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岡田 佳子 研究室

地球最古の生物を使った新しい光応用技術

地球最古の生物「高度好塩菌」の細胞膜には太陽電池の役目をもつ光合成タンパク質があります。動物の視物質とよく似ていて、輪郭や動画を検出する視覚情報処理機能をもっています。本研究室ではこのタンパク質を使って、外部演算回路や電源のいらないロボットビジョンの開発、さらに網膜や脳の視覚神経細胞を模倣した素子を作製して、輪郭検出や錯視を行っています。

キーワード

光合成タンパク質、視覚神経細胞、ロボットビジョン

分  野

情報科学、応用物理学、材料工学

橋山 智訓 研究室

コンピュータの論理で人間の創造性・感性を支えるシステム構築

論理・理屈ではわかるけれど心情では納得できないことが世界には多くあります。では、論理が得意なコンピュータが人間の感性をどのように支援できるのでしょうか。ソフトコンピューティングと呼ばれる手法を手がかりに、ゲームやスマートフォンアプリケーション開発などの身近な例題を通じて、人間の創造性・感性を助けるシステムの構築を目指しています。 

キーワード

ソフトコンピューティング、人工知能、ゲーム

分  野

情報工学、情報科学、電気・電子工学

山本 佳世子 研究室

様々なICTを用いて現実空間と仮想空間をつなぐ 

現代ではGIS(地理情報システム)、ソーシャルメディアなどの様々なICTが続々と開発され、これらが私たちと社会をつなぐ重要な役割を果たしています。様々なICTを組み合わせると、現実空間と仮想空間を効果的につなぐことができます。このような視点から、複数のシステムを統合した新システムの開発、GIS等の情報技術を利用した政策評価、統計的手法等を利用した政策評価に関する研究を行っています。

キーワード

社会システム工学、空間情報科学、都市・地域計画学、環境科学、防災・減災、デジタル、情報、コミュニケーション、工学、ソーシャルメディア、GIS、地理情報システム、推薦システム、ICT、環境、都市・地域計画、社会システム工学、ナビゲーションシステム、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)

分  野

情報科学、情報工学

横井 浩史 研究室

人間と機械をつないで運動と感覚の機能を再現する

ヒューマンインタフェースの医用福祉応用に関する研究をしています。1つは「代替」の研究。人の筋活動(筋電位)を計測して、手の動きを再現する筋電義手を開発しています。現在、手指を握る・開く、つかむなどの15種類のパターンの実現が可能になりました。もう1つは「補助・回復」の研究。パワーアシスト装置を使って、効率的で効果の大きいリハビリの提供を目指しています。

 キーワード

筋電義手、パワーアシスト、機械、信号、電気、筋肉、センサー、脳、運動、ロボット

分  野

情報科学、機械工学、医用・生体工学