西山 裕貴(三重県連 松阪YEG)
仲間と出会い、学び合い、そして未来を共に創る。私たちYEGの活動は、その一つひとつが「物語」であり、次代への希望の種だと考えています。
昨今、特に深刻化している少子高齢化に伴う人口減少や地方自治体の衰退などを目の当たりにし、我々はどのように未来を描き、後世へ明るい未来のバトンを渡せるのかと悩む経営者も少なくありません。しかし一方で、現状を直視し、地方から多方向に事業を拡げる企業や、DX化を推進して少数精鋭で成果を上げる仕組みづくりに挑戦し、生産性を高めている企業も数多く芽吹いています。このように、一人ひとりが「何が必要で、どう変われば未来を描けるのか」を考え、男気を持って行動に移すことこそ、我々に求められている行動規範だと考えます。また、昨年実施した東海ブロック商工会議所青年部連合会(以下、東海ブロックYEG)全会員アンケートの結果をみると、「ブロックは出向しなければ何をしているかわからない」という声も多く寄せられています。このことから、我々が考える以上に、東海ブロックYEGの魅力を十分に発信しきれていないと感じております。
そこで、令和8年度の東海ブロックYEGスローガンに「トウカイ Session38~個性響き合う未来共創ストーリー~」を揚げて適進してまいります。
東海エリアに広がる38 単会それぞれの個性が響き合い、互いに刺激し合うことで、東海ブロックYEGは新しい物語を紡ぎ出します。私たちが積み重ねる活動は、単なる行事や会議ではなく、一人ひとりの挑戦と情熱が織りなす"Session”です。
「Session=共鳴・共演・共創」を意味します。
令和8年度は、東海ブロックYEGの活動を通じて、一人ひとりの個性が「共鳴」し合い、個では得られない多くの気づきと学びを得ることで経営者としての資質が向上します。また、仲間との「共演」から視野が広がり、リーダーとしての器を磨くことができます。そして、多様な地域の青年経済人が集い、知恵と知見が混ざり合うことで「共創」が生まれ、新たな事業や自社業の発展へとつながります。以上3つの効果を一人ひとりが実感できる「わかりやすい東海ブロックYEG」を構築するために、会員同士の情報共有が円滑に行える仕組みづくり、単同士の垣根を超えた研鑽と交流の場づくり、成果の可視化を盛り込んだ自社業発展につながるYEG活動をしていくことで、誰のための組織なのか、目的は何か、どう活用すればどんな効果をもたらすのかを明確にします。全国にある9ブロックの中でもブロック内3県連とコンパクトな東海ブロックYEGだからこそ機動力と実行力を最大限に活かし、38 単会すべてのメンバーが共に学び、共に成長を感じられる「育ち合う」運営をめざします。より多くのメンバーが活躍することで、共創の物語はより壮大となり、次代への希望の種がさらに芽吹くとじています。
最後に、本年度は東海ブロックYEG設立 30周年という節目を迎えます。先輩方が築いてこられた歴史と想いを受け継ぎながら、私たちの世代ならではの新しい風を吹き込みます。
未来は誰かが与えてくれるものではありません。
私たち自身が描き、仲間と共に創り上げていくものです。
一人ひとりの力をじて、38 単会が響き合うストーリーを、東海ブロックYEGの活動を通して全てのメンバーへ発信してまいります。
令和8年度東海ブロック商工会議所青年部連合会
会長 西山裕貴