タイトルのリンクをクリックすると発表スライドのpdfファイルを閲覧できます)

12:55 配信開始

13:00 開会の挨拶 

年吉 洋 教授(生産技術研究所・副所長)

13:05 講演「自動運転の進化を目指して -寄付研究部門設立と今後の取組」 

須田 義大 教授(生産技術研究所)

13:35 招待講演「ITS・自動運転に係る政府の取組について

平井 淳生 参事官(内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室)

14:10 休憩

14:15 14:25 特別講演「自動運転を支えるステアリングのエッジテクノロジー

川原 禎弘 (株式会社ジェイテクト・研究企画部渉外グループ・グループ長)

15:00 講演「自動運転・運転支援におけるHMI ~人を活かすシステム~

平岡 敏洋 特任教授(生産技術研究所)

15:30 講演「走行空間のセンシング・表現技術と自動運転への応用

小野 晋太郎 特任准教授(生産技術研究所)

16:00 休憩

16:15  聴講者からの質問に対する回答ならびに講演者による議論

司会:平岡 敏洋

パネリスト:平井 淳生,川原 禎弘,須田 義大,小野 晋太郎

16:50 閉会の挨拶

須田義大 教授(生産技術研究所)

問合せ先

東京大学 生産技術研究所 自動運転の車両運動制御寄付研究部門 秘書 蒔苗 (E-mail: makanai (a) iis.u-tokyo.ac.jp)