子どもための

映像劇団「時猫」

主宰 岡田 寧


1963年大阪府堺市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。日本映画監督協会会員。
㈱木下プロダクション制作テレビ朝日連続ドラマ「いちご白書」にて監督昇格。木下惠介監督より「おめでとう」の言葉を頂戴する。
どものための映像作品作りを目指し、円谷プロにて「ウルトラマンティガ」を監督。
その後、㈱東北新社、㈱オスカープロモーション等にて監督兼プロデューサーとして活動、多くのテレビドラマや映画を制作・演出する。
また後進の指導にもあたりスターダストプロモーション、スタッフアップ・グループ等の養成所で映像演技を、学校法人東京ビジュアルアーツにてドラマ演出を指導する。
【代表作】
テレビ朝日土曜ワイド劇場「救命士・牧田さおり」シリーズ(2000年より)プロデューサー/監督
映画「ヒナゴン」(2005年)企画
テレビ朝日スペシャルドラマ「めぞん一刻」(2007年)プロデューサー
NHK連続ドラマ「コンカツ・リカツ」(2009年)監督
テレビ朝日スペシャルドラマ「陰陽師」(2015年)プロデューサー


ご挨拶

この度、子どものための映像劇団「時猫」を旗揚げする運びとなりました。

そもそも映画・テレビには「子供のための作品」というジャンルがございました。ゴジラはともかくも、ガメラや仮面ライダー、もちろんウルトラマンなどは元来、子どものためのヒーローです。しかるにいつの間にか、そこにオタクやマニアが現れて、主客であるはずの子供が置き去りにされたように感じてしまうのは私だけでしょうか。

オタクやマニアを否定するわけでは決してありません。子どもこそがオタクやマニアでもあるでしょうし、子どもには砂糖漬けのヒューマニズムだけを与えておけばよいという考えにも与しません。

ただ児童文学とライトノベルが違うように、子ども向けを謳った映像作品が、このストリーミングの時代にもあって然るべきだと考えます。大正の昔、日本には童画というジャンルがございました。武井武雄や初山滋などの童画作家が残した子供のための絵本は、今もなお美しい。また円谷特撮の名作「ウルトラQ」には「カネゴンの繭」(中川晴之助監督)という忘れられない「子ども向け」作品があります。

いずれも大人たちが子どもたちのために知恵と業を絞った結果として、今もなお大人たちからも愛されているのです。

令和にあって昭和の頃のようにボンヤリした少年少女はもう何処にもいないでしょう。学校に塾にクラブ活動に忙しい彼ら彼女らはもはや小さな大人です。しかし、思うのです。そんな忙しい大人の中の子どもにこそ、届けたい物語がある。ピーターパンの冒険やウッディの大活躍だけでない、そこにあるちょっと不思議な物語。

蝉取りや花火の夏、ハロウィンのパレード、雪だるま作りに春の野辺歩き。そんな短編映像を配信するための、小さな劇団があってもよいと思うのです。


2020年9月吉日


最新ニュース


Cineastワークショップ開催


このたびCineastさんのワークショップにて毎週木曜日に演技教室を

開くことになりました。既に演技者としてプロになるための基礎訓練を

受けた方用の実践プログラムです。岡田寧が30年培ったノウハウを

整理し体系化したものを半年で集中講義します。


日程:10月21日(木)より毎週18:00‐21:00

期間:6か月間

場所(予定):CiNEAST STUDIO 東京都品川区大井4-17-14 フタバビル4F

アクセスhttps://www.cineast.jp/workshop/about.html 



岡田寧監督のインタビューが紹介されています。



ポッドキャスト小説部門で人気ランキング1位を獲得!


絶賛配信中


「時猫」主宰・岡田寧が全シリーズ演出を担当しています。特に第3シーズンの

「千利休と天下人たち」はオリジナル脚本も担当。当劇団員も出演しています。


2021年4月‐6月期の新潮講座にて「神楽坂時猫隊」大募集中です。お申込みはこちらまで。

神楽坂ご当地アイドル「時猫隊」の養成講座です。10歳以上18歳以下の少年少女を対象に発声・演技等基礎レッスン及び、未来から来たタイムパトロール「時猫隊」という設定のもと、実際にご当地アイドルとして商店街の宣伝等活動します。

ダンス指導:打越麗子 洗足学園音楽大学ミュージカル講師

音楽監修:ShoMartMusic

10月2日

レッスン日時・場所決定!

毎週土曜日夕方5時から夜8時まで

こひつじ国際共育センター

https://kohitsujikyouikuce.jp/publics/index/23/

〒181-0003 東京都三鷹市北野3-1-3

9月25日 

岡田寧演出ボイスドラマ第一弾公開!

ボイスドラマで学ぶ日本の歴史「星の進軍 第1話」

9月18日

子供部リモート教室 無料体験会開催決定! 

しばらくの間、子供部に関しましては、ズームを使ったリモート教室だけでスタートしたいと思います。レッスン内容はシナリオの読み合わせを中心に行います。 参加資格は10歳以上15歳以下。本クラスは10月10日(土)より毎週土曜日午前10時~11時半までのAクラスと、11日(日)より毎週日曜日午前10時から11時半までのBクラスです。A、B両クラスとも全12回ですが1回だけの受講でも結構です。受講料は1クール12回で、大人クラスの半額1万5千円とします。さらに、無料体験会を開催します。9月26日(土)午前10時~11時半および9月27日(日)午前10時~11時半まで。パソコンかスマホにズームアプリを入れるだけで参加できます。 テキストには宮沢賢治作「虔十公園林」を使用します。。無料体験会参加ご希望者の方は各クラス先着10名様です。応募者多数の場合はクラスを増設します。 

ご父兄様へ

子どもの可能性は無限であると申します。しかし、子どもは日々、たくさんの可能性から一つだけの未来を選択し大人になってゆきます。子どもが演技を学ぶことは、このたくさんの可能性から未来を選択する際の、とても強力なサポートとなってくれると信じます。まずはリモート入門クラスで名作の朗読から始めることにより、無理なく才能の開花を図りたいと考えます。宮沢賢治の「虔十公園林」は短編で著作権がフリーです。インターネットにも全文がありますのでご一読ください。

9月17日 

プロやセミプロを目指される方だけでなく、映像演技にご興味のある方なら、  どなたでも参加できます。難しくはありません。課題シナリオを実際に演じながら、心技体の調和を図ります。シナリオは毎回3分程度のオリジナルを用意。

短編映画「金木犀」

岡田寧監督(2009年)

成人部 16歳以上シニアまで

レッスン回数券制

(1クール12回3万円予定)

10回以上受講の1クール修了者は

自動的に1年間劇団員となります。

2020年10月10日より第1クール開催

クール終了後に短編映像を撮影・配信します。出演者は劇団員より選抜。

レッスン時間と場所

稽古は毎週土曜17時から20時まで、こひつじ国際共育センターにて

バスでのアクセス

●吉祥寺駅から

小田急バス02千歳烏山行き

「南牟礼」下車徒歩4分

●千歳烏山駅(北口)から

小田急バス02吉祥寺行き

「南牟礼」下車徒歩4分

徒歩でのアクセス

●井の頭線久我山駅から徒歩12分