C3,A3モーターをfreezeさせるときは、それらの値がtolerance内にモーター値が収まっていることを必ず確認してください。もしも収まっていないと、スキャン中、分光器を動かすたびに、SPICEは目標値に到達していないと勘違いして所定回数リトライを行います。大幅に時間を無駄にします。
アナライザドラムと検出器ドラムの間のスペーサの隙間からダイレクトビームが入り込み高いバックグラウンドの原因となります。2022年第6サイクルログ#135あたりを参照のこと。
震度3以上の地震があった場合、特に直下型(縦揺れ)が起きた場合、C1がずれる可能性が高いので実験を中断し確認すること。
体感的(菊地)ではエネルギートランスファーが2 meV以上の測定時には気が付きににくい。2 meV以下ではtime-actが伸びる(0.5 degずれると1.5倍に)ため気が付きやすい。
一度0 meVにして"scan c1 45 46 0.1 preset monitor 30000”を実行する。