ミクロ経済学I・II講義ノート

ミクロ経済学I過去問

ミクロ経済学II過去問

数理経済学過去問


ミクロ経済学I2024年度定期試験講評

無差別曲線が右下がりであることを証明する問題はよくできていました.

無差別曲線と予算線が交差する消費計画が最適消費計画でないことを示す問題があまりできていませんでした.問われていないこと(無差別曲線と予算線が接する消費計画が最適消費計画であること)を示している答案が散見されました.


ミクロ経済学II2023年度定期試験講評

全体的に,あまり出来が良くなかったです.

需要曲線のシフトに伴って均衡がどう変化するかを説明する問題では,下級財の市場についての問題であることを踏まえていない解答が多く見られました.

エッジワース・ボックスで,両消費者の無差別曲線が交わる(交差する)点は,パレート効率的でないことを説明する問題では,図を用いずに説明している解答が多かったです.図がなくても説明は可能でしょうが,図があったほうがより分かりやすい説明になると思います.

部分ゲーム完全均衡や部分ゲーム完全均衡で実現する経路を求める問題が,基本的な問題にもかかわらず,あまりできていませんでした.


現代社会に生きる(数理で経済を読み解く)講義ノート