⚠️キャラ崩壊注意⚠️
ギャグです。百合ではない。
梨子ちゃんが微妙にクズキャラ化しているので注意
【Main Casts】
桜内梨子:(自称)1級壁クイソムリエ
黒澤ダイヤ:被害者(?)
津島善子:巻き添え
高海千歌・渡辺曜:くしゃみ
絢瀬絵里・東條希:ネタにされた人
希『え、えりち……あかんよ、こんなこと』
絵里『ごめんなさい、希……でももう抑えられないの』
絵里『あなたを感じていたいの』
ドンッ
クイッ
希『えりち///』
絵里『希……///』
梨子「はああぁぁぁぁああああ」(くそデカ溜め息)
梨子「あああああああああ」(悶絶)
梨子「とうといよぉぉおおおお」ゴロゴロゴロゴロ
梨子「尊い尊い尊い尊い」ゴロゴロゴロゴロ
梨子「ハァハァハァ」(興奮)
梨子「あ~~~~~~とうと~~~~~い!」
梨子「やっぱり期待通りの素晴らしい壁クイ本ね!」
梨子「メルカリに500円で出品されていたのがホント奇跡!」
梨子「千歌ちゃん風に言うなら、『奇跡だよ!』かな!」
千歌「ぇくしょん!」
梨子「どうしよう、気持ちが収まらない!」
梨子「そうだ、よっちゃんに電話しよ!」プルルル
梨子「もしもし? よっちゃん?」
善子『どうしたのリリー?』
梨子「聞いて聞いて! 実はこの前話したあの本なんだけどね!」
善子『えーっと、『硝子の花園』?』
梨子「そうそう! その構成と素晴らしい壁クイシーンにもかかわらずなんと作者の処女作でしかも個人出版だから流通量が極端に少ない伝説の壁クイ本!」(早口)
善子『そ、それがどうしたのよ……』(若干引き)
梨子「これまで3年くらいずっと探していたんだけど、実は昨日メルカリでなんと500円で売られているのを発見しちゃって!! 今日届いたの! スゴくない⁉ スゴいよね!」(超早口)
善子『へーよかったわね』(棒)
梨子「やっぱりねなんていうか、本当に壁クイが尊いの! 角度タイミング表情目線全て完璧ね! これまで1000シーン以上を評論してきた1級壁クイソムリエの私でもこんなの見たことないよ!」(熱盛)
善子『1級壁クイソムリエって何よ』
梨子「とにかく、明日よっちゃんにも貸してあげるね! 楽しみに待ってて!」
善子『あ、ありがとリリー……』
梨子「じゃあ、また明日!」pi!
梨子「はぁ……」
梨子「……寝よう」
梨子「……ZZZ」
―次の日―
梨子「よっちゃんおはよしこ!」ガチャ
善子「善子言うな! ヨハネ!」
善子「あともう午後だし!」
善子「やっぱり気持ち悪い位テンション高いわねリリー」
梨子「そりゃずっと欲しかった物が手に入ったんだもの!」ルンルン
梨子「まだ皆ここに来ていないみたいだから、今のうちに渡しちゃうね! 『硝子の花園』!」ガサゴソ
梨子「はい! 読んだら感想聞かせてね!」
ダイヤ「こんにちは」ガチャ
梨子「⁉⁉」サッ
ダイヤ「あら、お二人とも今日は早いのですね」
梨子「ま、まぁ……あはは~」(視線泳)
梨子(そりゃよっちゃんにこれを渡すためにわざわざ早く来たんだもの!)
善子(怪しっ! リリー超挙動不審!)
ダイヤ「ふぅ……」ストン
ダイヤ「…………」ペラッ
梨子(本読み始めたけど……気づいてないよね?)
梨子「よっちゃんよっちゃん」(小声)
善子「あ、ありがと……」(小声)
善子「へぇ、かなり薄い本なのね」(小声)
梨子「そりゃ『薄い本』だもの」(小声)
善子「薄い本の中でも、って意味よ」(小声)
善子「しかも手描き感満載ね」(小声)ペラペラ
梨子「そこがいいの!」(小声)
善子「へぇ……サークル名は『Black Diamond』か……聞いたことないわね」(小声)
ダイヤ「⁉⁉」
梨子「このサークル、これ以外本を出していないみたいなの」(小声)
善子「へぇ……」(小声)
善子「ま、ありがと。今日帰ったら読んでみるわ、『硝子の花園』」(小声)
ダイヤ「⁉⁉」ガタガタガタン!
梨子「⁉⁉」ビクゥ!!
善子「⁉⁉」ビクゥ!
梨子「えっ、もしかしてダイヤさんに聞こえてた⁉ 充分小声だったと思うんだけど」(超小声)
善子「し、知らないわよ! 大体こんな他の人が居る所で渡してくるんだから聞かれていても仕方が無いでしょ!」(超小声)
梨子「……」
善子「……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「あー……足がつりかけましたわ……」
梨子・善子(ホッ)
梨子「ちょっお花を摘みに行ってこようかな」ガタッ
善子「あっ、わ、私も行くわ」ガタッ
ガチャ……バタン
ダイヤ「…………」ペラリ
ダイヤ「…………」パタン
ダイヤ(今、確かにあの2人は『Black Diamond』と『硝子の花園』と言っていましたよね⁉)
ダイヤ(まさかこの場でこの名前を聞くことになるとは……)
ダイヤ「確か善子さんはここに仕舞っていたはず……」ガサゴソ
ダイヤ「他人の荷物を漁るのは気が引けますが、緊急事態ですわ!」
ダイヤ「あ、ありましたわ……『硝子の花園』」
ダイヤ「本物ですわね……」ペラペラ
ダイヤ「善子さんと梨子さんには悪いですが、これは回収させていただきますわよ。あとでフォローを入れておきますから……」
梨子「ふぅ」ガチャ
ダイヤ「……」(唖然)
梨子「え……? ダイヤさん……」(唖然)
ダイヤ(なんという不運! この1番見られてはいけないタイミングで1番見られてはいけない人に見られるとは!)
梨子「何してるんです……? 『硝子の花園』を持って……」
ダイヤ「ベイルアウトですわぁ!」ダダダッ
梨子「きゃあっ!」ドンッ
梨子「ダ、ダイヤさん⁉ 私の『硝子の花園』!」
ダイヤ(このまま逃げ切れば勝ちですわ!)
ダイヤ「善子さん、どいて下さい!」ダダダッ
梨子「よっちゃんダイヤさんを捕まえてー!」
善子「え!え?ええ?え!」
ダイヤ「タックルで強硬突破ですわ!」
善子「なんだか分からないけどそうはさせるか~!」ギュムムム
ダイヤ「ピギャァァァアアア!」
ダイヤ「は、離してくださいまし!」ジタバタ
善子「危険タックルは見過ごせないわ!」
ダイヤ「ハァ……ハァ……」
善子「嘘でしょ⁉ もう疲れたの⁉」
梨子「ダ・イ・ヤ・さ~ん?」
ダイヤ「ピギャッ⁉」
ダイヤ「り、梨子さん、こ、これは……」
梨子「ちょ~っと部室に戻って来てもらえますか? そういうのはそこでゆっっっっくりお伺いしますので」ニコニコ
ダイヤ「は、はひ……」
善子(リリーこわっ!)
―部室―
梨子「……で、まず『硝子の花園』を返してもらえますか?」
ダイヤ「そ、それは」
梨子「か・え・し・て・も・ら・え・ま・す・か?」
ダイヤ「はい……」スッ
梨子「宜しいです。次に何で私の『硝子の花園』を盗んだんですか?」
ダイヤ「それは……言えませんわ」
梨子「は?💢」(威圧)
ダイヤさんのスカーフガシッ!!
善子「⁉」
ダイヤ「⁉⁉」
善子(修羅場来たー!)
善子(もうやだ逃げたい誰か来て!)
ダイヤ「」ガタガタ
ダイヤ「」(涙目)
善子「ちょっと! リリー! やりすぎ!」(梨子の手を叩く)パンッ
梨子「はっ……!」(ダイヤさんのスカーフを放す)
梨子「ご、ごめんなさいダイヤさん……」シュン
ダイヤ「え、ええ……」
ダイヤ(さっきの梨子さんめちゃくちゃ怖かったですわ……)
梨子「……」
ダイヤ「……」
善子(居心地悪い)
梨子「ダイヤさん」
梨子「別に私、他の人に言ったりしませんから、正直に話してください」
善子「堕天使の名に懸けて、私も口外はしないわよ」ギラン
梨子「ね?」
ダイヤ「……分かりました」
ダイヤ「決して口外しないで下さいね?」
ダイヤ「……実はこれを描いたのは、私なのです」
梨子「ダイヤさん? 冗談はよしこさんですよ?」(半ギレ)
善子「善子じゃなくてヨハネ!」
梨子「よっちゃんは黙ってて」
善子「すいません」
ダイヤ「嘘はついていません! 本当なのです!」バン
梨子「本当に~?」
ダイヤ「ええ」
善子(ホクロ掻いてないし、マジみたいね)
ダイヤ「証拠ならあります。この本のタイトルは『硝子の花園』。私の大好きなμ's、更にその中でも敬愛するエリーチカと希さんのカップリング曲の題名です!」
ダイヤ「更にこの作者の名前! 『Black Diamond』ですわよ!」
善子「黒……ダイヤモンド……黒澤ダイヤ⁉」
善子「なんて安直な」
ダイヤ「おだまらっしゃい!」
善子「すいません」(涙目)
梨子「……まさかダイヤさんが作者だったなんて、こんな奇跡って、ある?」
ダイヤ(どうやら信じていただけたようですわね)ホッ
梨子「ダイヤさん!」
ダイヤ「は、はい?」
梨子「サイン下さい!」
ダイヤ「え、ええ? いいですわよ」サラサラ~
善子(自分のサインとか考えていたんだ……)
梨子「ありがとうございます!」
梨子「あ~感激~! まさかダイヤさんが作者だったなんて! ホント奇跡だよ!」
千歌「ぅえっくしょい!」
梨子「内浦に引っ越してきて良かった!」
ダイヤ「……で、続きを話しても?」
梨子「あ、はい。どうぞ」
ダイヤ「これで私がこの本を描いたのは分かっていただけたと思います」
ダイヤ「これを描いたのは私が中学2年生だった頃。恥ずかしながら自分は何でもできると思っていた時代です」
ダイヤ「いわゆる中二病というものでしょうか。今の善子さんのような」
善子「中二病言うな~!」
ダイヤ「その当時からμ'sが好きだった私は、μ'sのメンバーで日々妄想を繰り広げていました」
ダイヤ「そしてそれを形にしようとした時に使った手段が、当時新しく始めた漫画だったのです」
梨子「新しく始めたばかりにしては、絵が上手すぎません……?」
梨子「普通にコミケで売っていてもおかしくないと思うんですけど」
ダイヤ「……それはどうも」
ダイヤ「そんなこんなでこの『硝子の花園』そ完成させた私は、そう、何を思ったのかこれを世に放出してしまったのです!」
ダイヤ「ここで止めておけば良かったのに、何故こんなことをしたのでしょうか……」ブルブル
梨子「別に放出しても何も恥ずかしくないレベルだと思いますけど」
ダイヤ「恥ずかしいですわ! 片腹痛しですわぁ!」バン
ダイヤ「見て下さい! この稚拙な設定、絵、コマ割り! どう考えても求められているレベルには到底及びませんわ!」
ダイヤ「それに、こんなもの、もし万が一エリーチカの目に入ってしまったら……あぁ恐ろしい、人生の終わりですわ……」
善子「なるほどね、それでその本を回収していたのね」
ダイヤ「その通りです」
善子「何部出版したの?」
ダイヤ「5部です。この2年間ありとあらゆる同人ショップを人目を忍んで回り、4部までは回収できたのですが……」
梨子「私が持っていたそれが、最後の1部だった、と」
ダイヤ「はい。そういう趣味はおありだと何となく察していましたが、まさか梨子さんの口からその言葉を聞くとは思っていませんでした」
善子「だから私の鞄から『硝子の花園』を取ったのね」
梨子「ちなみに、果南ちゃんと鞠莉ちゃんはこの事は……」
ダイヤ「あの2人にも、そしてルビィにも秘密にしていますわ。だから今知っているのは、この場にいる3人だけ……」
梨子「ふぅ……ん」
善子(何かリリーが良からぬことを考えている気がする)
梨子「ダイヤさん、秘密にする代わりに1つお願いといってはなんですが」
ダイヤ「……何ですか?」
梨子「ダイヤさんの描いた他の作品も見てみたいです」
ダイヤ「そんなものありませんわ」
梨子「あーあーダイヤさんがこんな同人誌を描いていることグループLINEに流しちゃおうかなぁ~」チラッ
ダイヤ「なっ……! いつの間に!」ガタッ
ダイヤ「止めてください!」
梨子「ダイヤさんが私に他の作品も見せてくれたら流しませんよ」
梨子「あ・り・ま・す・よ・ね?」
善子「うわぁ……リリーがとんでもなくクズに見えるわ」(ドン引き)
ダイヤ「…………ありますわ」
梨子「やっぱり! ダイヤさんのことだから絶対他にもあると思った!」
ダイヤ「なっ、カマだったのですか⁉」
ダイヤ「ぐぅうう~」(涙目)
梨子「それで、早速今日練習が終わった後に、お伺いしてもいいですか?」
ダイヤ「……分かりました」
梨子「やった♪」
ダイヤ(何故私がこのような目に……トホホ)
善子(ダイヤめっちゃ可哀想)
梨子「あ、よっちゃんも勿論来るんだからね?」
善子「ぬわぁんでよ!!」
善子「まぁ……別に暇だからいいけど……」
梨子「じゃあ決まりね」
善子(巻き添え食らった……)
―練習中の休憩―
梨子「♪」
千歌「なんか今日の梨子ちゃんご機嫌じゃない?」
曜「ね、何かいいことでもあったのかな?」
千歌「さぁ……」
鞠莉「ダイヤ~どうしたの、そんなショボくれた顔なんかしちゃって」
ダイヤ「私そんな顔をしていました?」
果南「うん。なんか今日のダイヤ、変だよ」
ダイヤ「そ、そんなことありませんわ……」ポリポリ
果南・鞠莉(あぁ、何か隠しているなぁ……)
善子「……」
花丸「よーしこちゃん」
善子「なな何よずら丸!」
花丸「……梨子ちゃんとダイヤさんとの間に何かあったの?」
善子「な、何もないわよ!」
花丸「本当に?」
善子「何も……本当に何もないわよ。ちょっとしたことだから」
ルビィ「ルビィで良ければいつでも相談に乗るからね!」
善子「うん……ありがと」
善子(まさか同人誌でダイヤさんが脅されているとは言えないわよ……)
―練習後―
ダイヤ「それでは皆さん、さようなら」
千歌「梨子ちゃーん! 一緒に帰ろう!」
梨子「ごめんなさい、今日はこの後ダイヤさんと少し用事があるの」
千歌「そっか!」
曜「ヨーシコー! 早くしないとバスに遅れるであります!」
善子「ごめんなさい、この後用事があるのよ」
曜「ヨーソロー……」
梨子「じゃあ行きましょうか、ダイヤさん」
ダイヤ「はい」
善子「わわ、待ってよ!」
鞠莉「……あの3人急にどうしたのかしらね」
千歌「さぁ……」
―黒澤邸―
ダイヤ「ここが私の部屋ですわ」
梨子「お邪魔します」
善子「私までついてきて良かったのかしら」
ダイヤ「ここまで聞いたからには一緒に来る義務がありますわよ」
善子(完全に巻き添え食らってるじゃないの私……。まあ同人誌は嫌いじゃないし、ダイヤの描いたものにも興味が無い訳じゃないから別に良いけど……)キョロキョロ
善子(それにしても立派な家ね……)
善子「あれ? 今日ルビィは……」
ダイヤ「ルビィは花丸さん家に遊びに行っているのでいません」
善子「そう……」
梨子「で、ダイヤさんの描いたものはどこに?」ワクワク
ダイヤ「まぁそう焦らないで下さい。確かこの辺に……あったはず……ですわ」ガコン!
ダイヤ「これですわね。間違ってもルビィに見られないよう奥に仕舞っていたので、少々埃っぽい箱ですが……」パンパン
梨子「開けても?」ワクワク
ダイヤ「どうぞ」
梨子「……おお!」パカッ
梨子「こんなに沢山の作品が!」
梨子「間違いなくダイヤさんの作風ですね!」ペラペラ
善子「全部で10作品は下らないわね」
善子「絵上手じゃない。全部この金髪の人が出てくるわね」ペラペラ
ダイヤ「『金髪の人』ではなく、エリーチカですわよ! あの音ノ木坂の伝説のSchool idol、μ'sですわ!」
善子「あれ? じゃあリリーの先輩?」
梨子「そうだよ。流石に会ったことはないけど」
ダイヤ「はぁ~」(くそデカ溜め息)
ダイヤ「羨ましいですわぁ! あのエリーチカと同じ学校で生活! 同じ制服を着用! 同じ空気を呼吸! 私も体験したかったですわ……」
善子「推しが強い……」
善子(『音ノ木坂の空気』とか売り付けたら喜んで金を出して買いそうな勢いね)
善子「リリー」
梨子「……」ジー
善子「リリー? おーい、もしもし?」
梨子「はっ、どしたのよっちゃん」ダラー
善子「リリー、は、鼻血! 鼻血出てる!」
善子「はいこれティッシュ!」
梨子「ありがとよっちゃん」
梨子「ダイヤさん、結論から言います」
梨子「全部、凄く良い壁クイです。文句無しの★5です」
梨子「ほぼ全て絵里さんが攻めに回っていますが、絵里さんの高身長から放たれる壁クイがどのキャラに対しても良い! それぞれのシチュは違うものの、『皆違って皆良い』まさにこの一言に尽きます」(早口)
ダイヤ「そうですわよね! エリーチカは素晴らしいのです!」(興奮)
梨子「ダイヤさん……私達気が合いますね」
ダイヤ「奇遇ですね。私も梨子さんと気が合うな、と思っていたところです」
梨子・ダイヤ、固い握手を交わす!!
善子「謎の友情ヨーソロー……」
曜「っくしょーい!!」
ダイヤ「……改めて分かったことがあります」
ダイヤ「今までこのような漫画は『恥ずべきもの』として人に見られないようにしていましたが、やはりそれはいけないことですわ」
ダイヤ「漫画は見られるために描くもの。今見てもらって、改めて漫画が描きたくなってきました」
ダイヤ「思えば、4年前は誰にも見られないように、と抑圧していたからそれが暴発して、世に出してしまったのかもしれません」
ダイヤ「要するに……」
ダイヤ「これから漫画を少しずつ描いていこうと思うので、もし宜しければ見て頂きたいのです」
梨子「!!」
梨子「ダイヤさん……!」(感涙)
梨子「こちらこそ! 宜しくお願いします!」
梨子「ダイヤさんの描く壁クイをもっともっと見てみたいです!」
ダイヤ「ありがとうございます、梨子さん」ニコッ
―
梨子「……んぁ」
梨子「んんん……」
梨子「私、寝てたみたい……」モゾモゾ
梨子「なんだかスゴい夢を見ていた気がするなぁ……」
梨子「どんな夢だっけ? 思い出せない……」
ピーンポーン
宅急便でーす!
梨子「はわわ」
梨子「はーい!」ドタドタ