現役院生からのリアル・メッセージ

 基盤理工学専攻


・電子工学プログラム

・光工学プログラム

・物理工学プログラム

・化学生命工学プログラム

2020年度博士前期課程入学 電子工学プログラム](法政大学理工学部創生科学科出身)

幼い頃からの夢を叶える研究室へ。自分のやりたい研究かどうかを見極めてください

 幼い頃から宇宙に興味があり、より専門的な研究をしたいと思い、電通大を志望しました。電波望遠鏡ALMAとの共同研究を行っている大学院は、東日本では電通大だけだったので、その点もとても魅力でした。現在は、酒井研究室で電波望遠鏡ALMAにおける周波数:380-500GHz受信機の設計・開発を行っています。馴染めるか不安もありましたが、研究室の方々はとてもアットホームで、研究のしやすい環境であると感じています。

 受験対策として、研究室訪問の際に、在籍している先輩から過去問や授業プリントなどを頂き、勉強方法・対策などを聞きました。推薦入試対策では、自宅で100回近く発表練習をしました。

 志望する際、実際にその研究を行っている学生から話を聞き、自分のやりたい研究とのマッチングを確認することは重要だと思います。「思っていた研究とは違った」などの思いを抱えながら2年間研究をするのは辛いですから。現在、このような状況下で研究室訪問などが難しくなり大変だと思いますが頑張ってください!

酒井研究室

2020年度博士前期課程入学 [物理工学プログラム](学習院大学理学部物理学科出身)

多様な分野の研究室があるのが電通大の良さ。仲間の卒業研究から学ぶこともあります

 オープンラボに参加して、レーザーを用いた原子の冷却について研究したいと思い、岸本研究室を志願しました。現在は、原子の冷却のために用いる光源について研究をしています。

 受験対策は、基礎的な物理や数学の復習や、過去問演習を行いました。また、面接対策として、自身の研究テーマについて、目的やどのようなことに日々取り組んでいるのかを、違う分野の人にもイメージしやすい説明ができるよう準備しました。

 多くの研究室があるということが、電通大の良さであると思います。自身の卒業研究を紹介するという授業では、多様な分野の研究を知ることができました。中には自身の研究に部分的に共通している研究もあり、普段の講義とは違う学びの楽しさがありました。

 研究室では、実験に必要な装置を組み立て、その性能評価などを行い、とても充実した環境にいます。より充実した大学院生生活を過ごせるよう、今できることに全力で取り組んでください。

岸本研究室

2020年度博士前期課程入学 電子工学プログラム](青山学院大学理工学部電気電子工学科出身)

電通大には多くの研究室や設備があり、やりたいと思っていることが見つかる環境です

 はじめは自身の大学の研究室での大学院進学を考えておりましたが、事情により、それが難しくなりました。それでも同じようなテーマでの研究を続けたいと思い、蛍光体に関する研究室について調べていたところ、電通大の奥野研究室が候補に挙がりました。粉末蛍光体について研究を行っており、今まで取り組んでいたテーマに近い研究を続けられると考えました。見学に行った際は大変親身に対応していただき、とても魅力的な環境だと感じました。

 この1年間はオンライン授業がメインでしたが、きちんと学べるように工夫されていました。また、学内ネットワークへのセキュリティがとてもしっかりしています。

 電通大は多くの研究室、設備があり、やりたいと思っていることが見つかる環境だと思います。いいなと思う研究室があれば、ぜひ一度足を運んでみてください。新しい環境に不安になることもあるかもしれませんが、研究室の方々がしっかりサポートしてくれます。健闘を祈ります。

奥野研究室

2020年度博士前期課程入学 電子工学プログラム]山形大学工学部電気電子工学科出身

外部生の受け入れる「開かれた雰囲気」と、「自分の研究」をできる環境があります

 学部時代から半導体に興味があり、外部の大学院への進学を検討していました。学内に掲示されていたポスターをきっかけに、電通大の説明会とオープンラボに参加し、研究室の先輩から多くの情報を得ることが出来ました。外部の人にも開かれた門戸の広さを感じたことが決め手です。現在は、山口研究室でナノワイヤと呼ばれる半導体の作製とその評価をしています。

 私は、過去問題集を中心に、教科書などで復習をしながら、繰り返し勉強をしました。基礎的な部分を問う問題が多いので、確実に解けるようにするのが良いと思います。 電通大の良さは、前述したように「開かれた雰囲気」です。外部からの受験や大学院での生活には不安もあるでしょうが、電通大の先生方も学生も「電通大で研究をしたい」という人は皆歓迎してくれます。

 自分のアイデアや考え方を持って研究に取り組んでいる人が多く、先生方もそれを尊重してくれる風土があります。「自分の研究」をできる環境が整っているのが良い点だと思います。

山口研究室

2020年度博士前期課程入学 工学プログラム]東京電機大学工学部電気電子工学科出身

調布駅から約5分、非常に通いやすいロケーション。ゆったりと研究に臨むことができる環境

 私は光工学を盛んに研究しているところに魅力を感じて電通大を志望しました。現在、渡邉恵理子研究室で、単一画素検出器という一画素のみのカメラを用いたゴーストイメージングという新しいイメージング手法を研究しています。

 推薦入試の対策として、3月の早い時期から研究室見学に行って、希望研究室を決めました。決めた後は、今までの研究成果を整理し、プレゼン資料を作って何度も練習をしました。

 電通大は調布駅から5分程度、非常に通いやすいロケーションです。東京都でありますが都心ではないので、ゆったりと研究や勉強に臨むことができます。

 必ず、研究室見学を行って、研究室の雰囲気と担当の先生との相性をしっかりと検討してください。進学後も、専門分野のみならず、他分野にも興味を持って勉強し続ける姿勢を維持してください。これは研究の視野を広げ、さまざまなアイデアを生み出すきっかけになります。

 

渡邉(恵)研究室

2020年度博士前期課程入学 工学プログラム]日本大学理工学部物理学科出身

議論を交わせる仲間と、研究評価に必要な測定機材を多く所持。人材と機材の両面から恵まれています

 物理現象の応用として、光が用いられている測定技術に着目し、光に関する研究室が多い電通大を志望しました。現在は、美濃島研究室で、量子もつれ光子による分光法への応用に向けて、光コム光源の波長帯の拡大に関する研究を行っています。

 受験対策は、過去問が中心です。年度により出題傾向が変わるので、よく確認することが大事だと思います。特に、解くのに時間がかかる分野を把握して自分に足りない部分の分析を行い、学部時代のノートと参考書を元に勉強をしました。

 電通大では教員と学生の間が近く、熱心に議論を交わすことがよくあります。これにより研究内容の理解が進むとともに、研究のモチベーションを保つことができています。また研究の評価に重要な測定機材を多数所持しており、人材と機材の両面から大変環境に恵まれています。

 研究分野に興味があるならば、電通大への進学を検討してみてください。新しい仲間・先生と研究を進めていくことが出来ます。他大学からの進学でも心配はいりません。

美濃島研究室

2020年度博士前期課程入学 物理工学プログラム]中央大学理工学部物理学科出身

学部時代に行っていた研究と関連がない分野でも、いちから学び、研究することができます

 学部時代に超伝導デバイスの開発に興味を持つようになり、超伝導の研究に必要低温の実験を行う環境が整っていると感じたため、電通大の大学院を志望しました。

 推薦入試対策として、自分の研究をしっかりと伝えられるよう、発表準備に力を入れました。また、他の研究室の人にも発表練習を見てもらい、アドバイスをもらいました。

 現在は、小久保研究室で超伝導量子コンピュータに関連する研究を、外部の研究機関と共同で行っています。学部時代に行っていた研究とはほとんど関連がなかったのですが、超伝導や実験の手法に関することを、一から学ぶことができました。基本的な内容から復習してくれる講義が多く、学部時代に習っていないことがあっても授業についていけます。

 電通大にはいろいろな研究室があるので、調べ、話を聞いて興味を持った研究室があればぜひ挑戦してほしいと思います。自分の興味のある分野について考え、見極める良い機会となるはずです。

小久保研究室

2020年度博士前期課程入学 物理工学プログラム]学習院大学理学部物理学科出身

就職関連、リモートサポートの情報発信も積極的。何か困って問い合わせても対応が丁寧です

 電通大の大学院を志望した理由は、立地的に通学しやすくて、国立で学費も安く、計算機を用いる理論系の物性物理学の研究室が多くあったからです。 受験にあたり、量子、力学、電磁気、統計力学、線形代数の代表的な教科書を読み直し、特に、剛体の分野の復習は徹底しました。直前には過去問をきっちり解けることを確認しました。 現在は、斎藤研究室で量子多体系の波動関数に関する研究に取り組んでいます。この1年は、理論系だったのでリモート授業が多かったのですが、計算資源を潤沢に使わせていただけたのでありがたかったです。 教員や職員の方が大らかで、何か困って問い合わせても対応が丁寧で、大変な状況下ながら学びやすかったです。就職関連、リモートサポートの情報発信も積極的でした。 昨今の情勢では情報収集が大変だと思いますが、SNS等で、現役学生の情報を得るといいと思います。自分のやりたいことをはっきりさせて、2年間情熱を傾けることができると思える研究室を選んでください。

齋藤研究室

2019年度博士前期課程入学 工学プログラム]東京電機大学工学部電気電子工学科出身

レーザーに関する最先端の研究をするために、電通大という環境を選びました

 高校時代からレーザーに興味があったので、まずはレーザーを用いた研究が出来る東京電機大学に入学し、大学院進学では、レーザー新世代研究センターがあり、国内でも数少ないレーザー専門の研究室がある電通大を選びました。

 学部時代の指導教員に進路相談したところ、西岡一教授を紹介いただき、第一志望としました。先生は快く相談に乗ってくださり、実験室の案内もしてくださいました。私は推薦入試だったので、面接時に自分の卒業研究について簡潔に説明できるようにすることと、電通大でしか実現できない研究がやりたいことをアピール出来るように準備をしました。

 現在、研究室で2 つ以上のレーザー光を合成して、1 つにする研究をしています。とにかく研究できる環境が整っていて、私と同じくレーザーの研究をしている学生から刺激をもらいながら、充実した研究生活を送っています。

西岡研究室

2019年度博士前期課程入学 物理工学プログラム]日本大学文理学部物理学科出身

意欲的な学生、親切な先生、そして心強い就職支援体制がここにはあります

 学部時代から超伝導を研究しています。超伝導の一つの応用としてSQUID と呼ばれる、磁場に対して現状最高感度の磁気センサーがあります。大学院ではこれについて研究したいと考え、研究室を調べていたところ電通大の小久保研究室を見つけました。オープンラボなどの機会に研究室訪問し、低温実験に有用な設備や学生の意欲的に研究に取り組む姿勢に魅力を感じて進学を決めました。

 電通大には知識が広く、研究に対し意欲的な学生が多いと感じます。また、先生との距離が近く研究に行き詰った際に気軽に相談できます。

 就活にあたっては学内で企業説明会が頻繁に行われることに加え、同窓会組織の目黒会や就職支援室のES 指導、面接練習など、手厚い就職支援を受けることができます。この環境で研究する2 年間はこの先の自分の人生にとって有意義なものになると考えています。

小久保研究室

2019年度博士前期課程入学 電子工学プログラム]工学院大学先進工学部応用物理学科出身

研究へのモチベーションの高い学生と学生が快適に研究生活を送ることができる環境

 電通大の大学院入試説明会で研究室の数が多いことに驚きました。他大生の推薦入試の実施など、外部の学生の受け入れに寛容だと感じたこともあり受験を決めました。

 大学院では学部と同じく半導体の研究をしたいと考えていました。学部時代は主に半導体の物性に関する研究(半導体の評価)をしていましたが、電通大で半導体の結晶成長に関する研究(半導体を作る)を行っていると知り、半導体の知識をより深めるため山口研究室を選びました。現在、より特性の良い半導体の結晶を作るために試行錯誤中です。どのような条件で作れば良い結果が出るか考察する過程が実験の醍醐味です。

 電通大は学生の研究に対する意欲が高く、学生同士が議論する場面を多く見かけます。さらに研究設備が整っている点も魅力で、装置の種類が多いことはもちろん、学生が快適に研究を進めることができるように、定期的なメンテナンスが行われていることもありがたいです。

山口研究室

2019年度博士前期課程入学 光工学プログラム]日本大学生産工学部電気電子工学科出身)

自分がやりたい研究テーマを求めて電通大に。研究に、就活に、恵まれたサポート体制に感激!

 出身大学で研究をしたい分野の研究室がなく、進学先を探した時に、電通大の沈研究室を見つけました。実際に研究室を訪問し、研究機材が充実していること、教授と学生が親密で良い雰囲気であることを感じ、「ここで研究したい」と志望しました。沈研究室では太陽電池に関する研究を行っていますが、私は電池の製作時に使用されるPbS 量子ドット溶液の粒子に関する研究を進めています。

 研究環境以外で電通大を選んで良かったと思うのは、就職活動に関するサポートが充実していることです。たとえば同窓会組織の目黒会で日常的に就職やインターンシップの相談を受け付けていたり、インターンシップ推進室で様々な助言を受けることができることには驚かされました。また、事務室には過去の学生によるインターン関連の資料がそろっており、研究に、就活に、とても恵まれた環境であることを日々実感しています。

研究室

2019年度博士前期課程入学 物理工学プログラム]東京都市大学工学部電気電子工学科出身

あえて異なる環境で研究を続けることで自らの成長につなげていきたいです

 電通大を志望した理由は電子、光に関する研究室が充実していたからです。学部時代は電気電子について学び、半導体に関する研究室に在籍しました。さらに光学、電子工学への関心を深めることができそうな研究室が多い電通大には大学院進学を決めた当初から注目していました。また私立大学と比較して学費が安いことも魅力的でした。

 現在、清水研究室での研究は「光の計測」で、光を粒子ととらえ(光子)、できるだけ正確に測定することに取り組んでいます。光子の発生、観測を通じて今後さらに進展する情報社会の基盤となる技術を生み出していきたいと考えています。

 他大学から電通大への進学で環境の変化を心配される方もいるでしょう。しかし異なる環境で今までとは異なる知識、経験を得ることは、最終的には自らの成長につながっていくと思います。研究内容に興味があるならぜひ電通大への進学を検討してみてください。

清水研究室

2019年度博士前期課程入学 化学生命工学プログラム]東海大学理学部化学科出身

研究は上手くいかないこともある。そんな時でも心が折れずに続けられる環境

 大学が総合大学だったので理系単科大学に非常に興味がありました。その中でも電通大の研究はかなりユニークで、興味を抱いてオープンラボに参加しました。そこで自分がやりたかった研究と合致する牧研究室と出会い、研究者としてレベルアップを目指し、進学を志望しました。

 現在、希少疾病と言われている急性Tリンパ芽急性白血病の創薬研究を行っています。この病気は小児に発病しやすい難病として知られています。私の専門分野は有機合成なので化学的方面からより安価な原料によって工業的に薬を創ることができるよう、日々実験に明け暮れています。

 電通大には志が高い学生が多く、毎日色々なことを学べて楽しい毎日を送っています。研究レベルも高いので、自身の研究者としてのレベルも自ずと高くなっているのが実感できます。研究は上手くいかない時もありますが、心が折れずに続けられるように自身のしたい研究を見定めてください。

研究室

2018年度博士前期課程入学 電子工学プログラム]仙台高等専門学校情報電子システム工学専攻出身

電通大は実践的な研究を行える大学です。研究生活のビジョンを描くなら、まず研究室見学を

 昔からトランジスタなどの電子部品が好きで、早い段階から専門的な勉強がしたく高専に進学しました。国立の大学院でより専門的な研究体験をしてみたくなり、大学院進学を考えていたところ、出身高専で電通大の評判を聞き、興味を持ったのが電通大進学のきっかけです。

 現在、私は半導体量子ドットの作成に関する研究を行っています。大学院では研究が主体ですが、授業の内容もおもしろいものが多く、基礎から応用まで幅広く学習できる点も非常に良いと思います。電通大の学生には単科大学ならではの一体感があると思いました。

 大学の研究だけでは物足りない、もっと深く専門的な研究をしてみたいと考えている方には、電通大をおすすめします。研究室見学の際には、質問したい内容などをリストアップし、聞きたい内容をすべて聞けるよう準備していくとよいと思います。研究室では学生にも会い、雰囲気を感じ取ってください。

山口研究室

2018年度博士前期課程入学 化学生命工学プログラム]早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科出身)

のびのびと実験を行える環境があり、共同研究や世界を視野に入れた研究なども多彩です

 実家から通える国立大学にある化学生物系の研究室の中で、修士の学生でも自由に研究でき、私を一番歓迎していただけたことから現在所属している瀧研究室を志望しました。ここでは、創薬システムの開発に取り組んでいます。

 電通大の素晴らしい点は、第一に1 人当たりのスペースが広いことが挙げられます。学部生であっても十分に自分のスペースが確保され、のびのびと実験を行うことができます。海外に留学する学生や、学外との共同研究に取り組む研究室も多く、世界で戦えるおもしろい研究をしようという雰囲気が魅力的です。また、交通の便が良く駅からも近いため通学もラクです。

 院生はほとんどの時間を研究に費やすことになるので、進学先を選択する際は、大学そのものよりも研究室単位で選ぶべきだと思います。もちろん研究内容も重要ですが、それ以上に、メンバーや雰囲気、研究環境に注目してなるべく多くの研究室を見学し、自分に合った研究室を見つけてください。

研究室

2018年度博士前期課程入学 電子工学プログラム]福島大学共生システム理工学類人間支援システム専攻出身)

歴史ある大学ならでは! 就職活動ではOB・OG の心強いサポートを受けることができます

 大学時代とは研究分野を大きく変えるために、外部の大学院の受験を考えました。 現在の研究室では次世代半導体に関する材料開発を行っています。日々の中で様々な困難はありますが、目的とした材料が得られたときは達成感があり、やりがいを感じることができます。

 電通大の利点は研究設備や授業が充実しているほか、大学としての歴史が古く、OB・OG が多い点だと思います。日々研究に打ち込める環境にあり、就職活動等ではOB・OG の方々のサポートが受けられることは非常に心強いです。また、駅から徒歩5 分と近く、新宿まで15 分とアクセスは良好です。

 私は大学院を電通大に選択してよかったと思っています。外部の大学院を受験するということは少し勇気のいることかもしれませんが、新しい環境は自分自身を成長させるチャンスです。電通大での受験を少しでも考えている人は、ぜひオープンラボ等に足を運んでみてください。

一色研究室

2018年度博士前期課程入学 電子工学プログラム]青山学院大学理工学部電気電子工学科出身)

研究とは、誰もわからないことを追い求める作業です。挑戦する姿勢を持つことは、きっと将来役に立つ!

 電通大にはたくさんの研究室があり、勉強してきたことや、自身が進めていきたいことに合わせて研究室を選べることが進学の決め手になりました。私の研究している蛍光体という分野はそれほど多い研究分野ではないため、学びを活かせる研究室が見つかってよかったと思っています。

  他大学からの進学は、大学で開催される大学院説明会や研究室見学に積極的に参加することが大切です。電通大では生協で過去問を購入できるのでこれを用いて問題の傾向を把握し、わからない問題を参考書や専門書で補充していくと良いと思います。

 電通大は教員との距離が近い印象があります。また、学生は同じような将来設計を持っている人が多く、就職や働き方のことなどをよく相談できます。 外部受験は不安かもしれませんが、新しいことに挑戦する姿勢を持つことは、これからの研究にも役立つのではないでしょうか。

奥野研究室

2018年度博士前期課程入学 工学プログラム]東邦大学理学部物理学科出身

高レベルな研究が行われ、国や企業との連携も盛ん。就職支援が非常に手厚いのもポイントです

 私が電通大の大学院を志した動機の原点は、光学デバイスへの興味です。大学時代は物理学の基礎的な学習や研究を行っていましたが、大学院では光学機器への応用を意識した研究や学習をすることで自分の将来に役立てたいと考えました。そこで、進学先を調べていくと電通大には想像していた以上に多岐にわたる分野の研究が行われていることがわかり、富田研究室で研究されてる次世代のAR/MR ( 拡張/ 複合現実)デバイスへの応用が期待されるナノコンポジット光機能材料に強く興味を惹かれ本研究室を志望しました。

 電通大の就職支援はかなり手厚いです。就職支援室やインターンシップ推進室、目黒会(同窓会)など多くのサポート体制が敷かれています。また、就活セミナーやOB・OG 会、合同会社説明会も高頻度で開催されており、学外のイベントなどに参加せずとも就活のノウハウがわかりますし、OB・OG の方々とのコンタクトを取ることができる貴重な機会も得られます。

富田研究室

2018年度博士前期課程入学 光工学プログラム]九州工業大学工学部総合システム工学科出身

他大学からの学生も挑戦しやすく、馴染みやすい環境があります

 私が電通大の大学院を志望した理由は2 つあります。1 つ目は光の研究室が多く存在していたこと。2 つ目は自発的な雰囲気です。大学院受験にあたり他の大学の研究室も見学しましたが、電通大の学生は知識が幅広く、技術に貪欲である人が多いと感じました。意欲的な環境は2 年間の研究生活において重要な要素となると思います

。 また、私はもともと気持ちがだれることがしばしばありましたが、電通大は立地が良く、非常に意欲的な環境なので、モチベーションを保つことができています。

 新たな環境に踏み入れることにより得られる新しい知識や経験は、自分自身の糧になります。電通大は、他大学の学生に向けて研究室公開や説明会などを開催していたり、研究室の先生や学生が親切に対応してくださったりと他大学の学生の受け入れに寛容です。外部の学生にとって挑戦しやすく馴染みやすい雰囲気であるため、周囲の環境における懸念は不要です。

渡邉(恵)研究室

2018年度博士前期課程入学 物理工学プログラム](学習院大学理学部物理学科出身)

自分の研究スタイルに合った学生生活を送ることができ、毎日が充実しています

 大学では、トポロジカル絶縁体の理論について研究していていました。電通大に進学したのは、卒業研究の知識を活かしながら、理論の応用を視野に入れて実社会に役立つ研究ができると感じたからです。私は推薦入試だったので、自分の卒業研究について話す面接試験でした。面接では専門分野を問わず、どんな方にも研究意義や内容がわかるようなプレゼンができるように繰り返し練習しました。

 伏屋研究室では、ナノ構造体の熱電効果について量子力学や統計力学を用いて研究しており、やりがいを感じています。 電通大はネットワークに関する設備が充実しており、とても驚かされました。特に学内ネットワークに入る手段などが、誰でもできるようにマニュアル化されていて、学外からでも研究できる環境が整えられいます。私は電通大に来て自分の研究スタイルにあった学生生活を送れていると感じています。みなさんもぜひ、新しい環境に飛び込んでみてください。

伏屋研究室

2018年度博士前期課程入学 物理工学プログラム]沼津工業高等専門学校総合システム工学専攻出身

世界有数の装置を備えた充実の実験環境が魅力。本当にやりたい研究を目指して受験を!

 高専時代に研究していたプラズマについて、より深く研究がしたいと思い、エネルギーの高いプラズマである多価イオンの研究ができる電通大を志望しました。在籍している中村信行研究室には世界有数の多価イオン生成装置があり、ここでしかできない研究をすることができるのは大きな魅力です。

 電通大には高い志を持って高いレベルで研究を理解している人が多くいます。わからないことを教えてもらったり、議論することができ、同じように研究をしている仲間がいるととても励みになります。

 高専時代は電気電子を専攻していたため分野を変えることは不安ではありましたが、入学後の勉強で補うことができました。これまでほとんどやってこなかったプログラミングも、半年ほどの勉強と試行錯誤を経て使えるようになりました。本当にやりたい研究があるなら、今やっている研究に捕らわれることなく、挑戦してみるのもありだと思います。

中村(信)研究室

2018年度博士前期課程入学 化学生命工学プログラム]神奈川大学工学部物質生命化学科出身)

電通大に進学してよかったと実感しています。有意義な院生生活を目指して頑張ってください

 大学でお世話になっていた教授にプログラミングを使った生体の機能についての研究がしたいと相談したところ、現在所属している研究室の分野を紹介されました。その分野で外部からも大学院生を募集している大学を探したところ、電通大と出会い、いくつかの研究室を訪問。現在、所属している樫森研究室で見せていただいた修論がとても興味深かったので、受験を決めました。

 大学院受験では過去問を解いたり、推薦を受けるためのプレゼンの練習や、同じ大学のOG で電通大に進学した先輩からアドバイスを受けたりしました。

 電通大にはやりたいことを明確に決め、それに向かって努力している人がたくさんいます。また、行動力があり、自分のやりたいことを見つけて取り組んでいる人が多いので、良い刺激と影響を受けています。受験対策は大変だと思いますが、頑張って乗り越え、電通大で有意義な院生生活を送ってください。

樫森研究室

2018年度博士前期課程入学 化学生命工学プログラム]東京理科大学理学部第一部化学科出身

行き届いた指導を受けられ、研究に打ち込めます。電通大で充実した研究生活を手に入れてください

 大学でお世話になっていた教授にプログラミングを使った生体の機能についての研究がしたいと相談したところ、現在所属している研究室の分野を紹介されました。その分野で外部からも大学院生を募集している大学を探したところ、電通大と出会い、いくつかの研究室を訪問。現在、所属している樫森研究室で見せていただいた修論がとても興味深かったので、受験を決めました。

 大学院受験では過去問を解いたり、推薦を受けるためのプレゼンの練習や、同じ大学のOG で電通大に進学した先輩からアドバイスを受けたりしました。

 電通大にはやりたいことを明確に決め、それに向かって努力している人がたくさんいます。また、行動力があり、自分のやりたいことを見つけて取り組んでいる人が多いので、良い刺激と影響を受けています。受験対策は大変だと思いますが、頑張って乗り越え、電通大で有意義な院生生活を送ってください。

石田研究室

2017年度博士前期課程入学 工学プログラム]東京農工大学工学部出身

オープンラボの機会に研究室を直接訪問。電通大では研究会や講演会なども頻繁にあります

 私が電通大の大学院を志望した理由は、一言でいうと電通大が、光に強い大学だからです。光工学プログラムだけでも光の研究室は17 もあります。これほど光の研究室が多い大学は、珍しいと思います。

 学部4 年生の頃、私は光源をつくりたい、光と物質との相互作用についてもっと知りたいと思うようになりました。そして研究室を訪問した際、この研究室でなら光と気体との相互作用を利用して新しい光源を開発できる、そう考えました。

 電通大の良さは、知的好奇心を刺激してくれる環境が揃っていることだと思います。電通大では、研究会や講演会が頻繁に行われています。今まで私は、超高速光エレクトロニクス研究会、レーザー夏の学校、光コムや重力波検出の講演会などに参加し、専門以外の研究に関する理解を深めることができました。

 私自身、電通大を選択したことに満足しています。皆さんも新しい環境に飛び込んで視野を広げてみてください。

桂川研究室

2017年度博士前期課程入学 化学生命工学プログラム]北里大学理学部化学科出身

研究設備と環境が整っている点に魅力を感じ、外部進学を決断しました

 これまで学んできた化学の知識を活かしつつ、物性物理という新たな分野に取り組むことができることに魅力を感じ、物性測定の研究に必要な装置や環境が整っている電通大の大学院に進学を決めました。

 大学に入学した当初から大学院への進学を志望していたので、学部生時代の講義は欠かさずに出席していました。 推薦入試の面接では、どのような化学の講義を受け、勉強してきたかを面接官に知ってもらえるよう工夫し、大学院で身につけたい知識や経験なども説明しました。

 現在の研究室では磁性を示す有機物を合成し、その物性を調査するという研究を行っています。目的とした化合物が得られたときには達成感があり、やりがいを感じます。

 私が思う電通大の利点は、研究設備と環境が整っていること、研究の時間を確保できること、最寄り駅から徒歩数分で大学へ行けること、この3 点があげられます。

石田研究室

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