エンザートはアルミ・樹脂・木材・CFRPなど、めねじの破損を起こしやすい柔らかい素材に対し、ねじ部の補強・補修に最適なインサートナットです。
タップ立てが不要な自力切削式で作業の効率化や引抜強度の向上など様々な効果があります。
エンザート本体の割溝または三つ穴部がタップの代わりに母材を切り進みますので、面倒なタップ立てやゲージ検査が不要です。作業時間・コストを大幅削減することが可能です。
エンザートと一般的なコイルインサートの施工工程の比較です。エンザートはタップ立てやゲージ管理などの工程が不要ですので大幅な工数削減が可能となり、作業の省力化・時間短縮に貢献します。
切粉の除去が不要になるので工程数のさらなる削減が可能です。
切削時の切粉が食品業界や異物混入を防止したい環境に最適です。
専用挿入工具による機械施工とハンド施工、またボルト・ナットによる施工の3種類があります。難度の高い技術は不要で誰でも簡単に施工することができます。
エンザートは内ねじへの負荷を一回り大きい外ねじで支える為、直タップやコイルインサートと比較し高い強度が得られます。
直タップやコイルインサート使用時のめねじ部の損傷を補修できます。
エンザートで補強すれば部品のアルミ化や樹脂化が可能となり製品の軽量化が可能です。