常滑の町を歩くと必ず目にするものの1つ。この焼酎瓶が積み上がって壁になっていたり塀になっていたりする。聞くところによると壁や塀になっているものは全てペケ品、つまり不良品らしい。そう思ってみると、変に歪んでいたり、色が変だったり、ちょっとした引っ掻き傷があったり、作った人はこんな感じでミスったかなと想像が出来て楽しい。なんでこれがダメなの?というものもある。素人目にはわからない。似た形をした硫酸瓶というものもあって、それは口のところにネジが切ってある。
私がいつも思うのは、穴の中になんか嫌な虫がおるんじゃなかろうかということ。全部蓋したい。たまにセメントで塞いだものもある。焼酎瓶の穴の中がどうなっているか(何か潜んでいるか?)は、常滑ミステリーの1つ。1つ別の作品ができそう。