Scuba Diving
ウミガメが好きなので、見かけるとつい追いかけていってしまう。魚の固有種などにそれほど興味がないせいで、ダイビングの写真ももっぱらカメばかり。そのせいで、写真を見てもそれがどこの海なのかがちっとも分からない。レックダイビング(沈没船など)が好き。PADIのAOW(アドバンスド・オープン・ウォーター)ライセンスを持っています。
ヨーロッパ初という海底美術館がカナリア諸島の1つ、ランサローテ島の南にある。2017年にオープンしたこの美術館は水深15メートルほどの所に、美術家ジェイソン・テイラー(Jason de Caires Taylor)の彫刻作品が沈められている。彫刻作品を間近で見るためにはダイビングツアーに参加する必要がある(要ライセンス)。
作品は左から順に、3. ランペドゥーサの筏(The Raft of Lampedusa)/ 4. 切断(Disconnected)/9. 解放(Deregulated)
自撮りに夢中なカップル(4)や子供っぽく遊んでばかりの政治家たち(9)といった、メッセージ性のある彫刻群に圧倒される。
これらの彫刻は芸術性があるだけでなくて、魚たちの棲みかとなることで海洋環境を保つことに貢献している。実際、彫刻には海藻などがたくさん付いていて、輪郭が少しぼやけてきている。あと3年もしたらディテールはまったく分からなくなってしまうかも。
3日間のダイビングの中で1番良かったのは最終日に潜ったブルー・グロットのそば。圧倒的な透明度で感動した。ただし、やはりマルタ島らしく魚はほとんどいない。ゴゾ島のブルーホールで潜れなかったのか心残り。
エジプトのイメージと言えば砂漠、そしてなんと言ってもピラミッド。けれどもこの国はダイビングの聖地の1つでもあって、紅海が世界で1番キレイというダイバーもいる(どこの海でもここが1番!と主張するダイバーは必ずいるものだけれど)。
シャルム・エル・シェイクの有名なダイビングポイントで、船の積み荷だったという便器がたくさん散乱している。
右下はツーバンデッドアネモネフィッシュという紅海の固有種のクマノミ(たぶん)。
モルディブでは1つの島に1つのホテルが建っていて、島全体がプライベート空間となっている。ヴィラから見える海がすでに綺麗で、潜らなくてもたくさんの魚がよく見える。悠然と泳ぐエイを見かけた時には少し驚いた。
当然、ダイビングショップもホテルに併設されているので、「早朝ピックアップ」ではない。合計でボートダイビングを2本潜った(ボート乗り場が近かったのも良かった)。2本ともアオウミガメが見られたのが嬉しい。
インド洋の固有種も恐らくたくさん見ているはずだけれど、意識していないので写真には写ってない…。さすがに少しは覚えてみれば楽しみの幅ももう少し広がりそう。
右下はモルディブアネモネフィッシュというクマノミ(インド洋の固有種)。