[人物紹介例]
○名前 (初めて名前が明かされた話:なろう/カクヨム)
説明
※作中で名前が明かされた順に紹介
○アルベルト・ドン・ガレリアス (63/第64話)
(初登場時点で)ドン・ガレリアス伯爵家当主。王都在住の『中央貴族』。
バルトが王都で働いていた頃の部下で、現在は内務省に勤めている。
赤茶色の髪をオールバックにし、同じ色の髭を蓄えている40代のおじさん。3人の子供がいて、上から女、男、女。
○ルッツ (63/第64話)
ドン・ガレリアス家に仕える、壮年のベテラン執事。
○ジュリアナ・ドン・ガレリアス (64/第65話)
王暦753年風の月(10月)2日生まれ。アルベルトの次女。
赤茶色の長髪で、前髪を上げ、額を出し、カチューシャをしている。タレ目。愛称は『ジュリー』。
フォルが王立学園の入試を受ける際に、ドン・ガレリアス家に宿泊した縁で、フォルと友人になった。先天的に魔力視ができる。
フォルとともに王立学園魔法科に一般入試で合格し、第348期生として入学。フォルのクラスメイト。地系統に適性がある。趣味は手芸で、手芸のクリークに入っている。
○カヤ・ウェーゼン (71/第72話)
王暦745年熱の月(8月)11日生まれ。王立学園商業科第339期生。ドルディア州のドルディア市出身。黒髪黒目。
王立学園の女子寮でフォルと同室になった、フォルの9学年上の女子生徒。父親がワクワク出身のハーフ。
父親の故郷であるワクワクに行くという夢を叶えるために、父親の勤めるエスタニア商会という貿易会社に就職しようとして、王立学園の商業科に入学した。しかし、勉強はあまりできない。
なんとか学園を卒業した後、エスタニア商会へ就職した。
○フローレンス・ネスト・ヴル・ネイハルベルク (71/第72話)
王暦747年霜の月(12月)30日生まれ。王立学園研究科第342期生。大陸北部のアーサリノフ帝国の帝都出身。銀髪赤目で巨乳。愛称は『フローリー』。
王立学園の女子寮でフォルと同室になった、フォルの6学年上の女子生徒。公爵家の令嬢で、彼女が4年生のときに帝国から留学してきた。寝るときに全裸になる習慣がある。
寒冷な大陸北部の出身のためか、暑がりである。また、海に入ったことがないので泳げない。
『異文化交流会』と『料理研究会』というクリークに入っている。『エクソサイズ』という系統外魔法が使える。
○レイ・ヘーゼル (71/第72話)
王暦751年緑の月(5月)11日生まれ。王立学園体育科第345期生。王都出身。オレンジに近い明るい茶髪ショート。
王立学園の寮でフォルと同室になった、フォルの3学年上の女子生徒。実家は貧乏。
明るい性格。身体能力が化け物。『体育会』というクリークに入っている。毎日運動して体を鍛えている。
どの系統にも適性がなく、魔法がほとんど使えない。
○オリアーナ・ジェイ・イングリス (72/第73話)
フォルたち王立学園第348期魔法科の担任。茶髪の女性。医師でもあり、ときどき生徒を診察することもある。
○アクス (73/第74話)
王立学園第348期魔法科に所属する男子生徒。王暦754年寒の月(2月)生まれ。フォルのクラスメイト。赤髪でメガネをかけている。
クラス内ではフォルの次に学力が高く、入試の筆記試験の成績はフォルに次いで2位だった。負けず嫌いなので、魔法でも学力でも上回るフォルにライバル意識を持っている。
適性がある系統は水と風で、得意な魔法は『スプラッシュウィンド』。
○ジェラルド・ルーエル (74/第75話)
王暦720年生まれ。無精髭の生えた、髪をオールバックにした無骨な雰囲気の男性。
王立学園魔法科の魔法実技を担当する教員で、クリーク『虹の濫觴』の顧問も務める。また、王立学園魔法科OB(第314期)で、虹の濫觴OBでもある。
教員になる前は宮廷魔導師団に所属していて、紫を割り当てられていた。任務中の事故で左足を失い、義足となった。その影響で、宮廷魔導師団を引退した。
○モーリス・ストライト・リーシュ (76/第77話)
ヴォルデマールの父親で、ストライト・リーシュ公爵家の当主。財務副大臣を務めている。
なお、名前は出ていないが、本人は21/第22話で登場している。
○ローガン・ガルシア (78/第79話)
王暦751年雪の月(1月)生まれ。王立学園魔法科第345期生でフォルの3学年上の男子生徒。金髪糸目。年齢の割にはしっかりしていて、かなり頭が切れる。
(初登場時点で)虹の濫觴の最年少メンバー。フォルが入会した時の入会試験の試験官を担当した。
光系統の天才。会員戦ランキングは5位。虹の濫觴の腕輪をいつも左腕につけている。
○サスケ・ウェーゼン (84/第85話)
王暦724年生まれ。黒髪で線の細い男性。メガネをかけている。
カヤの父親で、ワクワク出身。幼い頃、エスタニア商会に奉公に出され、ワクワクとアークドゥルフ王国の間の貿易に関わっていた。しかし、ドルディアに滞在中、ワクワクへ帰国ができなくなり、そのまま移住する羽目になった。
○ケン・トーリ (91/第92話)
王暦701年生まれ。白髪混じりの男性で、ワクワク系アークドゥルフ人2世。
ワクワクとアークドゥルフ王国間の貿易を独占するエスタニア商会の社長で、貿易商として辣腕を振るっている。
○ジークフリート・クラフト (92/第93話)
王暦721年生まれ。筋骨隆々の陽気なおじさん。宮廷魔導師団に所属しており、赤を割り当てられている。
ムキムキな上に強力な身体強化魔法を使うフィジカルモンスター。
なお、名前は出ていないが、本人は59/第60話で登場している。
○ロナ・ニッテ (92/第93話)
王暦736年生まれ。中性的な見た目をした寡黙な女性。宮廷魔導師団に所属しており、緑を割り当てられている。
ボーっとしていることが多い。
なお、名前は出ていないが、本人は59/第60話で登場している。
○ディーゴ・キルト・エルステッド (95/第96話)
(初登場時点で)キルト・エルステッド公爵家当主の男性。恰幅が良く、頭部が薄い。
内務大臣を務めている。性格や態度はあまり良くないが、仕事はとてもできる。
○クリストフ・ファーク・クズムンドフィール (95/第96話)
王暦725年生まれ。金髪ロングを後ろで束ねていて、メガネをかけたとても知的な雰囲気の男性。侯爵に叙されている。
王立学園魔法科OB(第319期)で、史上唯一、入学後の実力テストでレベル五まで一気に到達した稀代の天才。卒業後は王国史上最年少で魔導師の資格を取得している。
(初登場時点で)魔法大臣を務めている。
○シモン・バスケス・ティモスワール (95/第96話)
(初登場時点で)バスケス・ティモスワール公爵家当主の男性。軍人からの叩き上げで、屈強な体つきをしている。白髭を蓄えている。
軍部大臣を務めている。厳格で良識的な性格であり、ディーゴの発言を諌めることが多い。国王への忠誠心がとても強い。
○キャサリン・ジザール (97/第98話)
王暦749年晴の月(9月)生まれ。王立学園魔法科第344期生。赤髪ロングの女子生徒。
フォルの4学年上で、虹の濫觴のメンバー。負けず嫌いで、怒りっぽい性格。
火系統の天才。火の王級精霊であるガーネと契約している。会員戦ランキングは4位。
強い人が好きで、エリックに好意を寄せている。
なお、名前は出ていないが、本人は81/第82話で登場している。
○ガーネ (98/第99話)
火の王級精霊。キャサリンと契約している。
○ジョン・ラッセル・クリフガルド (99/第100話)
王暦746年麦の月(7月)生まれ。王立学園魔法科第340期生。アッシュグレーの髪色の三白眼の男子生徒。子爵家の出身。
フォルの8学年上で、虹の濫觴のメンバー。テンションが低く、いつも冷静沈着である。
風系統の天才。王暦761年度の虹の濫觴の入会試験の試験官を務めた。会員戦ランキングは3位。
○ダイモン・バスケス・ティモスワール (99/第100話)
王暦746年霜の月(12月)生まれ。王立学園魔法科第341期生。茶髪で眼鏡をかけた、線の細い男子生徒。公爵家の出身で、軍部大臣のシモンは親戚である。
フォルの7学年上で、虹の濫觴のメンバー。テンションが高く、魔法に関する知識を吸収することに貪欲である。
自分で魔導具を開発するのが趣味で、本人に戦闘力はない。会員戦ランキングは9位。
○シャーロット・ヴェラショヌヴァ (101/第102話)
王暦749年雪の月(1月)生まれ。王立学園魔法科第343期生。
フォルの5学年上で、虹の濫觴のメンバー。スラッとした長身で、青みがかった白い長髪の女子生徒。
吸血鬼の先祖返りを起こしているため、極端に肌が白く、焼けやすい。また、目が光に敏感で眩しく感じるため、いつも目を黒い布で覆うかサングラスをかけている。
喋り方がお嬢様のようで、他の団員からは『お嬢』と呼ばれている。なお、貴族ではない。
吸血鬼の特性を一部持っているため、手で触れた生物の魔力を吸い取る『ドレイン』や相手の体を多少操る『催眠』が使える。また、光系統に適性がある。会員戦ランキングは6位。
○リンネ・イール・ベルカナン (101/第102話)
王暦748年花の月(4月)生まれ。王立学園魔法科第342期生。暗い茶色の髪をハーフツインにしている女子生徒。
フォルの6学年上で、虹の濫觴のメンバー。カンネの双子の姉で、侯爵家の出身。
戦うのが苦手なおっとりした性格で、ドM。
聖系統の天才で魔力視が生まれつきできる。得意魔法は『ヒール』。会員戦ランキングは10位。
○カンネ・イール・ベルカナン (101/第102話)
王暦748年花の月(4月)生まれ。王立学園魔法科第342期生。暗い茶色の髪をポニーテールにしている女子生徒。
フォルの6学年上で、虹の濫觴のメンバー。リンネの双子の妹で、侯爵家の出身。
やや好戦的な性格。一方で後輩の面倒見は良い。
聖系統の天才で魔力視が生まれつきできる。得意魔法は『パラライズ』。会員戦ランキングは8位。
○アーチェン・マック・シルベスター (101/第102話)
王暦747年緑の月(5月)生まれ。王立学園魔法科第341期生。色の薄い金髪でマッシュ頭の男子生徒。
フォルの7学年上で、虹の濫觴のメンバー。系統外魔法である結界魔法の使い手で、結界魔法の名家であるマック・シルベスター侯爵家の出身。
やや天然気味で、独特な雰囲気を醸し出している。口数は少ない。会員戦ランキングは2位。
○エリック・ブラン (101/第102話)
王暦747年寒の月(2月)生まれ。王立学園体育科第341期生。
フォルの7学年上。虹の濫觴のメンバーで、(初登場時点で)唯一の体育科メンバー。
身体能力も抜群で、とてもガタイが良い。地系統に適性があり、『ロックパイル』と身体強化魔法が得意。会員戦ランキングは1位。
語尾に『オイ』をつける癖がある。
○リルナディア・ヴァン・フロイエンベルク (113/第114話)
王暦760年熱の月(8月)生まれ。シャルとハルクの娘でフォルの従姉妹。黒髪で茶色の瞳をしている。
天真爛漫で、無限の体力を持っている活発な子供。
○オーウェン・ムーア (115/第116話)
40代半ばの軍人。身長は2mほどある。
(初登場時点で)テクラス基地の司令官を務めている。階級は大佐。
基本的に温厚な性格だが怒ると怖い。
○ユージーン・ブール・ザグロム (116/第117話)
金髪の眉目秀麗な青年。細身だがしっかり筋肉がついた引き締まった体をしている。
(初登場時点で)テクラス基地に配属された軍人。階級は曹長。王立陸軍学校テクラス校を首席で卒業した、剣の腕に優れたエリート新人である。
貴族の三男坊。自信過剰気味な部分があったが、フォルとの模擬戦で敗れたことで態度を改めた。
○マクシム・ラディウス・アークドゥルフ (128/第129話)
王暦384年生まれ。第33代アークドゥルフ王国国王。
バルガザス討伐戦争や王国南北戦争を経験し、その後、王立学園を設立し、『マクシム国王法』と呼ばれる法律で国内の統治能力を強化した。王暦402年〜418年在位。
○ゼノン・フローズウェイ (128/第129話)
→ゼノン・エル・フローズウェイ
マクシムの元で宮廷魔導師団員として活動した魔導師。バルガザス討伐の偉業を讃えられ伯爵に叙され。ゼノン・エル・フローズウェイとなった。エル・フローズウェイ伯爵家の祖である。
◯リューカ・ブルパリア (131/第132話)
王暦752年晴の月(9月)生まれ。(初登場時点で)アシュタル魔法大学校附属魔法学校4年生。フォルの1学年上。
黒髪ロングで、いつも目に生気がない寡黙な女子生徒。フォルとはエアリスフィアの交流戦で初めて対面した。
強力な系統外魔法を得意とするが、その正体を知っている者はほとんどいない。謎の多い人物。一方で、フォルのことを強者だと認めている。
◯ラウィ (134/第135話)
王暦757年花の月(4月)生まれ。王立学園研究科第351期生。
亜人の一種であるエルフ族の少女。薄い金髪を背中の真ん中まで伸ばしていて、前髪で目が少し隠れている。耳は細長く先が尖っている。瞳はエメラルドグリーン。
王立学園の女子寮でフォルと同室になった、フォルの3学年下の生徒。本名は人間には発音不可能。
気持ちが昂ると耳がピクピクと動く。
◯アルフォンス・リー・テオレム (138/第139話)
落ち窪んだ鋭い目つきの痩せ型の中年男性。リー・テオレム侯爵家当主で、(初登場時点で)外務大臣を務めている。
極めて冷静な性格。
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