内弟子募集開始
福厳寺の修行僧として、佛心宗の教義に基づき、心技体を修練し、
社会の一隅を照らすことが出来る堂々たる僧侶を育成します。
募集期間:令和2年3月1日〜令和2年3月31日まで
内弟子道場とは?
佛心宗福厳寺では、令和2年5月より内弟子(修行僧)の育成道場を開始します。
修行期間は2年間です。2年の修行期間の後は、僧侶として生きるもよし、社会人として働くのも良し。いずれにしても、期間内は福厳寺にて寝食し、仏教者としての人格と感性(能力)の養成を行います。
佛心宗の修行カリキュラムは、従来の伝統仏教のどの修行道場とも違います。一般社会とかけ離れた修養をするわけでもありません。佛心宗の教義に基づいて、心技体を修練し、社会の一隅を照らすことが出来るような堂々たる僧を養成します。
特に「慈悲心」「知恵」「仏性」の3つの芽を守り育て、開花させる修行を行います。
【1】慈悲心(じひしん)
慈悲心とは、慈悲喜捨の心。他を慈しみ、共に悲しみ、共に喜び、それでいて他に引きずられない心を養います。
【2】知恵(ちえ)
知恵とは、仏法真理を深く学ぶことによって養われる、物事の本質を見極めて選び取る力のこと。私たちをとりまく膨大な情報と知識に溺れ流されることなく、俯瞰力、集中力、行動力、思考力、探求力、自己反省力、洞察力などを養います。
【3】仏性(ぶっしょう)
仏性とは、生まれ持った感性のこと。命は皆、それぞれ特異な性質や能力を持っています。空を飛ぶ鳥、水中を泳ぐ魚、大地を俊足で駆けるチーターなど。私たち人間も同じく、絵が得意な者、書が得意な者、身体運動が得意な者など、人それぞれです。佛心宗の修行では、個々の性質と能力を見極めて引き出し、それを社会のために堂々と発揮できるよう育成します。
修行期間が終了した後は、引き続き佛心僧として活動するることもできますし、社会生活に復帰することも可能です。「2年」という期間は、長いようで短いものです。決して楽な修行ではありませんが、その後の人生に大きな自信と可能性をもたらすことでしょう。
期間
・修行期間:2年間(1年ごとに確認試験あり)
・修行開始時期:2020年5月上旬
修行を通じて学ぶこと
経典佛心学/歴史佛心学/体系佛心学/実践佛心学/身体作法/儀式所作/書道/話し方/発声法/コミュニケーション法/文章書き方/禅的思考/料理/祈祷太鼓/写仏・写経/坐禅/芸術表現/山作業/農作業/身体トレーニング など
2年目以降は、1年目に学んだことを土台として、仏教者としてさらに磨きをかけます。また福厳寺年中行事や他寺院への外部研修、地域貢献など、幅広く学び、実践していただきます。
経費
・1年目:120万円
内訳:設備教材費:24万円(佛心僧学院費用含む)/研修費:40万円/生活費:36万円(食費・光熱費含む)/法衣費:15万円(着物・衣・袈裟・作務衣・白衣・襦袢・足袋など)/入所費:5万円(初年度のみ)
・2年目:100万円
内訳:設備教材費:24万円(佛心僧学院費用含む)/研修費:40万円/生活費:36万円(食費・光熱費含む)
・経費は、入門手続き時に納入してください。(分割での支払いはご相談ください。)
応募申し込み方法
応募申し込み方法は2種類です。
1)インターネット(応募フォーム)での応募
2)応募用紙を印刷記入し、履歴書と共に郵送で応募
※応募後、Skype等でインターネット面談を行います。
応募資格
・仏道修行者(僧侶)として、心身の向上を目指す人
・18歳〜35歳までの、修行生活に適応できる体力と精神力を持った健康な男女
・経験、学歴、国籍は問いません。
応募締切
・令和2年3月31日(火)
受け入れ可能人数に達し次第、締め切りますので、希望者は早めの提出をお願いします。
結果発表
・書類(面談)選考ののち、随時結果をお伝えします。
・申込人数多数にて定員を上回った場合、または修行生活に適応できる体力と精神力に満たないと判断した場合、お断りすることもあります。
入門の流れ
・結果発表を受けて、入門の準備・手続きをしていただきます。
・入門当日より1ヶ月の研修の後、得度式を行い、正式に佛心宗僧侶としての資格を得ます。
・入門者と寝食を共にし、僧侶としての日々の修行に励みます。
・同時に、佛心僧学院の学習カリキュラムを受講します。
(補足)
・所持品は入門時、検査します。
・所持品には必ず名前を記入しておくこと。
・修行期間中は、スマホやインターネット機器を使用することはできません。
修行僧の1日
・5時:起床
・5時半:朝課(読経)
・6時半:朝食
・8時:朝礼
・8時半:作務
・12時:昼食
・13時:作務(講義)
・18時半:夕食
・20時:実習(研修)
・22時:就寝
福厳寺のおもな年中行事
・8月:お盆/送り火(福厳寺会員さん御先祖さまへのお盆供養)
・10月:秋の授戒会(仏教徒としての名前と、戒律を授ける儀式)
・12月:あきば大祭(福厳寺の守護神「秋葉三尺坊大権現」の命日にちなみ行われる大祭)
・2月:節分修正会(参拝者の新年の身体健全を祈願する法要と福豆まき)
・3月:開山忌(540年前に福厳寺を開いた初代住職の命日の法要)
・4月:春の授戒会(仏教徒としての名前と、戒律を授ける儀式)
・5月:佛心大祭(仏教を開かれたお釈迦さまの誕生と、佛心宗の誕宗を祝う大祭)
問い合わせ先
佛心宗内弟子道場 事務局
〒485-0802 愛知県小牧市大草5229番地 福厳寺内
問合せフォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScaAdlGWmY3NDIlunqj7p2RZYmBegZy8NYDEhm2MHY7wHfNpA/viewform