ホントのハナシPE#015
#015 ANISAMA SYMPHONIC NIGHT 2022 後記!
2022-10-07(金) エピソードの長さ : 17:04
ゲスト : なし
メモ
楽曲の選択
全く違うタイプの楽曲を4曲セレクトした。
ありったけの感謝と愛してるの気持ちを歌に込めたセットリストを用意した。
アニサマのステージで歌ってきた楽曲をリアレンジして楽しんでもらうことに重きを置いた。
アレンジに関して
アニサマシンフォニックナイトのためにアレンジしてもらった。
Happy encountは原曲の良さをそのまま活かした。
Storytellerは原曲に割と忠実に作ってもらったが、テンポをぐっと落としてより言葉一つ一つが粒立っていくような歌い方をした。
Sincerelyは一番こだわった。
オーケストラでやることでどのような見せ方ができるか悩んだ。
最初にアレンジをしてもらったときは、とにかく全編通してとっても壮大だった。
しかし、ヴァイオレットが持つ魅力みたいなものとして、慎ましさみたいなものを大切にして歌い続けてきた。
よって、ワンコーラス目は特にぐっと音数を減らして、よりウィスパーヴォイスが生えるアレンジに変えてもらった。
ツーコーラス目からは、ヴァイオレットが自分の中の過ちと葛藤する場面でもあるので、テンポを上げてよりエモーショナルなように届けられるように、アレンジを変えてもらった。
2C後落ちサビ前の音が無くなる部分は、かなりこだわって想いの揺らぎが自分の中で定まるまで歌い出すのを待った。
オーケストラの方に伝えたところ、それがすごく難しかったようである。
指揮者は完全にTRUEさんを見ることはできないため、肩の動きだけで呼吸を感じてもらった。
何度もリハーサルの時に息を合わせながら、少しづつ詰めていった。
本番、指揮者が思った以上にTRUEさんのブレスのタイミングが長かったようで、結構ハラハラさせてしまったと思っている。
ラスボス感
映像を見返したら貫禄があった。
初心を忘れずにステージに立たなくてはと思った。
最近、楽屋の緊張感もちょっとずつ薄れている。
ステージに出る直前までスタッフがみんなゲハゲハ笑っている環境になってしまった。
お衣装
ずっと着てみたかったブランドの衣装を着た。
ヴァイオレットのオーケストラコンサートの時は、クラシカルな衣装であるのに対して、プチフォーマルな衣装をお願いして用意してもらった。
衣装の力はすごく大事だと改めて感じた。
ダイナミクスを大切に表現した
バンドでライブをやるときは耳中をソリッドに作っている。リバーブをあまりかけずに、より自分の音が正確にピッチが取れるように作っている。
アニサマシンフォニックナイトに関しては、PAの方にダイナミクスを意識して作りたいということを伝えていた。
例えば客席で座って聞いている音になるべく近づけて耳中を作ってくださいと伝えた。
普段リバーブをかけないところを凄くリバーブをかけて、コンプ等も一切かけないで、お客さんがその会場で味わっているダイナミクス加減を再現するように作ってもらった。
観客の方と気持ちがいつも以上に通じ合った感覚がすごくあった。
齋藤Pにはすごく感謝。
熱意を何年も続けているイベントで保持し続ける。
話していると、ポジティブで前向きな気持ちになる。アニソンの可能性を感じる。
MC
京都の良さ、様々な所に足を運んで下さいということを言いたかった。
美味しいところがいっぱいありますよと言ったら、なぜかラーメン屋さんを沢山挙げていた。
ラーメン屋さん
到着早々、ホテルの近くの天下一品で最初の一杯目を食べた。
天下一品の本店にもお礼参りに行った。
京都から東京に戻ってきた次の日に、東京の天下一品に食べに行った。
ラーメン屋の味として、甘めでこってり濃厚が好き。