宇宙電波懇談会シンポジウム 2025

将来計画とリンクする国立天文台の現観測所

国立天文台 三鷹キャンパス - 2025年1月8~10日

 

将来計画リンクする国立天文台の現観測所

将来計画を推進するうえで、現在進行中のプロジェクト(既存の観測所)のありかたに関する議論は避けられません。リソースに制約がある状況のもと、電波天文コミュニティの大多数は、既存観測所を維持させたい立場と将来計画を推進したい立場のあいだの葛藤に揺れ動いていると言えます。近年の宇電懇シンポジウムは主に将来にスポットを当て、極限性能(2020年度)、将来のサイエンス(2021年度)、ALMA2 (2022年度)、電波天文学のロードマップ(2023年度)を議論してきました。また、2023年度に行われた国立天文台の将来シンポジウムでは、現在進行中のプロジェクトと将来計画を架橋するリンクや、進行中のプロジェクトをつなぐリンクといった観点が議論しづらいことも浮き彫りとなりました。国立天文台の多大な努力によって維持されてきた既存観測所は、いわばあって当たり前の存在となっています。この既存観測所のありかた・活かしかたを、将来計画の文脈のもとコミュニティリードで議論すべきではないでしょうか。

そこで本年度の宇電懇シンポジウムでは、電波天文学の様々な研究計画の報告と議論に加えて、現在進行中のプロジェクトのありかたの議論と計画間のリンクの強化について、議論を尽くすことを目的とします。

さらに、電波分野での最新成果を皆さんと共有するために、若手の研究発表セッションを予定しています。いくつかの学位取得者を中心とした口頭発表に加え、ポスターセッションの時間を(休憩時間中では無く)設けます。学生に対する研究の奨励を目的として、ポスター表彰を行います。

宇電懇将来計画検討ワーキンググループ (SOC)

 

 プログラム

口頭講演について

ポスター講演について

 

参加のお申し込み

参加登録〆切

懇親会に参加をご希望の方は、講演の有無に限らず1216日までにお申し込みください。招待講演者の方も、参加登録〆切までにお申し込みをお願いいたします。

旅費支援について

旅費支援が必要な方は、12月4日(水)までに登録してください。その際、備考欄にその旨をご記載ください。希望される場合、できる限り早いご登録にご協力下さい。旅費支援は限られています。ご期待にそえない場合はどうぞご了承ください。

リモート参加について

現地参加・リモート参加問わず、参加登録者全員にオンライン参加用の URL を送信致します。

世話人