10:45 開会挨拶
10:50 Aブロック【学生部門】
11:49 (お昼40分休憩)
12:29 Bブロック【一般部門①】
13:29 (10分休憩)
13:39 Cブロック【一般部門②】
14:43 (10分休憩)
14:53 Dブロック【一般部門③】
15:46 (10分休憩)
15:56 Eブロック【縦型部門】
16:13 (21分休憩)
16:34 Fブロック【一般部門④】
17:35 選考会/特別上映
18:19 表彰式
AM10:50~
10:50~11:20(30分47秒)
恋人に裏切られ、孤独に生きる青年・春陽は、リフォーム詐欺を生業とする女と行き場のない男に出会う。社会の外側で寄り添う三人は、疑似家族のような幸福を手に入れるが、その関係はある選択をきっかけに静かに崩れ始める。
監督:太田優斗、制作:後藤翔汰、笠川博史、撮影・照明:小西沙奈、録音:村山妃雛、整音:木本幸弘、カラーグレーディング・VFX:神山響、助監督:後藤翔汰、劇中歌:友愛「ここだけの話」作詞・作曲:友愛、監督助手:真田心和、富澤優月、照明助手:神山響、撮影応援:西原悠貴、制作応援:大石優奈、脚本協力:後藤翔汰、山口拓巳、タイトル文字:小西幸子、持道具協力:小原勇真、演出部応援:山口拓巳
出演:高輝龍、豊岡愛梨、本田沙穏、宇野菜月、椎名蓮、志次湧斗、赤司茉美、金井京子、樋口麻理、三好育男、友愛、岩根一生、西原悠貴、神山響、村山妃雛、伊藤謙心(友情出演)
太田 優斗
岡山県出身。普通校を卒業後、映画を学ぶために専門学校大阪ビジュアルアーツ・アカデミーに入学。短編映画を中心に制作していく。昨年、完成した短編映画『メトロノーム』が相生なぎさ短編映画祭2025年にノミネート、第1回とらのもん映画祭特別上映を果たす。
11:20~11:36(16分03秒)
二人は恋人として、過去の秘密を隠しながら過ごす。二人は秘密を隠すように、同棲を始める。幸せだけを見つめて幸せになろうとする。だが、不意に訪れる沈黙や、言葉にならない雰囲気から、二人の関係性が崩れる。現実と想像が混ざり合う、悲しいラブストーリー。
監督 佐藤不変
出演 辻陸・赤山明日香
佐藤 不変
早稲田大学在学中、図書館に籠り、ずっと個人的な小説を執筆。卒業後、映画を撮りたいと急に思い立ち、撮影監督の稲田とタッグを組み、今作を製作。
11:36~11:49(13分03秒)
ポン引きに支配された搾取的なシステムに囚われた若いセックスワーカーのセレステの日々は、客、暴力、そして感情の麻痺というサイクルに陥り、唯一の救いは恋人のチェイスの存在だけ。彼は優しさと希望を与え、脱出を約束してくれる。閉鎖的な職場の中で、セレステはこの関係を命綱としてしがみついている。
現実と幻想の境界線が崩れるにつれ、チェイスの存在は不安定になり、セレステの過去の断片がトラウマ、薬物、そして抑圧された記憶を通して表面化する。真実が徐々に明らかになっていく。彼女が思い描いていた脱出は既に失敗に終わり、彼女を支えていた愛は、虐待に対する心理的な防衛機制に過ぎないのかもしれない。ポン引きが恋人の運命を明かし、支配を強めたとき、セレステは限界に達する。『グルメ』は、搾取とサバイバルを描いた心理劇であり、性産業に根深く存在する暴力に立ち向かい、観客にセックスワーカーをステレオタイプではなく、生き抜こうと闘う人間として見るよう促す。
監督 木津 翔智
出演 Mikyla Bordner, Zion Johnson, Joel Austin, Justin He
木津 翔智
木津翔智は日本とロサンゼルスを拠点に活動する映画監督です。当初は日本の大学で水産養殖を専攻していましたが、その後ロサンゼルスに移り、映画製作の道に進みました。柔道を10年間続けてきた経験から、その基本理念である「精力全用」と「自他共栄」を自身の創作活動にも取り入れています。
PM12:29~
12:29~13:26(56分30秒)
大学生の羽田洋司は内気な性格で、思いを言葉にする代わりに身の回りの景色を写真に収めることを日課にしていた。ある日、認知症になった祖父・羽田和海を見舞うために関西の祖父母の家を訪ねることになる。3年ぶりに和海と対面した洋司だったが、和海は洋司のことを認識することができなくなっていた。母から和海の写真を撮るように頼まれていた洋司だったが、かつての面影がない和海にどうしてもカメラを向けることができず、フィルムがなくなったと嘘をつき撮ることを諦めてしまう。
翌朝、和海が散歩に出かけたまま、突如失踪してしまう。たまたま家を訪れていた馴染みのスーパーの配達員・隼人が捜索を申しでて、洋司も同行する。洋司以上に和海を思う隼人の姿を見る中で、洋司は自身を見つめ直す。警察から和海が保護された連絡が入り、洋司は警察署に迎えにいく。帰りの道中、和海の中にはまだ幼い洋司の記憶があることを知る。無事に和海を連れて帰り、帰り支度をする洋司。複雑な感情を抱えたままカメラを手に取り、今の和海を写真に収めることを決意する。記憶を失ってもなお、残るものは何なのか。認知症の祖父と過ごす1泊2日の物語。
監督 幸田 真里奈
出演 山本海里・只野操・雪耀子・鉄太・鈴野華・大山貴子
幸田 真里奈
2017年より6年間NHKで番組ディレクターとして活動。ドキュメンタリー番組を中心に、多ジャンルの番組を制作。2024年より映画学校NCWに入り、映画制作を開始。
現在は広告代理店にプランナーとして勤めながら、NCW制作部として自主映画制作を続けている。初監督となる短編映画『Overwrite』は、「第26回ハンブルク日本映画祭」「最後の2本映画祭〜ROAD TO 第10回杉並ヒーロー映画祭」にノミネートされた。
13:26~13:29(02分55秒)
流鏑馬を志す少女の物語。
監督 長櫓 生真
長櫓 生真
岡山出身。現在、広島にて広告関連の映像・CG制作等を行う。
PM13:39~
13:39~14:19(40分00秒)
かつて画家を志した藤川卓は、京都に暮らす43歳。ある日、バス停でなじみの画材屋の店員を見かけた。霧雨に浮かぶその姿にひらめきを得て、絵筆をとる藤川。一方、芸大に通う近藤咲子は画家を目指しながら画材屋のアルバイトをしていた。くすぶる夢と、咲き始めた夢が思わぬ形で交錯する、古都で起きるささやかな奇跡の物語。
監督:友利翼 撮影:地村俊也 照明:仲村逸平 録音:森下怜二郎 音楽:スエヨシヒデユキ ヘアメイク:山畑里奈 助監督:黒田桔平(虎の子スタジオ) 制作進行:kaorikid 製作応援:野上依史 劇中絵画:飯島大地 ロゴデザイン:濱崎千春 劇中イラスト:中村サトル/木口ようかん ほか
出演:小橋川嘉人 中田すずな 宮原尚之 山口真央 井上叶望 やまちゅう ほか
友利 翼
43歳沖縄県出身。19歳で上京し、専門学校卒業後テレビ局で番組アシスタントディレクターとして働くかたわら、自主脚本を執筆。退社後、フリーで映像制作を開始する。ショートフィルム、ミュージックビデオ、イベント映像制作等幅広く活動中。2022年から関西を拠点としている。
14:19~14:43(24分08秒)
高校生の絢は、亡き親友・紫織になりすまし、認知症の祖母を訪ねる「嘘」を続けていた。それは紫織の父に頼まれての行為でだったが、不安定な母子家庭で孤独を抱える彼女にとって、偽りの面会は心安らげる場と化していた。祖母の怪我を機に面会は途絶えるものの、形見のネックレスを返しに訪れた絢は、寝たきりとなった祖母の最期の意志に触れる。想いを引き継ぐ決心をした彼女は、バイト先の同僚から放たれたある一言に微笑む。
監督 - 山田純 製作-春園幸宏 小道具 - 和田真歩 ヘアメイク - 落合りほ ヘアメイクアシスタント - 西田七菜、太田凛 衣装 - 藤井柚衣 撮影 - 近藤実佐輝 録音 - 小菅力哉 音楽 - yuriko imaoka 制作 - 間合建介、渡部健太、髙田賢治、石原邦久 メインビジュアル 藤田由紀 協力 -松竹芸能株式会社、 中山春佳、濱田真樹
出演 絢 - 清田美桜 紫織祖母 - 木許昌子 紫織父 - 春園幸宏 耕介 - 中澤龍 絢母 - 芳川つかさ 男 - 伊藤広大 絢のクラスメイト - 紅葉 高校教員1 - 髙田賢治 高校教員2 - 森りさ 紫織(写真) - 仁科心花
山田 純
平成8年生まれ。中央大学文学部卒。在学中に制作した 映画『再来の予感/光の子供たち』がCinema Terminal Gate004にて上映。大学卒業後に友人と制作した映画『脱獄日和』(監督:神戸竜馬)が第42回ぴあフィルムフェスティバルにて1次審査通過。『竜宮の誘い』田辺弁慶映画祭2025・弁慶グランプリを受賞し、現在大阪神戸劇場にて公開中。
PM14:53~
14:53~15:23(29分59秒)
とある高校の映画研究部。昴と涼太は、作品も作らずいつも映画の批評に関することで喧嘩しており、張り合っていた。そんなある日。それを観かねた部長の伊織は、次期部長の座を餌に2人に映画を撮るよう焚きつける。2人は、次の上映会でどちらが面白い映画を作れるか勝負することになるが...
監督 栗原章 スタッフ 粕谷匠 、松内萌 、高久柚葉、林玲衣 、川島祐弥、内田琴実
出演 岳、細井ゆうた、柴山大輝、松城凜、髙宮沙也花
栗原 章
日本大学芸術学部映画学科卒。脚本・監督を務めた「おとなりさんメモ」が、第16回TOHOシネマズ学生映画祭ショートフィルム部門で準グランプリを受賞。現在も会社員として働く傍ら、自主映画制作を続けている。
15:23~15:46(23分20秒)
家事代行サービス『かりそめスープ』で働く南山は、料理も掃除も完璧な人気スタッフだ。しかしある日、一週間の無断欠勤を続けた彼女の元へマネージャー・西本が向かう。訪れた先は都内の古い団地で、そこでは南山が派遣先の家主の家に“孫”として住み着いていた。「今は“孫”になっています」と悪びれず語る南山。呆れる西本だったが、南山は家事代行サービスを自腹で追加依頼し、新人スタッフ・東川原まで呼び寄せてしまう。離婚を経て働き始めた東川原もまた、次第にその部屋の奇妙な居心地の良さに取り込まれていく。やがて家主の息子・淳二が現れるのだが…。これは家族なのか、仕事なのか、それともただの“ままごと”なのか!?
監督・脚本・編集:鹿野 洋平 撮影:鈴木 和馬 録音:鈴木 雄吾 音楽:原 夕輝 制作:佐藤 晶愉輝
出演:森山 みつき 渡部 直也 吉見 茉莉奈 佐田 淳 木許 昌子
鹿野 洋平
1992年神奈川県横浜市生まれ。2017年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了後、 東映株式会社に芸術職研修契約者の助監督として入社。白石和彌監督『孤狼の血』はじめ、東京撮影所・京都撮影所で数多くの映画やTVドラマに演出部として参加する。2020年4月より独立し、フリーランスの映像作家・助監督として活動中。
PM15:56~
15:56~15:58(02分05秒)
情念、魂、内なる神――
彫刻家・村岡由梨は、見えないエネルギーを「かたち」に置き換える表現を続けてきた。しかし、病で意識を失った経験から、肉体が有限であることを知る。この出来事を境に、彼女の表現は女体へ、そして「無」へと向かい始める。
肉体と魂、有と無、その境界で模索を続ける彫刻家の、静かな鼓動を描く短編ドキュメンタリー。
監督・撮影・編集:村岡哲至 題字:村岡由梨 キービジュアルデザイン:近藤賢司 音楽:Ian Post 協力:表現村岡家
出演:村岡由梨
村岡 哲至
俳優/映画監督
1985年山梨県生まれ。2017年、東北大学にて博士(学術)を取得。新国立劇場演劇研修所修了後、ビクターミュージックアーツに所属。舞台・映像を中心に数多くの作品に出演する。
2020年より家族ユニット「表現村岡家」を結成し、実際の家族を被写体とした短編映像制作を開始。企画から脚本・監督・編集・出演までを一貫して手がける作品は、国内外の映画祭で高い評価を受けている。
15:58~16:00(1分57秒)
男と女。
だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。普通と変わっていないこと。そうなるのがあたりまえであること。だれがどう考えても、もっともであること。もっともであるさま。疑問の余地がないさま。
当たり前について、シャボン玉に願いを込めて制作しました。
監督 井上由紀夫
出演 山家美樹
井上 由紀夫
自営業の傍ら映像を学んでいる
16:00~16:13(12分55秒)
ある日、売れっ子俳優を目指すアカネが働く街に巨大熊がやってくる
店に客がこないので、暇していると、自衛隊が店にくる。
出陣前のはらごしらえだ!
アカネがてんやわんやしていると、裏から店長と自衛隊隊長との会話が聞こえてくる。
実は店長は元地球防衛軍で巨大ヒーローメガトラマンだったのだ!
監督:秋野太郎 撮影:長谷川康太郎 録音:川田一成
出演:手島アリサ 仗桐安 鐘ヶ江佳太 札内幸太
秋野 太郎
高校時代から映画作りを始める。大学在籍中に映画美学校に入学。修了後撮影部や演出部をしながら映像に携わる。今回は初の縦型映画に挑戦。
PM16:34~
16:34~17:04(30分00秒)
終戦から80年である2025年。
本作『あの日、笑っていた君へ。』は、特攻隊員・穴澤利夫少尉と婚約者・孫田智恵子の実話をもとに描かれる、戦争と愛の物語です。
戦争という過酷な時代の中でも、人を愛し、未来を信じて生きた若者たちがいた。出撃を前にした利夫と、彼を送り出す智恵子。二人が交わした手紙には、別れの悲しみだけでなく、相手の幸せを願う深い愛が綴られていた。
本作は、CAMPFIREで多くの支援を受けて制作された作品であり、戦争体験に関わる家族や背景を持つスタッフたちが参加しています。
80年前に確かに存在した想いを、現代に生きる私たちへ届けるための物語です。
監督 春日はな 脚本 藤原さとし 撮影・編集 小泉充裕 音楽制作 403 スチール 富山龍太郎 キャスティング 潮見勇輝 戦争考証・戦跡インフルエンサー コテツ
出演 春日はな 福井将真 潮見勇輝 高橋健悟 潮見美企子 糸原和彦 小幡悦子 白鳥希実 寅之助 高島静 東奈津実 中村優美
春日 はな
愛知県名古屋市出身。
俳優として舞台・映画で活動する一方、日本の歴史や人の想いを次世代へ伝える作品づくりに取り組む。戦争を題材にした舞台『流れる雲よ』などに出演。
2025年、終戦80年をテーマにした短編映画『あの日、笑っていた君へ』で監督・主演・プロデューサーを務め、戦時下に生きた若者の愛と記憶を描く。
17:04~17:17(12分50秒)
軍服に身を包み、武器を手にした軍人たちが川辺に集う。些細なことで始まった口論は、次第に激しい争いへと発展し、互いを傷つけ合う。その陰で、逃げ隠れる少年が静かに様子をうかがう。しかし、戦いの後、彼らが見つめるのは、自らの存在と戦争の意味。
そこには思いがけない結末が待っている。
監督:恵水 流生、プロデューサー:伊藤亜里子、脚本・撮影・編集:恵水流生、録音:比良岡紡蘭
出演:伊藤慶徳、七海悠貴、古川時男、蓮尾たかせ
恵水 流生
恵水流生(えみ・りゅうせい) 監督・俳優・写真家・映像作家。emir heart Inc. CEO
初監督映画「THE BELL」は国内外映画祭14受賞、 監督作「狐の嫁入り」は映文連アワード準グランプリ等8受賞。監督作「Family And War」カンヌ国際映画祭にて上映。プロデュース長編映画『あつい胸さわぎ』『ひみつきちのつくりかた』は全国劇場上映。
17:17~17:35(18分17秒)
なんの前触れもなく突然部屋に現れ、不可解で不気味な言語を間断なく呟き続ける女。困った部屋のオーナーは、以前その部屋を借りていた言語学者を呼び、その「言語」の解読を試みるのだが…
監督:鬼木幸治
出演:保田泰志 鳥之海凪紗 星耕介
鬼木 幸治
Los Angeles(米国)にて映画製作を学ぶ。以後、ショートフィルムを中心に活動。米国留学中にベルリン国際映画祭タレントキャンパスに入選。帰国後も自主制作活動を続けている。
「見えない声」17:50~18:02(12分13秒)
監督:鈴木将輝
出演:河本瑛香・長谷川真央
寧々は大学帰りに歩いていると男性とぶつかり舌打ちされる。振り返って叫ぶと「今の東京だ。しょうがない」という声が聞こえてきた。その後声の主は姿を現すが会話を通じ、彼が曾祖父の正一であることに気づく。寧々は正一との生き方の違い、現在の平和を実感し考えを改め新しい一歩を踏み出す。
「Evock」18:02~18:19(16分36秒)
監督・脚本・編集:小山田織音
出演:佐藤菜南、小田原倫仁、伊藤謙心、依田光正、金平武蔵、井上あきら、末吉めぐみ
2050年──世界は“AI戦争”の只中にあった。各国が戦闘ロボットを投入し続けるなか、日本のAIは精神面に脆さを抱え、再開発を迫られていた。
そんな中、科学者のつむぎと仲間たちは、AIの「心」をつかさどるセントラル・アフェクト・モジュール(CAM)を密かに弱体化させ、戦闘が激化しないよう細工していた。さらに、彼らには戦地に行かせたくないAIロボットEvock-J908が、相談役として寄り添っていた。
しかしある日、CAMの弱体化が外部に漏洩したことが判明。司令官リュウキからの告白をきっかけに、研究所は混乱に包まれる。政府の雨村が乗り込んできたことで、状況は一気に緊迫していく。
疑心暗鬼が広がるなか、Evock-908は“心”を持つAIとして驚くべき行動を見せ、人間たちの対立を静かに仲裁する。
だがその直後、裏切り者の存在が明らかになり、研究所には取り返しのつかない決断の時が迫っていた──。
撮影:安岡優海 協力:Fresh! Studio 製作:佐藤菜南、伊藤謙心、小山田織音 美術:小山田織音
09:35 開会あいさつ
09:45 一般部門 午前の部
12:14 (お昼40分休憩)
12:54 一般部門 午後の部
15:15 (15分休憩)
15:30 縦型動画部門
15:50 登壇
15:58 (10分休憩)
16:08 選考会/特別上映&招待上映
16:30 表彰式
AM09:45~
09:45~10:04(18分15秒)
1945年6月19日の福岡大空襲の体験と証言をまとめた美術家・首藤教之さんの著書「伝言ノート」。このノートをもとに、忘れられていく戦争の記憶を記録するのがこのドキュメンタリーの制作動機である。当時少年だった彼にとって飛行機は、零戦を設計した堀越二郎と同様、鳥のように空を飛ぶ「夢の乗り物」だった。しかし戦争を経験し、空襲警報、焼夷弾の落下音、燃える街を逃げ惑う人々を目にしたトラウマは、飛行機を人殺しの「悪夢の兵器」へと変えてしまった。
1945年8月上旬、静かな夏空を見上げた首藤少年は、B29の偵察機が「銀色のブローチ」のように雲の合間を滞空するのを目にする。希望と恐怖が入りまじる情景を鮮烈に心に焼きつけた彼は、芸術の力で「戦争の悪夢」を「平和の夢」に変えるため、人を殺さない飛行機を描くことを決意する。
監督 江畠香希 協力 伊藤草良 グリーンバイブレーション 音楽 鈴木治行 編集 長村ひかり
出演 首藤教之
江畠 香希
2011年、東京藝術大学大学院映像研究科在学時、第一作を山形国際ドキュメンタリー映画祭に出品する。その後、映画批評を学ぶため渡仏し、パリ第三大学大学院卒業後、2023年、第三作『夏空と銀色のブローチ』、長村ひかり監督『マミーへのラブレター』の製作を行なう。
10:04~10:34(29分54秒)
高校2年生の橘明日香は、長野の自然豊かな町で、姉の麻紀と二人きりで暮らしている。両親は別居中で家庭は崩壊寸前。ある朝、明日香は自転車で視覚障害のある女性・白川と偶然ぶつかり、交流が始まる。老人ホームで人々に笑顔を届ける白川の姿に心を打たれた明日香は、自分も誰かのために何かがしたいと願うようになる。
一方、家は借金返済のため売却されることになり、明日香は東京へ転居を強いられる。将来や家族への不満が爆発するなかで、彼女はある決意をする——壊れたままのバス停の椅子を、自らの手で修理しようと。
周囲の人々の支えや、姉との和解を経て、明日香は手作りのベンチを完成させる。その椅子に静かに腰掛ける白川の姿。交わされる言葉とぬくもりの中で、明日香は“心音”を感じ、人生の中で本当に大切なものを見つけるのだった。
監督 岡田久幸 スタッフ 井伊龍生/久保寺誠/百野健介/柳下隆之/安田裕
出演 戸畑心/優季/島川由美/藤井萌ゆ/柏原絵美/齋藤大法/大原幸夫/吉村昮/吉村ひろみ
岡田 久幸
広島出身で東京のデザイン会社に就職して40年グラフィックデザイナーとして活動してきました。10年ほど前から映画制作を開始してこれまで3作品を制作しました。現在はフリーランスとして主に行政のハザードマップを制作しています。
10:34~11:57(80分10秒)
別の人生を生きるため、マッチングアプリで新しい出会いを求め続けるシングルマザーのリンコ。リンコは娘の存在を隠し、新しくできた彼氏・コマイの家に入り浸る。ある日、リンコの娘・ルナは祖母・ヨシコにゴミとして捨てられた「苔」に興味を抱く。「苔」を瓶に入れ愛で育てる「苔のテラリウム」を知ったルナは、とある行動に出てしまう。ルナを一生懸命養育していたヨシコは、娘のリンコ、孫のルナに対する自分の「育て方」が間違っていたのだろうかと病んでいく。そんな中、ヨシコは病に倒れ、ついにルナが独りぼっちになってしまう。
ネグレクトの嫌疑をかけられたリンコに選択が迫られる。ルナを児童相談所に預け「母」として生きることを堂々やめるのか、それとも。そんな折、リンコの妊娠が判明する。お腹の子の父親であるコマイと言い争うリンコ。そんなリンコの元からルナは一人去って行く。
ルナは一体どんな子どもだったのか。ルナを取り戻すため、リンコは改めて「母」というものの覚悟を知る。母親とは何だろうか。女三世代の「母」を巡る物語。
監督:かなめぐみ 撮影編集:岡田明 脚本:かなめぐみ 録音:立花亮太 美術:洲濱玉代
音楽:かなめぐみ 岡田明
出演:香村彩矢 稲富ことね 田口陽子 渡部恒司 橋本佳奈 髙安美帆 高橋映美子 山下ひとみ
山本啓太
かなめぐみ
福岡生まれ奈良在住。
2022年母と子を描いた映画「リトルサイエンティスト」で初監督。
複数の映画祭でノミネート。中学生男子2人の母。
11:57~12:14(16分20秒)
仕事や私生活、何もかもに疲れてしまった神崎。ある日、引っ越したばかりの部屋に帰宅すると、そこには見知らぬ男が座っていた。男は自分のことを「幽霊」だと名乗る。パニックになる神崎だが、男は神崎にある“お願い”をする。。。果たして、男は本当に幽霊なのか?男の“お願い”とは、一体なんなのか・・・?!女と男が繰り広げる、密室会話劇ホラーコメディ!
監督 佐島由昭 脚本 山口森広 佐島由昭 撮影・照明 浪谷昇平 録音 木村聡志 ヘアメイク 新井寛子 助監督 関口敦史
出演 異儀田夏葉 山口森広 関口敦史 高野ゆらこ(声)
佐島 由昭
2012年ENBUゼミ監督コースにて1年学ぶ。卒業制作「笑顔の向こう側」が第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭にてグランプリ受賞。
卒業後、WEB CM、舞台の差し込み映像の制作や舞台撮影・編集等にも携わる。
直近の作品として「半径3メートル以内の片隅で」(第8回栃木・蔵の街かど映画祭 グランプリ受賞、第15回山形国際ムービーフェスティバル 脚本賞と審査員特別賞受賞、福井駅前短編映画祭2020 優秀賞受賞等)、「お願いだから、唱えてよ」(第一回大牟田映画祭大牟田市長賞(グランプリ)受賞、第18回山形国際ムービーフェスティバル2022 日本テクトホールディングス賞受賞、第2回SAITAMAなんとか映画祭 俳優賞受賞、第9回MKE映画祭Break Through賞とSTEP賞W受賞、第2回演屋祭 銅賞受賞、福井駅前短編映画祭2022 優秀賞等)がある。
現在上記作品U-NEXT等にて配信中。
PM12:54~
12:54~14:35(100分)
余命いくばくもない男(柿沼勝利)の心残りは、15年間自室に引き籠っている息子(悟)であった。そこで息子の社会復帰をさせるべく勝利はエンディングノートをYouTubeで始めることを思い付く。支援職員・田村の手助けもあって順風満帆の配信スタート!になるはずが、徐々にあらわになってきたのは勝利の息子に対する狂気じみた愛情だった。
カメラの前で炸裂する親心という最強のエゴイズムに支援員田村は立ち上がる。
監督 J.J Smoking 演出 松井高広 制作 渡辺麻美 美術 吉本美和
出演 入江崇史 玉城琉太 富永有治 佐藤匠 みやたに ゆべし 司馬正太郎 大大大輔 秋吉麻希
J.J Smoking
1977年生まれ 青森県出身 18歳で出奔し上京。
黒服、用心棒、ヒモ、運転手など様々な職業を経験したのち、2005年芸能事務所を設立。多くの芸能人を見出していく(芹那、高橋ゆい等)。現場での映画作りに魅了され、独学で映像・映画を作り始め現在に至る。今作は初の長編作品となる。
14:35~14:59(23分)
朝 、翔太が目覚めると、妻のさち子が荷造りをしていた。
テーブルの上には、記入と捺印済みの離婚届。
昨夜、突然離婚したいと言い出したさち子。
何度も理由を聞いたが、翔太には全く理解できなかった。
冗談だとしか思えなかった。
荷造りするさち子は、やけに明るくて、本心は、見えない。
監督 ワタナベカズキ 脚本:ニシオカ・ト・ニール 撮影監督:吉岡 建 カメラオペレーター:岩波芳輝 撮影助手:阿部周一 照明:安田好貴 録音:木原広滋 岸川竜也 美術:片平圭衣子 ヘアメイク:大塚恭子 スタイリスト:榎本嘉子 整音/音楽:ミヤジマジュン 制作:山口加菜
出演 日比美思 岩男海史 山科連太郎
ワタナベカズキ
大学卒業後、TV制作会社入社。
TV番組制作に関わったのちフリーの映像ディレクターとして活動開始。多数の2.5次元舞台、演劇公演に映像演出として参加。活動は多岐にわたる。
14:59~15:15(15分22秒)
生活している中で生まれる「言いたくても言えない葛藤」「相手を気づかう気持ち」などを様々な視点から描いた物語。
誰しもが抱えるであろう「あの時こうしていなければ」という後悔や「思っていることを伝えることでその場の空気を乱してしまうかもしれない」という恐怖感。それらを10代の視点から描きました。
見ていただいた人に深い共感と温かい感動を与える映画。現役女子大学生監督ならではの温かな視点が光る、心に残る短編作品です。
監督 ナナエ 撮影 ウンノヨウジ 協力 平山朝子、佐藤華奈、大谷紗矢香
出演 大谷陽咲、中尾壮位、佐藤斗逢、江里夏、樋沢海久斗、ウンノヨウジ、ナナエ、間瀬翔太
ナナエ
モデルや女優、アイドルとして活躍する一方で、昨年には映画監督としてもデビュー。
現在はミスいちごやmen'segg専属モデルとしても活動中。
【映画】
百奇夜噺ゾキュメンタリー(主役)、Noel(少女役)、人間妖怪鬼鈴(主役) など
【CM】
コカ・コーラ、資生堂 など
【TV】
BSよしもと WHO AMI、プレバト、水曜日のダウンタウン など
PM15:30~
15:30~15:39(8分50秒)
派遣社員として働くアリサは、職場でのパワハラや孤独感に追い詰められ、心が限界に達していた。ある日、ふらつきながら歩いていた彼女は、偶然通りかかったカイに助けられる。カイは、言葉を必要としない「居場所」があるとアリサを導く。それが、誰でも自由に来て、ただ静かにいられる空間「オフレコ部屋」だった。
その部屋には、物静かで優しい聞き役のユウト、そして心を病みながらも職場で明るく振る舞おうとするヤマトなど、悩みを抱えた人々がいた。アリサは最初、言葉を発することもできずにいたが、少しずつ心を開き、自分の過去や孤独、傷を語るようになる。
「オフレコ部屋」での静かな交流を通じて、アリサは自分がひとりではなかったこと、比べなくてもいい場所があることに気づいていく。やがて彼女は、生きている実感を少しずつ取り戻し、一歩を踏み出していく。
監督 冨田優聖 スタッフ 冨田 優聖・ガムシャラ倶楽部
出演 成田光沙・川﨑雄斗・森下開・徳弘大和
冨田 優聖
日本工学院専門学校卒業後17年に助監督としてTBS「ブラックペアン」に初めて参加。
以降テレビドラマや映画作品で助監督として参加。
・山田涼介主演、大人気漫画の実写化の『鋼の錬金術師スカー』『鋼の錬金術師最後の錬成』
・永野芽郁・坂口健太郎主演、知念実希人原作のベストセラー小説『仮面病棟』
・竹中直人、山田孝之、斎藤工の人が共同監督を務めた『ゾッキ』
・二宮和也主演、TBS日曜劇場『ブラックペアン』
・有村架純主演、少女漫画原作、禁断の愛をテーマにした人気ドラマ『中学聖日記
・橋本環奈主演、フジテレビ系の月10ドラマ『トクメイ警視庁特別会計係』
などの作品に携わる。
SNSで反響を呼んだイラストレーターのしらこによる漫画「色の見えない少女」の実写映画作品『色のない少女』で2023年に監督
最近では「ガムシャラクラブ」「コワゾー」「これ本当本当らしいよ』など縦型ショートドラマも監督しています。
2025年現在編集中の初の長編映画である「CROCUS」を編集中2026年公開予定。
15:39~15:50(10分)
派海岸近くに住む主人公の七海。
彼女は大学を卒業後、就職出来ずに実家でニート。
母親には「いい加減働いて」と諭される。
そんな怠け者(よだきごろ)でお金もなく空腹の七海。
長浜海岸でタダで食べられる食糧を探していると
「ご飯行こうよ」と女性をナンパしている直に出会う。
彼と出会ったことにより七海の人生は思わぬ方向へ……。
延岡に伝わる昔話『よだきごろの夢』を現代に置き換えたショートムービー。
監督 知多良
出演 草野明華、紘史郎、吉村志保
知多 良
1988年生まれ、東京都出身。生活と恋愛の映画を撮っている。2016年、世代間格差と恋のはじまりを描いた短編映画『ロープウェイ』が11th 福井映画祭短編部門にてグランプリ受賞。短編『前世、河 童』ではフランスのグルノーブル屋外短編映画祭にて招待上映される。2020年、グッナイ小形『きみは、ぼくの東京だった』MVを監督し米国アカデミー賞公認映画祭Short Shorts Film Festival&Asia Cinematic Tokyo部門にノミネート。2023年3月池袋シネマ・ロサにて監督特集を開催。現在、長編映画『ゴールド』劇場公開準備中。
「メトロノーム」16:08~16:27(18分46秒)
監督・脚本・編集:太田優斗
出演:高輝龍、淡路屋結 、志次湧斗、白岩彩花、本田沙穏、山崎康平、溝口円窓、中岡豊就
高校時代の春輝(18)と夏帆(18)は、メトロノームの同期現象の実験をしながら、将来は監督と女優として一緒に映画を作る夢を誓い合った。
最近、ぎこちない二人。
それは友人の颯太が春輝と夏帆の思い出を元に映画を作るからだった。
そんな時、トラブルで映画が中断してしまう...
撮影:谷口佳音・松岡亮太・石川雄基・OH JONG HUN、 照明:武市朱里・喜多栞菜・浅間凛・MARVEL ELAZARO HENDRADJI、 録音:村山妃雛・大良萌奈・小西沙奈、 整音:神原夢叶、 編集:小原勇真、 カラーグレーディング:MARVEL ELAZARO HENDRADJI 、助監督:小原勇真・笠川博史、 監督補助:WU KA HO、 制作:益滿遼馬・吉田宙記・中村更紗、 撮影協力:大隈文顕、 協力:専門学校大阪ビジュアルアーツ・アカデミー、 監修:磯部鉄平
「届かなかった手紙」16:27~16:30(1分58秒)
監督・脚本・撮影:小山田織音
出演:佐藤菜南 伊藤謙心
ののは喫茶店にケイスケを呼び出し久々の再開を果たす。しかし、ケイスケはほとんどのののことは覚えておらず、ののは次第に悲しくなってしまう。いたたまれなくお店を出るのの。別れ際に手紙をわたす。去っていくのの。封を開くとののとケイスケの16歳のころの二人の写真がある。手紙の日付は2011年3月10日。この手紙は津波で流されて自分のもとには…。