2023.12.13.(水)- 2023.12.16.(土)  

VLBI懇談会シンポジウム2023
いま世界が日本のVLBIに期待するもの

開催場所: 新潟大学 五十嵐キャンパス 中央図書館ライブラリーホール

対面参加推奨、リモート(Zoom)によるハイブリッド形式も提供

主催:VLBI懇談会、共催:国立天文台、新潟大学量子研究センター

 VLBI懇談会シンポジウム2023「いま世界が日本のVLBIに期待するもの」

  これまで日本のVLBIはスペースや東アジアVLBIなど様々な国際連携において重要な役割を果たしてきました。近年はVERA位置天文プロジェクトの終了やSKA/ngVLA/ngEHT/VGOSなど次世代国際干渉計の登場を控え、よりグローバルなVLBIへの機運は一層高まっています。こうした状況の中2021年度には国内VLBIが今後目指すべき道筋を検討報告書にまとめ、現在様々な取組が進められています。一方グローバル化するVLBI新時代に向けて世界のVLBIコミュニティは日本に何を求め、期待しているのでしょうか?今後も我々が世界の中で主要な役割を担い続けるためにはこうした視点も正しく理解しておくことが重要です。

  2023年度のシンポジウムでは「いま世界が日本のVLBIに期待するもの」と題し、これまでとは異なる視点から我々自身を見つめ直す機会とします。国際的に活躍中のゲストをお招きし、外からの視点で日本に期待する役割・サイエンス・技術開発などを提言して頂きます。関連して、グローバル時代の活路が課題となっているVERA2ビームシステムを今後どうしていくべきか、検討報告書で提言された意見も振返りつつコミュニティ全体で議論します。また本懇談会にとっては初となる新潟大学での開催を受け、VLBIコミュニティの裾野を拡げるための工夫についても議論を深める場とします。また、日本のVLBIコミュニティの発展に長年貢献されてきた小林秀行氏(国立天文台)と半田利弘氏(鹿児島大学)が今年度をもって定年退職されることを記念し、両氏の特別講演セッションも行います。

 今回も学生の活発な参加を奨励すべく、学生対象のベスト口頭発表賞とベストポスター賞を設けます。

ご参加ありがとうございました!!

プログラムに各講演資料をアップロードしました。

--開催概要--

 開催期日:
    本セッション: 2023年12月13日() 13:00  -- 18:3
2023年12月14日() 09:00 -- 18:00
2023年12月15日() 09:00 -- 12:00
学生セッション: 2023年12月16日(土)        10:30 -- TBD

学生セッションの詳細は [v-con 934] VLBI懇談会シンポジウム 学生セッション(学生V懇)のご案内 をご確認ください。

強風などで天候が荒れやすい時期です時間にゆとりを持っていらしてください。

開催場所新潟大学五十嵐キャンパス中央図書館ライブラリーホール (Max.260)
対面参加を推奨しますが、リモート(Zoom)によるハイブリッド形式も提供予定
開催場所・URL等については、会場アクセスをご確認ください。

講演形式:
口頭講演およびポスター講演
        (ともにリモート発表対応予定)

招待講演者:
世界の視点からセッション:秋山和徳氏(MIT Haystack)、杉山孝一郎氏(NARIT)、Zsolt Paragi氏(JIVE)
VERA2ビームセッション:上野祐治氏(国立天文台)、坂井伸之氏(NARIT)
裾野・ユーザー拡大セッション:大木愛花氏(東京大)、笹田真人氏(東工大)、宮本祐介氏(福井工大)
特別セッション:小林秀行氏(国立天文台)、半田利弘氏(鹿児島大)

懇親会:
2日目(12月14日木) 18:00-20:00  新潟大学五十嵐キャンパス生協第一食堂にて開催
        一般5000円、学生3000円

お問い合わせ:
シンポジウム世話人(vconsymp2023<<at>>gmail.com) までご連絡ください。
(アドレスは<<at>> を@に変更にしてください。)

※本シンポジウムは、国立天文台研究集会として採択されており、自然科学研究機構国立天文台研究交流委員会(NAOJ-RCC-2302-0204)の助成を受けています。また、新潟大学量子研究センターからの助成を受けています。

世話人:
SOC : 秦和弘(国立天文台, Chair), 今井裕(鹿児島大学), 小山翔子(新潟大学)

LOC : 小山翔子(新潟大学, Chair), 飯田祐輔(新潟大学), 金子紘之(新潟大学), 下西隆(新潟大学), 新沼太郎(山口大学), 西亮一(新潟大学)

学生V懇SOC : 大木愛花(東京大学)

【申し込み締め切り】

・発表ありの場合 11月13日(月)17時

・参加のみの場合 11月27日(月)17時

※複数講演の場合は、講演毎に申し込みください。

旅費補助を希望される方はなるべく11月7日までに申込を行ってください。財源に限りがあるため原則として口頭・ポスター発表する学生・若手ポスドク優先です。ご要望に添えない場合はご了承ください。

強風などで天候が荒れやすい時期です時間にゆとりを持っていらしてください。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

A1. The EAVN Collaboration, Reto Stoeckli, NASA Earth Observatory