29日(日)、日本教育会館9Fで、第49回の総会・懇親会が開かれました。
総会では、毛利会長のご挨拶に続き用意された議案審議も順調に進み、4名の新入会会員が紹介されそれぞれご挨拶を頂きました。
続く講話では、余市から来賓としてお越し頂いた渡辺副町長から「余市町の近況」が報告されました。その中で余市町の人口が1万7千人を下回った、というところでは会場にため息がこぼれていました。ただワイン産業などで明るい話題が満ちているのはさすが余市ですね。
続いて、ニッカウヰスキーの北村様がマッサンから始まる会社の来歴をお話しされました。
特に、現在ウイスキー人気が上昇する中で、余市に本社を移転したニッカウヰスキーは、世界的な高級ウイスキーの品薄に対応して余市工場への設備投資を拡大しているという嬉しい話題に参加者の皆さんは満足げに首肯されていました。
続いて次の間に移行しお待ちかねの懇親会が開かれました。
参加者の中で最高齢の永江史朗会員(もうすぐ90歳)の乾杯発声で、50名(うちご来賓7名)が参加された懇親会が幕を開けました。
ご来賓の紹介と挨拶に続き登壇された映画「美晴に傘を」を作られた大川祥吾会員からは、全国上映の状況報告と引き続きの応援依頼がありました。
また久しぶりに参加された余市紅志高校同窓会東京支部長の柏谷義晴会員は「各組織会員減少の中でこうして同じ地域を絆とする集まりは大切に引き継いでいきたい」と強調されていました。
なお総会では毛利会長から「柏谷さんを役員に迎えたい、役割は私に一任してほしい」との意見があり満場一致で承認されました。今後柏谷さんも当会役員としてご活躍頂けるものと思います。
楽しい交歓が進む中で今年も恒例の福引が行われました。ニッカさんからのウイスキーをはじめ、参加者の方からも沢山の景品が提供されました。
一段と盛り上がった福引の熱気が冷めやらぬうちにお開きの時間が迫り、「ふるさと」合唱に移りました。
指揮は、昨年会員になられた合唱指揮のプロである高嶋邦幸さん。
冒頭、高嶋さんから「来年の50周年総会では<麦の歌>を合唱しましょう。その為の練習の工夫をしてそれまでに皆さんにお伝えします。今から練習しておいてください」と、素晴らしい提案がありました。
皆さん、来年に備えてカラオケにでも行って練習しませんか!
ふるさとを合唱してお開きとなりましたが、再会を約束しながらいつになく満足されたお顔で皆さん帰路につかれました。
文責 加我