東京芸術大学付属高校、ライプツィヒ音楽大学、ベルリン芸術大学大学院首席修了。8年間の在独中、ドイツ国立音楽学校専任講師、メニューイン音楽財団ソリスト、ノルトハウゼン歌劇場契約団員、東京佼成WOやゲヴァントハウス管弦楽団等、国内外の交響楽団で多数客演を努め、過去通算3,000回を超える演奏会に出演。編曲家や作曲家としてミュージカル作品等も手掛ける。2021年10月清水町文化芸術事業協力員に着任。
吹奏楽指導:20代の頃より多数の中学校や高校の吹奏楽部にて外部講師として合奏指導を行う。多忙な演奏活動のため現場から長く離れていたが、清水町に着任したのちは再び吹奏楽指導に携わる機会が増え、町内外や本州の学校から外部指導者として招かれている。
私の大切にしたいこと
レベルや年齢を問わず、音楽をより深く楽しみたい万人の居場所と拠りどころ。
明確な存在意義と目標のある楽団がこの北海道十勝しみず吹奏楽団であり、またそうありたいと願っています。
楽譜に並んだ音符の羅列を楽器で再生するだけでも充分に楽しいのが音楽演奏です。
しかし、五線の裏には作曲家の想いやカラクリ、情景や情感を思わせる和音進行や芸術性が隠されています。
また音楽フレーズには歌い方のコツや不文律があります。
これらを演奏体験を通じて知ることで、より一層音楽の面白さが分かり、もっと音楽が好きになる。
仲間との演奏が愉しく、練習が捗り、気が付けば自然と上達している。
この好循環が延いては一人一人の人生をさらに豊かにします。
音楽演奏には感情表現が不可欠。
演奏者一人一人の想いが重なり合ってこそ生み出される『音楽』。
人間にしかできない音楽を一番に、演奏者の情熱的かつ魅惑的な音を引き出すべく、私のタクトは宙を舞い続けます。