常滑で石炭が窯の燃料として用いられるようになったのは明治になってから。明治33年に常滑陶器同業組合が設立されその設立記念事業として石炭を燃料とする試験窯の築造がなされた。背景には常滑に窯数が増えていく中で燃料の松葉や薪材が不足してきたことがあったらしい。
石炭には以前から興味があって、今回も絶対作ろうと思っていたが、最初、「てびねり」という粘土を少しづつ積み上げていくような技法でやっていてうまく出来なかった。これはその、イマイチ上手くいってない1つ。ゆっくりやれば難しいことはないが1日に何個も作らねばらず焦るとうまくいかない。今見るとそんなに悪くない。